窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

立ち飲みフレンチおでんポトフ・ストアー-吉田町

2020年11月08日 | 食べ歩きデータベース


 4月に惜しくも閉店した「L'Atelier build」の沼田淳さんが、10月10日、吉田町にフレンチとおでんが融合した立ち飲み屋「ポトフ・ストアー」をオープンしました。閉店直後から先の見えないコロナ騒ぎ、新規開店にこぎつけるまでさぞご苦労されたのではないかと思います。以前、このブログでご紹介した「うまかつ」さんのすぐ隣です。

 フレンチの修業をされていた沼田さんの生み出すおでんに合わせ、前のお店と同様、国産ワインにもこだわっています。訪れたこの日は、非常に寒かった野球観戦の後。ひときわ温まるおでんが嬉しいです。



 そして最初の一皿から、日仏折衷の極み!牛タンのラビゴットソース。ラヴィゴットとは、フランス語の”ravigoter”(元気を出させる)に由来するそうですが、驚くほど柔らかい厚切りの牛タンは、まさに元気の出る一品。



 続いて牛もつ煮込み。



 山梨県産、あの「ふじっ子」のフジッコワイナリーの「フジクレール ゴールド 赤」。何と1升瓶に入っています。マスカットベリーA88%、メルロー10%、ベリー・アリカントA2%。ミディアムボディで、デリケートなおでんの味を邪魔しません。



 名前を忘れてしまいましたが、ソーセージと鶏団子に何やらフレンチ風のソースがかかっています。



 この日の逸品は、「大根ポルチーニソース」。子供の頃から大好きなポルチーニ茸のスープ(ソース)におでんの大根が合体するなんて!驚きの組み合わせでしたが、実に味わい深くて美味しかったです。きのことシミシミ大根の旨味、欲張りですね。



 隣にいた埼玉から来たというおじさん(といっても、ほぼ同じ年齢ですが)お勧めのテリッシュ・メルロー。やや重めのブルガリアワインです。アルコール度数が14%と高く、軽くタンニンもあり、食後に口の中をさっぱりさせるには良いワインでした。

 何より立ち飲みで気軽なのにおでんがお洒落なのが良いですね。

ポトフ·ストアー



神奈川県横浜市中区吉田町5−4 第6吉田ビル



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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