◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

知らなければ気づかない。

2014-08-24 10:05:22 | ストレスと闘いながら
                               うそ

 文字入力に関して特に気を配っていない人のPCは変換効率が悪く、使いにくいのですよ。職場のPCはいろいろな人が使っているので当然そうなりますね、日本語がどうだとかいう以前の問題です。簡単な単語なのに一発で出ない、それどころか、意味のないめちゃくちゃな文字が並ぶ、これは本当にイライラします。
 自宅のPCならちゃんと学習させればいいわけですが、私の場合、そうすること自体が大変です。実際、以前使っていたPCは、そうならないように気をつけていたのですが、徐々に、スムーズに変換できなくなっていきました。スクロールすると、誤りが多すぎるからどうたらこうたらというメッセージが出ましたし、変換の区切りもおかしくなりました。そりゃそうだ、毎日わざわざ誤った日本語をたくさん書いているのですから学習もくそも・・・コホン、学習もへったくれもないわけで(´д`)。
 入力をしていて何か変だなぁと感じたとき、それが入力言語や各種設定のせいだと気づかない人は案外多いのではないでしょうか。入力言語にもいろいろあり、以前使っていたPCには一太郎も入っていたので、MicrosoftのIME Standard、Natural Input、それとATOK、この3種類がありました。職場のもそうでしたが、IME StandardとNatural Inputの2種類だけというものもありました。
 あるとき、自分の席のPCを◇さんのと交換させられました。交換して何日かはいろいろ不都合なこともあるわけで、それを全く理解されないのはつらいですよ。そのPCのCADを初めて使った日にちょっともたついたら「そんなのも分からんの?」ですからね。CADは、人によってコマンドボタンの配置が全く違うので、使いたいボタンがなかなか見付からなかっただけだから~<(`^´)>。
 入力言語がATOKになっていたのでIME Standardに変えました。私はどちらも使えるのですが、その職場は、ATOKは少数派でした。そっかぁ、◇さんはATOKだったんだ~。で、2~3日して◇さんに「ATOK使ってたんやねぇ」と言ったら「?」です。「IMEは使いにくくない?」と聞いたら、「なんや知らんけど変換がうまくいかん、区切りを変えられんから1字ずつ変換してる」ですって。
 うむぅ~、もっと早く気づいてあげればよかった。◇さんはIMEとATOKのことを知らなかったんだ、だから、うまくいかないのはなぜなのか、気づけなかったんだ。◇さんだけじゃない、周りの人にも聞いてみたら、むしろ知らない人のほうが多い。これが、意外に多い1文字変換の原因の一つでしょう。
 Microsoft IMEとATOKの変換精度の差って、今はどのくらいなのでしょうかね。ちなみに、私が今使っているPCにはATOKはありません。Microsoft IMEの詳細設定→全般→編集操作→キー設定と見ていくと、Microsoft IME、IME Standard、ATOK、VJE、WX・・・あれぇ? Natural Inputはどこ? ATOK風の操作もできるのかな? Natural Inputは、ふ~ん、どうやらMicrosoft IME 2003 を最後に廃止されたようです (^^; やっぱりね。
 ところで、「ツチノコのお写真こちらです」と言った田中みな実アナ(TBS)、アナウンサーなら「ツチノコの写真はこちらです」と言わなければいけませんが、この人、本当にアナウンサー? 「矢を射っていただきましょう」なんて言いましたよ。「射る(いる)」は「射て(いて)」ですからね。
 こんな( ̄д ̄)! はこの人だけかと思いきや、なんと、「タイムスクープハンター」でも聞きました。役者が「矢をいったのは私でしょ?!」と言ったのですよ。「いた」で変換すれば「射た」ですが、「いった」では「射」にはなりませんから、恐らく、台本には「矢を射たのは私でしょ?!」と書いてあったのでしょう、それを、勢いで「いった」と言っちゃったんですね( ̄~ ̄)。
 と、まぁ、善意に解釈すればそういうことですが、どうでしょうかね。「やをいったのは」で変換すると「矢を言ったのは」になり、「言ったのは」をさらに変換しようとすれば、候補は「要ったのは」「行ったのは」「いったのは」ですからね、面倒になって「いったのは」でEnterしちゃったのかも。あるいは、「射」だけ、1文字だけ修正した? これも1文字変換の原因?
 さて、6月下旬に引っ越して、荷物の整理は大方済んだのですが、住所変更って本当に大変ですね、重要なものからやって、さほど重要でないものを後回しにしているから、まだまだ残っています。疲れて、暑くて、おまけに両手の腱鞘炎がひどくなって、すっかりやる気をなくしてしまいました。
 それで、昭和56年発行のコミックを久しぶりに読んでみたら、変な「~ずに」とか、「私からお話して」とか「お話しを聞きましょう」とか、いろいろ出てきてがっかり。主人公に対しても、恐ろしいほど自己チューだ、こんな人は嫌い、としか思えなくて、若いころはそんなふうに思わなかったのに・・・、捨てようかどうしようか、迷う~(・ω・)。
コメント
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