明日、熊本へ向かう。熊本近代史研究会のシンポジウムに参加するのだが、同研究会は55周年だとのこと。わが研究会よりずっと歴史がある。
ついでに熊本県立美術館に行くつもりである。浜田知明の特別展が開催されている。浜田知明の展覧会は、数年前神奈川県立美術館(葉山)でも行われていて、わざわざそれを見に行ったことがある。
浜田の絵の存在を知ったのは、鹿野政直氏の本からである。『兵士であること 動員と従軍の精神史』(朝日新聞社)という本に浜田の絵が使われ、また浜田に関する言及もあった。その本を読んだとき、どうしてもみたいと思っていたところ、神奈川県立美術館でやっていたのだ。
浜田は熊本県出身。だから熊本県立美術館は浜田の絵や版画、彫刻などを集めているのだ。
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event_cal/pub/detail.aspx?c_id=10&id=65&trk_kbn=N
そのあと、平戸をまわって帰るつもりである。平戸は、近世初期、オランダやイギリスがそこを拠点として海賊行為を行っていたところだ。
平戸はなかなか不便なところである。昨年も九州に行き、そのときは肥前名護屋城跡にも足を伸ばした。そこからはあまり遠くないので、そのときに行っておけばよかった。
これで九州の主なところはほとんど廻ることになる。