悟りを開いたかのようなハムやん
このごろ「~かのような」をよく耳にしますね、放送業界では流行しているようです。「まるで生き写しかのような像」は「マツコ&有吉の怒り新党」で聞いたナレーションですが、日本語として成立していません。「生き写し」とは、成長した子どもを見て「親に生き写しだ」と言うように、死んだ人と区別できないほどよく似ていることです。
コンクリートで作った像がとても写実的で、それもそのはず、故人の写真を見てちゃんと似せて制作したようなのですが、それを「まるで、故人にそっくり、かのような像」なんて言うのはおかしいですよね。聞いた瞬間、何とも薄気味悪いことを想像してしまいましたよぉ~( °д °)アワワ。
「めざましテレビ」でミニチュア作品についてリポートしていた女性(アナウンサー?)が「今にも食べたくなるようなフランスパン」と言うのが聞こえたのですが、相変わらず( ̄д ̄)! ですね。「めざましテレビ」には変な日本語があふれ返っているので見なくなったのですが、たまたまそこだけ見ちゃって、ぞーっとしました。
「今にも」は、危なく、まさに、ということですから、実際そうなったら大変なのですよ。でも、食べたくなる、なんて別に何でもないことですよね、食堂のサンプルを見たら食べたくなるし、テレビにごちそうが映ったらよだれが出るし(^^;。「今にも取って食われそうなフランスパン」ならいっか(⌒O⌒)ハハハ、冗談だよぉ~。普通に「すごくリアルで本当に食べたくなるようなフランスパン」とでも言えば?
「何の役にも立たないことをありがたく言われた瞬間」は「直撃LIVE グッディ!」で聞いたナレーション。なぁにぃ~? 結局ありがたいの? 「ありがたく拝聴した」ならいいけれど、「言われた」と続けるのは無理。「何の役にも立たないことをさもありがたいことのように言われた瞬間」だと長いかな。では、あまり聞かなくなった言い方ではありますが、「何の役にも立たないことをありがたげに言われた瞬間」はどう?
「いろいろな本を読んで納得できる言葉を探し出すのですが見付かりません」は一般の人が書いた文です。「探し出す」は「探して見付け出す」ということですが、日本人らしい感覚の「探し出す」は、見付かるのです。「探し出すのは容易ではない。結局、見付からなかった」という言い方ならいいのですが、「探し出すのですが見付かりません」は変ですね、「探して見付け出すのですが見付かりません」って変でしょ?
どうでも「探し出す」と言いたいのなら「探し出そうとする(している)のですが」か「探し出そうと努めるのですが」でしょうかね。自然な言い方は「納得できる言葉を探すのですが、見付かりません」です。「探し始める」の意味なら「探しだす」と書けばいいのですが、「いろいろな本を」ですから、探し続けているのですよね。
「切っても切り離せない存在」は「マツコの知らない世界」のナレーションですが、「切っても切れない」の変形? これは「どうしても切り離せない存在」ですよね。「おれと一緒に添い寝しよう」と言ったのはアイドル(?)の男性ですが、一緒に添い寝って、何人で寝るの? 本当なら「おれが添い寝してあげるよ」と言うところだった? ずっこけちゃったね┐( ̄д ̄)г。
「摘出するより他ならなかったから」はある有名人のメッセージですが、いけませんね。これは「摘出するよりほかなかったから」でないといけないのですが、各局のディレクターは、フリップやテロップを発注するときに困ったでしょうね。いや、「他ならなかった」が誤りだと気づいた人はみんなちょっと困ったでしょうね。
「やはり気になるのは世論の声だ」というナレーション、報道番組でナレーターが何度も「世論の声」と言ったのですが、「世論とは?」と尋ねられた人が「国民の声」と答える場面もあり、「世論の声」がますます奇異に聞こえました。「議員生活にもかかわる重要な場となりそう」は「FNNスーパーニュース」のナレーション。「議員生命」ですよね、辞める辞めないってことは。
「都会の無力が露わに」はTBSの「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」で聞いたのですが、それを言うなら「都会の無力さが露わに」ですよ。「無力」と「無力さ」の違いを分かっていないなんて、どんな人? 放送業界にはこういう人が大勢いるのですよね、大丈夫? 大丈夫じゃないですよね?!
