◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

ちゃんとしゃべれ! 変だなと思ったらどうする?

2007-07-01 12:21:01 | 電子書籍(でじたる書房)
                       どうする?
 私は変な日本語アレルギーです。ディクテーション(テープ起こし)で変な日本語を聞きすぎて許容量を超えてしまい、ついにはアレルギーを発症したというわけです。これがどんどん重症化するのでこれはまずいと思い、愚痴を言う代わりに書いていたアレルゲンのメモを、昨年末、電子書籍にしました。そして、ブログを開設し、続きを日々書いているというわけです。
 日本語をテーマにしたテレビ番組でも既存の出版物でもまだまだ認識が甘く、現状はもっとひどいことになっています。変な日本語を毎日聞かされ、すっかり慣れて鈍感になっていませんか。アナウンサーやキャスター、ナレーターといった、人前で話す職業の人たちも、自分が間違った日本語を話していることに全く気づいていないのです。だからいつまでも直らないのですね。
 そもそも、自分の話している言葉が正しいか正しくないかを気にしている人は、はっきり間違いだと分かれば自分で修正することができますが、残念ながら、間違いばかりを聞かされているとだんだん慣れてきます。そして、いつの間にか間違いのほうに引っ張られていってしまうのです。もちろん、時代に合わせて変化していくものはあって、言葉も例外ではありませんが、「変化」と「乱れ」は違います。
 時間があれば、そのつど自分で調べて正しい日本語を確かめればいいのですが、これはなかなかできないことです。私は、たまたま仕事の中でそういう作業を即座にすることができたから正しい日本語を整理することができたのですが、皆さんも、「ん? なんか変だなぁ」と思ったら、その疑問を忘れないで、できるだけ確かめてくださいね。
 でじたる書房は http://www.digbook.jp です。
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ちゃんとしゃべれ!気づいていますか。

2007-06-01 09:43:52 | 電子書籍(でじたる書房)
                  おいらは視力が弱いのだ
 でじたる書房の電子書籍は、「でじブックリーダー」というソフトで読みます。私はほぼ一日中パソコンの前にいるので画面をかなり暗くしているのですが、でじブックは下地が真っ白ではないので、刺激が少なく、目にもやさしいのですよ。本の下にある水色の細い線をクリックするとその辺りのページが開き、ページの端の△印をクリックすると紙がめくれる、リアルな本のような感じで、しおりも挟めます。電子書籍は、紙の本ではできない「検索」ができて、「ちゃんとしゃべれ!」のような実例集にとって、やはりこの機能は便利です。
 でじブックリーダーをインストールする際にセキュリティの警告が出たら、安全なので「許可」してください。設定を変えるよう指示される4項目のうち、3項目はもともと指定と同じ設定になっていて、実際に変えるのは1項目だけです。インストールが終わったら元に戻してもかまいません。WindowsXP SP2だと、「情報バー」という青いバーが上の方に出るので、出たら、そこをクリックして「ActiveXコントロールのインストール」を選択してください。
 世の中にあふれている間違いに気づいていますか。気づかなければ直せません。気づけば直せますよ、直そうという気持ちさえあれば。このごろは、人前で話すことが職業という人たちですらお手本にはならず、むしろ、テレビによく出る一般の人、いわゆる文化人枠で出ているような人のほうがまともな日本語だったりします。いつまでも自分の話し言葉に無関心でいたら、思うように意思が伝わらず、変なところで変な苦労をすることになります。また、相手の話し言葉がおかしくても同様ですね。さて、どうしましょうか。
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ちゃんとしゃべれ!気づけば直せる。

