基本的に、テレビも新聞も、「2012年体制」(それは日米安保体制と密接につながっている)を支えるものであると、私は思っている。「朝日」や「毎日」はリベラル系だと言われているが、社説の動向を分析すれば、体制と歩調を合わせていることがよく分かる。
そういうメスコミ状況のもとで、私は『東京新聞』を購読し、テレビはみず、そのかわりユーチュブの番組を見ている。その筆頭がデモクラシータイムスである。ほぼ毎日新たな番組を流しているが、学ぶところが多い。それぞれのテーマに精通している人が解説してくれるので、日々流される碌でもない情報を頭に入れることはないので助かる。
今週号の『週刊金曜日』に、その中心にいた早野透さんのことが記されている。もと朝日新聞記者で、田中角栄の著書もある。11月5日、心不全で突然亡くなられた。77歳だとのこと。残念というしかない。
最近心不全でなくなる方が多いように思える。まさかコロナワクチンが原因となっているのでは・・・と思ってしまう。ついでに帯状疱疹で苦しむ人も増えている。これもコロナワクチンによる免疫力の減退が原因ではないかと思ってしまう。
話は逸れたが、このデモクラシータイムスと、Arc timesは、なかなかよい。ジャーナリズムの精神が生きている。
『週刊金曜日』はジャーナリズム精神が横溢しているが、今週号は冤罪をとりあげ、中身の濃い特集となっている。また「標的の島」を制作した三上智恵さんのインタビュー、これからメディアの世界に入る人たちのための講座であるが、こういう講座を体験した若者が、ジャーナリズム精神をもってメディアの世界に入っていって欲しいと思う。それでもこういう人は少ないだろう。
現実の政治やメディアには絶望するばかりだが、こうしたジャーナリズム精神をもったマイナーなメディアには期待が持てるというものだ。