このごろ「~かのような」をよく耳にしますね、放送業界では流行しているようです。「まるで生き写しかのような像」は「マツコ&有吉の怒り新党」で聞いたナレーションですが、日本語として成立していません。「生き写し」とは、成長した子どもを見て「親に生き写しだ」と言うように、死んだ人と区別できないほどよく似ていることです。
コンクリートで作った像がとても写実的で、それもそのはず、故人の写真を見てちゃんと似せて制作したようなのですが、それを「まるで、故人にそっくり、かのような像」なんて言うのはおかしいですよね。聞いた瞬間、何とも薄気味悪いことを想像してしまいましたよぉ~( °д °)アワワ。
「めざましテレビ」でミニチュア作品についてリポートしていた女性(アナウンサー?)が「今にも食べたくなるようなフランスパン」と言うのが聞こえたのですが、相変わらず( ̄д ̄)! ですね。「めざましテレビ」には変な日本語があふれ返っているので見なくなったのですが、たまたまそこだけ見ちゃって、ぞーっとしました。
「今にも」は、危なく、まさに、ということですから、実際そうなったら大変なのですよ。でも、食べたくなる、なんて別に何でもないことですよね、食堂のサンプルを見たら食べたくなるし、テレビにごちそうが映ったらよだれが出るし(^^;。「今にも取って食われそうなフランスパン」ならいっか(⌒O⌒)ハハハ、冗談だよぉ~。普通に「すごくリアルで本当に食べたくなるようなフランスパン」とでも言えば?
「何の役にも立たないことをありがたく言われた瞬間」は「直撃LIVE グッディ!」で聞いたナレーション。なぁにぃ~? 結局ありがたいの? 「ありがたく拝聴した」ならいいけれど、「言われた」と続けるのは無理。「何の役にも立たないことをさもありがたいことのように言われた瞬間」だと長いかな。では、あまり聞かなくなった言い方ではありますが、「何の役にも立たないことをありがたげに言われた瞬間」はどう?
「いろいろな本を読んで納得できる言葉を探し出すのですが見付かりません」は一般の人が書いた文です。「探し出す」は「探して見付け出す」ということですが、日本人らしい感覚の「探し出す」は、見付かるのです。「探し出すのは容易ではない。結局、見付からなかった」という言い方ならいいのですが、「探し出すのですが見付かりません」は変ですね、「探して見付け出すのですが見付かりません」って変でしょ?
どうでも「探し出す」と言いたいのなら「探し出そうとする(している)のですが」か「探し出そうと努めるのですが」でしょうかね。自然な言い方は「納得できる言葉を探すのですが、見付かりません」です。「探し始める」の意味なら「探しだす」と書けばいいのですが、「いろいろな本を」ですから、探し続けているのですよね。
「切っても切り離せない存在」は「マツコの知らない世界」のナレーションですが、「切っても切れない」の変形? これは「どうしても切り離せない存在」ですよね。「おれと一緒に添い寝しよう」と言ったのはアイドル(?)の男性ですが、一緒に添い寝って、何人で寝るの? 本当なら「おれが添い寝してあげるよ」と言うところだった? ずっこけちゃったね┐( ̄д ̄)г。
「摘出するより他ならなかったから」はある有名人のメッセージですが、いけませんね。これは「摘出するよりほかなかったから」でないといけないのですが、各局のディレクターは、フリップやテロップを発注するときに困ったでしょうね。いや、「他ならなかった」が誤りだと気づいた人はみんなちょっと困ったでしょうね。
「やはり気になるのは世論の声だ」というナレーション、報道番組でナレーターが何度も「世論の声」と言ったのですが、「世論とは?」と尋ねられた人が「国民の声」と答える場面もあり、「世論の声」がますます奇異に聞こえました。「議員生活にもかかわる重要な場となりそう」は「FNNスーパーニュース」のナレーション。「議員生命」ですよね、辞める辞めないってことは。
「都会の無力が露わに」はTBSの「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」で聞いたのですが、それを言うなら「都会の無力さが露わに」ですよ。「無力」と「無力さ」の違いを分かっていないなんて、どんな人? 放送業界にはこういう人が大勢いるのですよね、大丈夫? 大丈夫じゃないですよね?!