2007-05-01 11:35:15 | 電子書籍(でじたる書房)
                 安全だしぃ~
 でじたる書房の電子書籍は、「でじブックリーダー」というのをダウンロードして読むのですが、リアルな本のような感覚で読めて面白いですよ。本の下にある水色の細い線をクリックするとその辺りのページが開き、ページの端の△印をクリックすると紙がめくれる、しおりも挟めて、すぐに面白さが分かります。でじたる書房は http://www.digbook.jp で、「はるなゆき」で著者名検索すると、青いメガネをかけたハムスターが「ちゃんとしゃべれ!」と言っている表紙と紹介文が出てきます。無料お試し版があるので、一度ごらんください。さすがに電子書籍らしく、紙の本ではできない「検索」ができますから、「ちゃんとしゃべれ!」のような実例集にはこの機能がやはり便利です。
 でじブックリーダーをインストールする際にセキュリティの警告が出たら、安全なので「許可」してください。設定を変えるよう指示される4項目のうち、3項目はもともと指定と同じ設定になっていて、実際に変えるのは1項目だけです。それに、インストールが終わったら元に戻してもいいのです。こういう方面に私より詳しい人に聞いたら、別に元に戻す必要はない、どうしても気になってしょうがないなら戻せばいいし、どっちでもいいよ、ということで、私はそのままにしてあります。別に何も支障はありません。WindowsXP SP2だと、「情報バー」という青いバーが上の方に出るので、出たら、そこをクリックして「ActiveXコントロールのインストール」を選択してください。
 間違いに気づかなければ直せません。気づけば直せますよ、直そうという気持ちさえあれば。日本人の体格も顔も、食生活も、かかる病気の種類も、あらゆるものが時代とともに変化しますし、言葉も日々変化していますが、やはり、それでいいものとそうでないものがあります。敬語にしても、現代には無用のものかというと決してそうではなく、敬語本来の役割と有用性は今も変わりません。シンプルでさりげない敬語を使える人はすてきですから、私もそうなりたい、若い人たちにもそうなってほしい、そういう思いで、今、ブログの記事を書きながら徐々に頭の中を整理しています。人間の内面の変化は言葉に表れます。その人の考えていることは、言葉そのものに、そして、言葉に対する態度に表れます。いつまでも無関心でいたら損しますよ。
 
 能登有料道路は全線開通し、仮設住宅への入居も始まっています。先日、ニュースを見ていて、おっ、谷本知事、久々のスーツ姿だ、と思ったら、次の場面では、のとじま水族館で新しいイルカプールにウエットスーツを着て潜っていました。うわ~(^^)。
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ちゃんとしゃべれ! 気づかないと直せない。

2007-04-01 10:20:18 | 電子書籍(でじたる書房)
 私は‘ 変な日本語アレルギー ’です。ディクテーションで毎日変な日本語を聞かされて許容量を超えてしまい、ついにアレルギーを発症したというわけです。どんどん重症化するので、書きためたアレルゲンのメモを、昨年末、電子書籍にしました。タイトルは「ちゃんとしゃべれ! あなたの日本語 ここが変だから直してください」です。「でじたる書房」の「教養」「一般教養・雑学」というカテゴリーにありますが、内容は、興味のあるなしにかかわらず‘ 日本人に必須 ’です。
 「でじたる書房」は http://www.digbook.jp 「はるなゆき」で著者名検索すると、青いメガネをかけたハムスターが「ちゃんとしゃべれ!」と言っている表紙と紹介文が出てきます。
 私の言う変な日本語とは、「あいうえお」でなければいけないところを「か・にう/せ-ほ」と表現すること、その立場のしかるべきレベルに達していないことで、それでも本人はこれを「あいうえお」と言っているよ、これでいいんだよとかたくなに思い込んでいるのですから、ここが問題なのです。「aiueo」でも「AIUEO」でも「アイウエオ」でもいいのです。個性、味わい、方言、しゃれ、便利、親しみ、柔らかい、楽しい、分かりやすい、美しい、そういうものはそれでいいのです。
 よく聞こえない、誤りが多くて読みにくい、正誤をほとんど気にしていない、何を言っているのか、何を書いてあるのか理解できない、いちばん肝心なことが伝わってこない、はっきりしない、あいまいで混乱する、不快である、誤解を生む、オリジナルの意図を曲げてしまう、その原因が日本語そのものにあるとき、それを「変な日本語」と言っています。日本人ならみんな気をつけなければいけないのですが、特に、人前で話すことが職業である人、例えば、アナウンサー、キャスター、セミナーの講師、講演者、教員、そして、企業や公的機関のサイトおよび印刷物の担当者、こういったところの人たちが日本語に注意を払わないのは非常に困ったことです。
 日本語をテーマにしたテレビ番組を見て「へぇーなるほどー」なんて言ってる場合じゃないですよ、現状はもっとレベルが低いのですから、もっとひどいことになっているのですから。皆さん、変な日本語に慣れて鈍感になっていませんか。話し方のおかしい人は、自分は間違っていないという妙な自信を持っているようで、だからいつまでも直らないのですね。まず、どこがどう間違っているか、これをきちんと認識しなければ直せません。何も考えないで放置すれば、いつか、思わぬところで誤解を生じたり、意図が十分伝わらなかったり、困ったことになりかねません。
 自分の話している言葉が正しいか正しくないかを気にしている人は、はっきり間違いだと分かれば自分で修正することができますが、残念ながら、何も考えないで毎日間違いばかりを聞かされていると、いつの間にか間違いのほうに引っ張られていってしまいます。もちろん、何でも時代に合わせてある程度変化していくもので、言葉も例外ではありませんが、「変化」と「乱れ」は違います。時間があれば、そのつど自分で調べて正しい日本語を確かめればいいのですが、これはなかなかできないことです。私は仕事の中でそういう作業を即座にすることができたから言葉を整理できたというわけで、全部実例ですから、ぜひ参考にしてください。
 録音された話を耳から聞くだけでそれを文書にするという仕事ゆえに、変な話し方がストレートに作業効率に影響し、大きなストレスとなり、アレルギー症状が出たのですから、アレルゲンが減ることを願うのは当然です。化学物質過敏症の人のアレルゲンである化学物質のように、周り中すっかりアレルゲンに囲まれているという状態に等しいのですから、これは苦しいですよぉ~。
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そろそろ気づいてもいいころでは?

