窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

祇園寿司 衣川

2014年02月20日 | 食べ歩きデータベース


  いよいよソチ・オリンピック、フィギュアスケート女子ショートプログラムが始まりますね。代表の皆さん、頑張ってください。

  さて、先日大阪で会合があり、「祇園寿司 衣川」へ初めてお邪魔してきました。こういう時でもなければ滅多に食べないフグ鍋のコース、このブログでもフグが登場するのは「とらふぐ亭 関内店」以来、三度目でしょうか。



  まずは皮刺し。ふぐの皮を千切りにして葱、ポン酢で和えたもの。



  続いててっさ、つまり薄づくりです。今回はしゃぶしゃぶにすることなく、そのまま。



  鰭酒ですが、鰭の多いのにびっくり。



  ネギをふぐの腸で巻いたもの。ベーコンアスパラにしか見えませんが、非常にあっさりとしていました。



  とうとみ。フグの外皮の部分です。何故「とうとみ」というのか考えてみたのですが、フグの皮を剥いた状態を「身皮(みかわ)」というのだそうです。なるほど、「みかわ(三河)」の隣だから「とうとうみ(遠江)=とうとみ」。誰が呼んだのか分かりませんが、さすがです。

 

  ふぐちり。最初は透明だった鍋がふぐの身や野菜、隠し味などで次第に白濁したスープに変わっていきます。



  ちょうど旬の白子。中がトロリとした白子はまるまると太っていて、ポン酢で和えると絶妙です。



  半分を白子焼にしましたが、外側は焼いた餅のよう。しかし、コクのある白子を大量に食べ過ぎてやや食傷気味でした。



  旨味が十分溶けだしたころで、締めの雑炊。薄味なので、関東の人にはポン酢を加えた方が良いと教わりました。

祇園寿司 衣川

大阪市中央区東心斎橋2-3-14
カマロファッションプラザ1F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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