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CS進出をかけ熾烈な3位争いを繰り広げる両チームの直接対決、第3ラウンド。一昨日、昨日と連勝した3位横浜は、怪我で離脱していた主力が次々と復帰し勢いを増してきた4位ヤクルトとの差を4ゲームに広げています。
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横浜は3戦目にヤクルトと相性の良い石田投手を中4日で当て、三連勝を狙います。
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台風13号の影響で心配された雨もあがり、湿度60%を超える蒸し暑い中、駆けつけた観衆27,665人。この日はビール半額というサービスもありました。
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一方、ヤクルトの先発は石川投手。
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1回は両先発とも三者凡退の立ち上がり。試合が動いたのは2回裏、まずこの回先頭の筒香選手がセンターに抜けるヒットで出塁します。
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続く宮崎選手は四球を選択し、無死二塁・一塁。
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梶谷選手はタイミングは合っていたものの、ややバットの先だったか、センターへの大飛球でアウト。しかし、続く倉本選手のライト前ヒットで一死・満塁とします。
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そしてこのところ打撃好調の戸柱選手がセンターへタイムリーヒット。まず横浜が先制します。0vs2。
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石田投手は送りバント失敗で二死となりますが、1番に返って桑原選手がさらにヒットで続き、再び満塁。
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ここで二番白崎選手は死球を受け、押し出しによる追加点。しかし、ロペス選手はセンターフライに倒れ、打者9名を費やした攻撃もここで終了。0vs3。しかし、この流れであればもう少し攻め切りたかったところでした。
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序盤の大きなヤマを迎えたのは4回表。ヤクルトは二番比屋根選手から山田選手、バレンティン選手へと続く好打順。この回は、サード白崎選手が山田選手の強烈なライナーをダイビングキャッチ。好プレーにも助けられ、石田投手は三者凡退で切り抜けます。これにより、試合の主導権は完全に横浜へ。
石田投手は6回を86球、4安打無失点。10勝目の権利を得て降板します。しかし、結果論になってしまうのですが、この継投が試合の流れを大きく変えてしまいました。
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7回表、横浜はバレンティン選手に相性の良い加賀投手が登板。そのバレンティン投手は見事三振に打ち取りますが、続く鵜久森選手にライトへヒットを浴びます。
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横浜は勝ちパターンの継投に入り、三番手田中投手が登板。この試合で55試合目の登板、防御率1.85と極めて安定感のある投球を見せてきた田中投手ですが、この日は明らかに球が走っていませんでした。
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まず骨折から復帰した川端選手にセンターへのヒットを浴び、一死三塁・一塁。
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続く荒木選手にはライトへの二塁打を浴び、1vs3。
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さらに西田選手にも二塁打を浴びて、同点。続く坂口選手にもヒットを許します。
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横浜は四番手として、こちらも55試合目の登板、防御率2.74の須田投手に交替。
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西浦選手を討ち取り二死とするものの、代打雄平選手にはショートの頭を超える何とも不運なヒットを許し、ついに逆転、4vs3。
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8回表。横浜は抑えから中継ぎに回った山崎投手が登板。ここ数試合は球の走りが戻っていたのですが、この日は二塁打と2つの四球で二死満塁のピンチを作ると、坂口選手にタイムリーを浴び、5vs3。
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8回裏。横浜は宮崎選手の四球と梶谷選手のヒットで無死二塁・一塁のチャンスを作りますが、倉本選手のセカンドライナーに二塁走者宮崎選手が飛び出し、帰塁できず。反撃のチャンスもあえなく潰えました。
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収穫と言えば、9回表に登板したザガースキー投手が球威・制球共に良かったということぐらい。
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結局横浜は、勝たなければいけない試合を勝たなければいけない展開にもかかわらず落としてしまいました。もし勝っていれば、残り13試合で5ゲーム差となったところ、敗れたことで3ゲーム差。横浜にとっては極めて痛い敗戦でした。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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