窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

手軽なワインと旬の料理-Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

2016年07月07日 | 食べ歩きデータベース


  リーズナブルで美味しいワインと旬の食材を使った料理が楽しめる、成城石井がプロデュースするLe Bar a Vin 52。麻布十番から横浜はベイクォーターと関内にやってきました。



  梅雨の合間の蒸し暑い夕暮れ、早速始めましょう。まずは食前のスパークリングから。僕の好みでもありますが、蒸し暑い日にちょうどいいスッキリ爽やかなジャクリーヌ・ブリュット。柑橘系の香りと滑らかな口当たりで食欲を刺激。



  数種類のパンは、そのままと胡椒を加えた2種類のオリーブオイルで。



  食事もやはりさっぱりとしたものから。国産スモークチキンと岐阜産麗夏トマト、パクチーのエスニックサラダ。山盛りのパクチーとスモークチキンの薫りが良く合います。パクチーのお好きな方にはお勧めのサラダ。



  食事に合わせるワインは、レ・フォリ・シフェ ミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワール シュール・リー 2013(Les Folies Siffait Muscadet Coteaux de la Loire Sur Lie)。青りんごを思わせる香りにしっかりとしたミネラル感。すっきりとした辛口で、やはり蒸し暑い夜にはピッタリの白ワインです。



  フランス産カマンベールの丸ごと焼きチーズフォンデュ、彩り野菜添え。家でもお酒のお供にはカマンベールチーズが欠かせない僕としては、一発で惹かれたメニュー。



  7種類の彩り野菜のオーブン焼き、クリーミーバーニャカウダソースと。目の前でご一緒していたのが八百屋さんだからという訳ではありませんが、旬の野菜はシンプルにグリルすると本当に美味しいです。残念ながら今はもう無くなってしまいましたが、以前よく行った宮元町のVerdura trattria Marcでも野菜のグリルは定番でした。



  Le Bar a Vin 52特製お肉料理3種類グリル盛り合わせ。色々なお肉を一度に楽しめるお得なメニュー。塩、西洋わさび、粒マスタードで。



   ワインの切り替え。カミリアーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ2013 (Camigliano Rosso di Montalcino)。ミディアムボディで飲みやすいワインですが、樽由来のコーヒーのようなニュアンスが感じられ、肉料理に合わせやすいワインでした。



  九州産黒毛和牛サーロインのグリル。写真の通り、納得の食べごたえ。



  オーストラリア産骨付き仔羊グリル。迫力ある、大ぶりの骨付き仔羊。仔羊ということで独特の臭み(本当はこれが好きなのですが)はあまり感じられず、少々脂身が多い気がしました。



  しかし、これに合わせたワインが当たり。シャトー・ラトゥール・カルネ 2009 グラン・クリュ クラッセ メドック公式格付第4級 AOCオー・メドック(Chateau La Tour Carnet 2009 Grand Cru Classe du Medoc en 1855 AOC Haut Medoc)。2009年はボルドーの「世紀のヴィンテージ」と言われるほど当たり年だったそうですが、しっかりとしたタンニンが仔羊の脂身をしっかりと押さえ、かつ肉のうまみを引き立ててくれました。お肉とワインのおしどり夫婦です。

  ワインにせよ、料理にせよリーズナブルな価格。加えて気軽に立ち寄れそうな雰囲気の良いお店でした。

Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 関内店

神奈川県横浜市 中区南仲通1丁目13



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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