2007-03-03 10:47:14 | 電子書籍(でじたる書房)
                もういいっしょ?
 皆さんは、ふだん自分が話している日本語について、どの程度きちんとしゃべれているか、考えてみたことがありますか。複数の人の前で話したり、お客様と話したりする機会はありますか。会議の資料など、文章を書くことはありますか。ざっと5000~6000人の話し方をテープ起こしでじっくりチェックしてきましたが、本当にひどいものです。何を言ってるんだか~とため息が出ます。家族や友達など、親しい間柄の人たちとの会話のみで生活が成り立っているという人はほとんどいないと思いますから、ぜひ一度自分の日本語をチェックしてみてください。
 ふだん正しい日本語で話せている、間違っていないか気をつけているという人は、合っているのに逆に間違っていると思われて悔しい思いをしたことがあるのではないでしょうか。私は、もちろん、あります。「合っている・・・はず・・・説明はできないけど」ということで、その場は終わり、後で調べて「あー、やっぱり合ってた、悔しーい!」と、まあ、こんなものです。間違っている人はなぜか妙な自信を持っていて、自分が間違っているという考えはみじんもない、だから雰囲気で圧倒されて何も言えなくなります。私は、今はもう理論武装したので説明はできますが、間違いを正しいと思っている人の思い込みは非常に強力です。
 でも、そろそろ間違いに気づいてもいいころではないでしょうか。とにかく「ちゃんとしゃべれ!」を読んで間違っているということに気づいてほしいのです。そして、どこがどう間違っているのかを知ってください。何か違うなー、だけど、どう違うのかよく分からないし、人には聞けないし、調べる暇もない、そういうかたは、本を読んで言葉を整理してください。整理してしまえば自信を持てます。そして、スマートに会話してください。
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ちゃんとしゃべれ! あなたの日本語 ここが変だから直してください

2007-03-01 11:33:34 | 電子書籍(でじたる書房)
                さくさくいこう!
 私は‘変な日本語アレルギー’です。テープ起こしで毎日毎日変な日本語を聞きすぎて許容量を超えてしまい、ついにはアレルギーを発症したというわけです。これがどんどん重症化するのでこれはまずいと思い、愚痴を言う代わりに書いていたアレルゲンのメモを、昨年末、電子書籍にしました。
 タイトルは「ちゃんとしゃべれ! あなたの日本語 ここが変だから直してください」です。「でじたる書房」の「教養」「一般教養・雑学」というカテゴリーにありますが、内容は、興味のあるなしにかかわらず‘日本人に必須’です。「でじブックリーダー」をダウンロードして読むのですが、本の下の水色の線をクリックするとそのあたりのページが開いて、しおりを挟むこともできて、リアルな本のページをめくるような感覚で読めて面白いですよ。
 「でじたる書房」は http://www.digbook.jp 検索エンジンで「でじたる書房」や「電子書籍」で検索しても上位に出てきます。「治納由気」か「はるなゆき」で著者名検索すると、青いメガネをかけたハムスターが「ちゃんとしゃべれ!」と言っている表紙と紹介文が出てきます。
紹介ページにここから直接行くなら
 http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/7732 です。

