Journalism10月号が届いた。最近のJournalism誌は、大いなる知的触発をもたらしてくれる。
今日来たばかりだから、全てを読んでいるわけではない。
最初に読んだのは、巻頭にある漫画家の新田たつおさんの文。彼は今『隊務スリップ』という漫画を描いているという。まったく知らなかった。この漫画家の名はもちろん、この漫画も、また映画などにもなった『静かなるドン』も知らなかった。
この漫画家のことを知り得ただけでも、今月号は価値がある。
新田さんは、日常を生きていくなかで、ふと安倍政権がしていることに疑問をもった。そして奇想天外の内容の連載を始めた。企業に就職した者が軍隊に出向させられ、戦争に参加する・・・・
そういう漫画を書き始めたら、現実が、その漫画のあとをついてきたと書いている。
次に神奈川新聞の石川学さんの文を読んだ。今ボクは、神奈川新聞が連載していた記事をまとめた『時代の正体』という本を注文している。地方のジャーナリズムはなかなか頑張っているところもある。
この文を読んで、いろいろ考えさせられた。辺見庸氏のコメント「現在は平時か。僕は戦時だと思っています。あなたが平時だと思うなら、反論してください。でないと議論はかみあわない」、これについてはボクはどこかで読んでいる。
戦時は、平時だと思っているその延長線上に突然出現してくるのではなく、まさに平時と戦時はきれめなくつながっている。あの「参戦法案」が成立しているとするなら、まさに今は「戦時」と捉えたほうが良い。
あらゆるところで、教育や地方自治、排外主義など「戦時」が姿をあらわしている。
こういう文を読んでいると、ボクは、まだまだがんばりが足りないと思う。
未来の世代から「自民党、公明党の政権が、こんな時代にしたことに対して、あなは何をしていたのか」という想定される問い、それはボクが大人たちに投げかけた問いでもあるが、それを受けないために、どうすべきか。
今夜、「戦争をさせない市民の会」の会合がある。
内田樹氏や小林節氏の発言などへの言及は、考えさせられることが多い。
『隊務スリップ』を読まなければならない。
今日来たばかりだから、全てを読んでいるわけではない。
最初に読んだのは、巻頭にある漫画家の新田たつおさんの文。彼は今『隊務スリップ』という漫画を描いているという。まったく知らなかった。この漫画家の名はもちろん、この漫画も、また映画などにもなった『静かなるドン』も知らなかった。
この漫画家のことを知り得ただけでも、今月号は価値がある。
新田さんは、日常を生きていくなかで、ふと安倍政権がしていることに疑問をもった。そして奇想天外の内容の連載を始めた。企業に就職した者が軍隊に出向させられ、戦争に参加する・・・・
そういう漫画を書き始めたら、現実が、その漫画のあとをついてきたと書いている。
次に神奈川新聞の石川学さんの文を読んだ。今ボクは、神奈川新聞が連載していた記事をまとめた『時代の正体』という本を注文している。地方のジャーナリズムはなかなか頑張っているところもある。
この文を読んで、いろいろ考えさせられた。辺見庸氏のコメント「現在は平時か。僕は戦時だと思っています。あなたが平時だと思うなら、反論してください。でないと議論はかみあわない」、これについてはボクはどこかで読んでいる。
戦時は、平時だと思っているその延長線上に突然出現してくるのではなく、まさに平時と戦時はきれめなくつながっている。あの「参戦法案」が成立しているとするなら、まさに今は「戦時」と捉えたほうが良い。
あらゆるところで、教育や地方自治、排外主義など「戦時」が姿をあらわしている。
こういう文を読んでいると、ボクは、まだまだがんばりが足りないと思う。
未来の世代から「自民党、公明党の政権が、こんな時代にしたことに対して、あなは何をしていたのか」という想定される問い、それはボクが大人たちに投げかけた問いでもあるが、それを受けないために、どうすべきか。
今夜、「戦争をさせない市民の会」の会合がある。
内田樹氏や小林節氏の発言などへの言及は、考えさせられることが多い。
『隊務スリップ』を読まなければならない。