リニア新幹線のトンネル工事に伴い、水涸れが起きている。岐阜県だけではなく、長野県でもである。おそらく、このまま進んで行けば、他の地域でも同じことが起きることであろう。
私ははじめから、リニア新幹線なんかはまったくいらない、いったい何のために、大きな自然を破壊してまで、またばく大な電力を使ってまでつくらなければならないのか。東海道はすでに新幹線、在来線、東名高速道路、新東名高速道路があって、関東、関西の交通には問題はない。何のために、というとき、おそらくは原子力発電を再稼働させるため、ということがあるのではないかと疑っている。
また大阪万博も、まったくやるべきではないものだ。大阪維新の幹部たち(橋下、松井ら)がアベや菅との談合で、博打施設であるIRのために誘致したのが万博で、IR企業のためのインフラ整備に利用しようしたためだといわれている。
これらの事業に、ばく大なカネが費やされる。このカネが、人びとに直接役立つようにつかわれるなら、日本はもっと住みやすい社会になるだろうに、自民党・公明党政権はそんなことを露とも考えない。彼らは、これらの事業につながることによって、おそらくカネが自分たちにもはいってくるだろうと思っているはずだ。とにかく、日本の政治はすべて利権につながっているからだ。
さて万博工事には多くの労働者ガ働いている。彼らの勤労意欲もあがっていないそうだ。