「特別展 京都 公式アプリ『洛中洛外図屏風舟木本』」リリース

10月8日から東京国立博物館で開催される「特別展 京都ー洛中洛外図と障壁画の美」展。


「特別展 京都ー洛中洛外図と障壁画の美」@東京国立博物館(10/8~12/1)

京都を舞台にした戦国期より江戸期の障壁画や屏風絵を展観。洛中洛外図屏風の全ての指定品(国宝・重文)や二条城大広間や黒書院の障壁画などが東京へ。また散逸した龍安寺の障壁画などがアメリカより里帰りします。

展覧会の内容などは、以前に参加した記者発表会の記事でもまとめてあります。あわせてご覧ください。


「特別展 京都」 記者発表会(拙ブログ)

さてこの京都展、かねてより「洛中洛外図屏風舟木本」をテーマとしたiPhone(iPad)アプリが公開中。無料版を既にダウンロードした方も多いかもしれませんが、9月4日(水)、ついに有料の完全版がリリースされました。

というわけで私もダウンロードしてみることに。iphoneからApp Storeにアクセスへ。キーワードに「舟木本」と入力するとすぐに出てきました。



それではトップ画面から。コンテンツは主に3つです。舟木本を自由に拡大して閲覧出来るコーナーと「舟木本のQ&A」、そして「60秒検定」と題した舟木本検定があります。



早速、舟木本を拡大すると以下の画面の通り。さすがの高精細画像です。細部の細部、人物の生き生きとした表情までがくっきりと浮かび上がってきます。



ちなみに先行する無料版では屏風の一部のみしか閲覧出来ませんでしたが、有料完全版では全画面、京都の隅々まで拡大可能です。これぞアプリの醍醐味と言えそうです。



さて続いては「舟木本Q&A」。怒濤の全152問。しかもフランクな語り口なのにかなり専門的です。また初めは「誰が描いたの?」や「いつ頃の京都が描かれたの?」といった基本的な内容ですが、その後は「桜の枝、折っちゃってますが?」に「なぜ顔を隠すの?」、そして「客引きが強引ですね?」などとマニアック。知らないことばかりです。



舟木本の様々なシーンをピックアップしての解説が続きます。



そして「舟木本 60秒検定」です。こちらは参加型のクイズ形式の舟木本検定。全部で12問あり、1問僅か3秒。早押しクイズさながらに回答しなくてはなりません。(結構大変です。)



また何パターンからあるようで、質問内容もその都度変わります。凝ってました。



最後に嬉しいのは「展覧会情報」です。本アプリ内の「割引券」画面を東京国立博物館正門チケットブースで提示すると、入場料が当日料金から100円引きになります。(但し他の割引との併用は出来ません。)

これだけ楽しめて価格は450円。ただし9月4日(水)から10日(火)までの間はリリース記念価格として250円でダウンロード可能。これはお得です。

ただ私の回線の問題か、アプリを落とすのにもの凄く時間がかかりました。(時間に余裕のある時をおすすめします。)最低Wi-Fi以上、LTE環境、もしくはPCからのダウンロードがベストです。また容量もかなりあります。iPadの方がより楽しめるかもしれません。



「特別展 京都」の公式アプリ「『洛中洛外図屏風 舟木本』完全版」。展覧会前に楽しむのも良いのではないでしょうか。まずは記念価格展開中の9月10日(火)までにお早めにどうぞ。

「特別展 京都ー洛中洛外図と障壁画の美 公式アプリ『洛中洛外図屏風 舟木本』完全版」
対応端末:iPhone、iPad、iPod touch *Android版はありません
カテゴリ:教育
入手方法:App Store
価格:450円 *リリース記念特別価格(日本時間9/4~10限定)250円
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