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4月4日、京都御所南にある割烹佐楽さんにお邪魔しました。店主の佐藤俊介さんは、何と前職でしかも25年前の同じ時期に同じプロジェクトで共に仕事をしていたという方です。当時は面識ありませんでしたが、年齢も同じであまりの偶然に驚くばかり。元々多方面に散っていくことの多い職業でしたが、和食の料理人に転じたという話は聞いたことがありません。
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さて、そんな驚きの出会いで盛り上がった後、お料理は店主のお任せで。上の写真はもちもちした雲竜豆腐。写真を取り損ねてしまったのですが、その後
●氷魚(ひうお:アユの稚魚)とうるい(オオバギボウシの若葉)と菜の花。
●イイダコの黄身酢がけ
と京風のお鉢が出てきました。
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お酒もお任せで。店主が焼いた猪口で吞むこともできます。今回のお酒は、
●風の森(奈良)
●上喜元(山形)
●初亀(静岡)
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つづいてスッポンの小鍋仕立て。旨味の詰まった薬膳鍋のようで体が温まります。
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お刺身はシマアジ、タイ、ミルガイ。良いお魚は味が濃い。
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ホンモロコの漬焼きと自家製からすみ、バイガイ、赤ナマコ。ホンモロコというのは琵琶湖に棲むコイ科の淡水魚で高級魚だそうです。甘露煮のように甘く焼いてありますが、パリッとした皮に身がまるまると太って柔らかく、とても美味しかったです。
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若竹煮。
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鰤のご飯。鰤の炊き込みご飯というのはあまり聞いたことがありませんが、それ以上に西洋料理ではないかと思うほど濃厚な味わいが驚きでした。鰤は大好きな魚ですが、こんな深みが出せるとは…。
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デザートは作り立てのくずきり(桜の蜜)でした。
静かにお酒と京都らしいお料理を楽しめるお店。次回はカウンターでいろいろとお話をうかがいたいです。
割烹佐楽
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京都府京都市中京区五丁目239-1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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