お入りなさい
「○○のメンバーに入れさしてもらってますけども」と知事の橋下さんが言いました。う~む、出ましたね、ついに。(ーー;) いつか出るだろうとは思っていましたが、いや、あるいは、たまたま私の耳に入らなかっただけで、以前にもこう言った人はいたのかもしれませんけれどね。だって、ほとんどの芸能人が「○○に出さしていただいて」と言うのですから、「入る」も「入れる」に、そりゃぁなりますよ。┐( ̄д ̄)г
「出る」は「出(で)させていただいて」になるはずですし、そもそも「○○に出(だ)していただいて」と言えばいいじゃないですか、15~20年ぐらい前は「出してもらって」と言っていたような気がしますよ。ちなみに、何年か前、大女優の小百合さんは「出演させていただいて」と言っていました。
「メンバーに入(はい)らせてもらって」もしくは「メンバーに入(い)れてもらって」のはずが、「出(だ)さしていただいて」と同じように「入(い)れさしてもらって」になっています。普通は「メンバーに入れてもらう」と言うものですが、何も考えないで「入れる」を「~せていただく」の形にすると「入れさせてもらう」になります。例えば、推薦人がいて、メンバー候補者がいて、推薦人の強力なプッシュにより候補者が正式メンバーになる、これは「入れさせてもらう」で、推薦人のセリフです。
橋下さんだけではないでしょうね、多くの日本人が、日本語として成立しているかいないか、そんなことは考えない・・・形だけそれっぽくなっていればいい・・・そういうふうになっています。「非常に重く受け止めさせていただいたんですが」「みんな温かい気持ちにならせていただきました」と言ったのは一般の人ですが、これも、「~せていただく」という言い方は合いません。
「~せてもらう」は「~することを許してもらう」という意味で、「もらう」を「いただく」にすることによって謙譲表現にしています。話し手の動作が相手(聞き手)または第三者に向かう行為や物事でないなら、謙譲語ではなく丁寧語であると見ることもできます。まぁ、どっちにしろ、許容という意味からいくと、「重く受け止める」も「温かい気持ちになる」も「許容」は必要ないわけで、そういう言い方をするのはおかしいのですよ。なぜみんな分からないかなぁ~( ̄д ̄)?
「○○のメンバーに入れさしてもらってますけども」と知事の橋下さんが言いました。う~む、出ましたね、ついに。(ーー;) いつか出るだろうとは思っていましたが、いや、あるいは、たまたま私の耳に入らなかっただけで、以前にもこう言った人はいたのかもしれませんけれどね。だって、ほとんどの芸能人が「○○に出さしていただいて」と言うのですから、「入る」も「入れる」に、そりゃぁなりますよ。┐( ̄д ̄)г
「出る」は「出(で)させていただいて」になるはずですし、そもそも「○○に出(だ)していただいて」と言えばいいじゃないですか、15~20年ぐらい前は「出してもらって」と言っていたような気がしますよ。ちなみに、何年か前、大女優の小百合さんは「出演させていただいて」と言っていました。
「メンバーに入(はい)らせてもらって」もしくは「メンバーに入(い)れてもらって」のはずが、「出(だ)さしていただいて」と同じように「入(い)れさしてもらって」になっています。普通は「メンバーに入れてもらう」と言うものですが、何も考えないで「入れる」を「~せていただく」の形にすると「入れさせてもらう」になります。例えば、推薦人がいて、メンバー候補者がいて、推薦人の強力なプッシュにより候補者が正式メンバーになる、これは「入れさせてもらう」で、推薦人のセリフです。
橋下さんだけではないでしょうね、多くの日本人が、日本語として成立しているかいないか、そんなことは考えない・・・形だけそれっぽくなっていればいい・・・そういうふうになっています。「非常に重く受け止めさせていただいたんですが」「みんな温かい気持ちにならせていただきました」と言ったのは一般の人ですが、これも、「~せていただく」という言い方は合いません。
「~せてもらう」は「~することを許してもらう」という意味で、「もらう」を「いただく」にすることによって謙譲表現にしています。話し手の動作が相手(聞き手)または第三者に向かう行為や物事でないなら、謙譲語ではなく丁寧語であると見ることもできます。まぁ、どっちにしろ、許容という意味からいくと、「重く受け止める」も「温かい気持ちになる」も「許容」は必要ないわけで、そういう言い方をするのはおかしいのですよ。なぜみんな分からないかなぁ~( ̄д ̄)?