 日本語をテーマにしたテレビ番組でも既存の出版物でもまだまだ認識が甘い。現状はもっとひどいことになっているのに、変な日本語に慣れて鈍感になっていませんか。「鈍感」と「鈍感力」は違いますよ。面白いことに、間違っている人は間違っていないという妙な自信を持っているようで、自分が間違った日本語を話していることに全く気づいていないのです。だからいつまでも直らないのですね。
 そもそも、自分の話している言葉が正しいか正しくないかを気にしている人は、はっきり間違いだと分かれば自分で修正することができますが、残念ながら、間違いばかりを聞かされているとだんだん自信がなくなってきます。そして、いつの間にか間違いのほうに引っ張られていってしまうのです。もちろん、時代に合わせて変化していくものはあって、言葉も例外ではありませんが、「変化」と「乱れ」は違いますね。
 時間があれば、そのつど自分で調べて正しい日本語を確かめればいいのですが、これはなかなかできないことです。私は、仕事の中でそういう作業を即座にすることができたから、正しい日本語を整理することができたのです。ふだんの会話では、身振り手振りを交え、多少言葉がおかしかろうが何だろうが話は何とか通じますが、そうでない場合、例えば、講演やプレゼンなどで一方的に話を聞くだけだと、やはりきちんとした話し方をしてくれないと分からないものなのです。きちんとした印刷物や公式サイトでも間違いだらけなのですから、もっと注意を払って日本語を大事にしてほしいと思います。
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でじたる書房から「ちゃんとしゃべれ!」。

2007-02-01 09:21:43 | 電子書籍(でじたる書房)
 電子書籍です。タイトルは、「ちゃんとしゃべれ! あなたの日本語 ここが変だから直してください」、カテゴリーは「教養」の「一般教養・雑学」ですが、私は緊急提言だと思っています。著者名は治納由気(はるなゆき)です。「テープ起こし」という仕事によって知った日本語のひどい現状、日本語をテーマにしたテレビ番組でも既存の出版物でもまだまだ認識が甘い、こんなものじゃないと危機感を覚えて本を出したというわけで、このブログでも日本語についていろいろ訴えています。
 「でじブックリーダー」というのをダウンロードして電子書籍を読むのですが、リアルな本のような感覚で読めて面白いですよ。無料のお試し版があるので、一度それを見てみてください。本の下にある水色の細い線をクリックするとその辺りのページが開き、ページの端の△印をクリックすると紙がめくれる、すぐに面白さが分かります。
 でじたる書房は http://www.digbook.jp で、検索エンジンで「でじたる書房」や「電子書籍」で検索しても上位に出てきます。本の表紙では、青いメガネをかけたハムスターが「ちゃんとしゃべれ!」と言っています。
 本の紹介ページにここから直接行くなら
http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/7732

 日本語がおかしくなっているといっても、どこがおかしいのか、日ごろ話している日本語のどこが間違っているのか、何をどう直さなければならないのか、これを読んで一度チェックしてみていただきたいのです。自分の話している言葉、書いている言葉、変なところがないか気にしていますか? みんな相当おかしくなっていますよ、常に正しい助詞を使えますか? 正しい言い回しができていますか?
 ところで、「思ってたのと違ってて」を、若い人は「思ってたのとちがくて」と言うのですね、一般の人がそう言うのをこれまでにも聞いたことがあるような気はするのですが、芸能人がテレビ番組の中でそう言うのを聞いてとても違和感を覚えました。友達どうしでおしゃべりしているのではないのだから、そこはやはり「思ってたのと違ってて」と言うべき場面で、やはりふだんの言葉遣いが大事だなーと改めて思いました。
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