窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

実は初めてでしたー横浜八十八(吉田町)

2025年02月13日 | 食べ歩きデータベース


 1月20日、明治43年(1910年)創業、横浜でとてもよく知られた鰻の老舗「八十八」さんに初めてお邪魔しました。僕の祖父は明治41年(実質40年ですが)伊勢佐木町5丁目生まれ。ですから、他界した祖父と同じくらい歴史があるお店ということになります。

 ここ吉田町店は、「都南ビル」という名前に残っている通り、旧都南貯蓄銀行本店(現横浜銀行)があったところです。このビル自体も1930年竣工と歴史があり、お店は銀行の金庫をそのまま個室として活用しています。今回、そのお洒落な金庫部屋に案内していただきました。

鰻がまるまる一尾のった鰻重は、若い国産鰻を使っているそうです。箸でつかむのが困難なほど柔らかいのですが、それでいて意外と脂っぽくなくさっぱりとしていました。



 お酒も「鰻に合うお酒」ということで、お店の方が大分県萱島酒造の「西の関」というお酒を選んでくださいました。生憎、僕はお酒を止めているところなので飲めなかったのですが…。



 コースだったので、鰻重以外のお膳もご紹介します。

<一の膳>
・ゆり根豆腐 とびっこ アプリコットソース
・蓮根餅 筍おろしあん 梅麩
・鮭しんじょう粕汁
・柚子釜盛り 大根なます 炙り帆立 海老 柚子ジュレ
・紫芋ようかん 酒盗クリームチーズ
・湯葉 黒豆 柚子みそ

※「とびっこ」は、トビウオの卵のことです。



<中皿>
・天然鮮魚二点盛り

割烹蒲焼 横浜八十八 吉田町店



神奈川県横浜市中区吉田町10 都南ビル1階

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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