落ちる落ちる
「スーパースターを転落におとしめた覚醒剤」は「ウェークアップ!ぷらす」で聞いたナレーションですが、ひょっとして・・・、いや、まさかとは思いますが・・・、このナレーション原稿を書いた人は「貶めた(おとしめた)」を「陥れた(おとしいれた)」と同じ意味の言葉だと思っているのでしょうか。
「おとしめる」は、劣ったもの・つまらないものとして扱う、見下す、見下げる、蔑む(さげすむ)という意味ですから、「転落におとしめた」はおかしいですよ、そんな言い方は成立しません。もちろん「転落に陥れた」も成立しませんよ。一体、何を思ってわざわざ「おとしめた」なんて言うのでしょうか。「スーパースターを転落させた覚醒剤」と言えばいいだけですが、それだとインパクトが足りませんかね。
これはほんの思い付きにすぎないのですが、文語で、使役の助動詞「しむ」というのがあって、それが下一段動詞に変化して「しめる」になり、「神の如くならしめる」といった表現を今でもしますよね、それが関係ある? 「落とす」なら、接続は未然形なので「落とさしめた」ですが、音が近いですね、「おとしめた」と言った気持ちが何となく分かるような・・・( ̄~ ̄)フゥム。
でも、「落とさしめた」は、簡単に言うと「落とさせた」であって、「転落させた」は「落とした」ですからね、やはり違います。どっちにしろ、「スーパースターを転落に」だと、そこへ「落とさせた」と続けることも「落とした」と続けることもできません。「転落させた」「落とした」と続けるなら「奈落の底に」「地獄に」「どん底に」「闇に」ですし、「落とした」より「突き落とした」ですよね、怖いですねぇ。
「家族を辱めた(はずかしめた)」は「ダウンタウンタイムズ」で聞いたナレーション。お父さんがホットパンツ姿でレストランへ行き、一緒にいた妻と娘が恥ずかしい思いをしたという話ですが、それは「家族に恥をかかせた」で、「辱めた」は言い過ぎです。お父さんは、娘がいつも露出の多い服装で、注意しても聞かないから、自分がホットパンツで外出してみんなで恥をかく、それで娘に分からせたかったわけです。
「はずかしめた」を変換すると「辱めた」になります。恥をかかせる、名誉などを傷つける、さらに、もっと非道な意味もあります。これはTPOによりますよ、例えば「○○の名を辱めぬよう尽力してまいります」のようにさらっと聞き流せる言い方もありますが、「家族を辱めた」なんてギョッとします。まさかねぇ、原稿を書いた人の頭にあったのは「恥ずかしめた」だった、な~んてことはないですかね。
これもただの思い付きですよ、たまたま「スーパースターを転落におとしめた覚醒剤」を聞いて間無しだったので、「はずかしめた」も、ひょっとして・・・と思ったのですが、それだってあり得ない言い方ですから自由すぎます。まさか、そんなのを狙っているわけではないですよね!? ナレーションやテロップの原稿を書いている人たち、本当に自由ですね、遊んでいるのですか?
「どんな商品が売っているか」は「おじゃMAP!!」で見たテロップ。「○○が売っている」は明らかな誤りなのに放送業界ではすっかり定着したようで、それって、わざとでしょ!? 「明らかとなる」「明るみになる」「古来より」も「いいじゃん、それで」と思ってる? 「情報7daysニュースキャスター」は「満面の笑顔」で押し通していますしね、これも定着させようと狙ってる?
「スーパースターを転落におとしめた覚醒剤」は「ウェークアップ!ぷらす」で聞いたナレーションですが、ひょっとして・・・、いや、まさかとは思いますが・・・、このナレーション原稿を書いた人は「貶めた(おとしめた)」を「陥れた(おとしいれた)」と同じ意味の言葉だと思っているのでしょうか。
「おとしめる」は、劣ったもの・つまらないものとして扱う、見下す、見下げる、蔑む(さげすむ)という意味ですから、「転落におとしめた」はおかしいですよ、そんな言い方は成立しません。もちろん「転落に陥れた」も成立しませんよ。一体、何を思ってわざわざ「おとしめた」なんて言うのでしょうか。「スーパースターを転落させた覚醒剤」と言えばいいだけですが、それだとインパクトが足りませんかね。
これはほんの思い付きにすぎないのですが、文語で、使役の助動詞「しむ」というのがあって、それが下一段動詞に変化して「しめる」になり、「神の如くならしめる」といった表現を今でもしますよね、それが関係ある? 「落とす」なら、接続は未然形なので「落とさしめた」ですが、音が近いですね、「おとしめた」と言った気持ちが何となく分かるような・・・( ̄~ ̄)フゥム。
でも、「落とさしめた」は、簡単に言うと「落とさせた」であって、「転落させた」は「落とした」ですからね、やはり違います。どっちにしろ、「スーパースターを転落に」だと、そこへ「落とさせた」と続けることも「落とした」と続けることもできません。「転落させた」「落とした」と続けるなら「奈落の底に」「地獄に」「どん底に」「闇に」ですし、「落とした」より「突き落とした」ですよね、怖いですねぇ。
「家族を辱めた(はずかしめた)」は「ダウンタウンタイムズ」で聞いたナレーション。お父さんがホットパンツ姿でレストランへ行き、一緒にいた妻と娘が恥ずかしい思いをしたという話ですが、それは「家族に恥をかかせた」で、「辱めた」は言い過ぎです。お父さんは、娘がいつも露出の多い服装で、注意しても聞かないから、自分がホットパンツで外出してみんなで恥をかく、それで娘に分からせたかったわけです。
「はずかしめた」を変換すると「辱めた」になります。恥をかかせる、名誉などを傷つける、さらに、もっと非道な意味もあります。これはTPOによりますよ、例えば「○○の名を辱めぬよう尽力してまいります」のようにさらっと聞き流せる言い方もありますが、「家族を辱めた」なんてギョッとします。まさかねぇ、原稿を書いた人の頭にあったのは「恥ずかしめた」だった、な~んてことはないですかね。
これもただの思い付きですよ、たまたま「スーパースターを転落におとしめた覚醒剤」を聞いて間無しだったので、「はずかしめた」も、ひょっとして・・・と思ったのですが、それだってあり得ない言い方ですから自由すぎます。まさか、そんなのを狙っているわけではないですよね!? ナレーションやテロップの原稿を書いている人たち、本当に自由ですね、遊んでいるのですか?
「どんな商品が売っているか」は「おじゃMAP!!」で見たテロップ。「○○が売っている」は明らかな誤りなのに放送業界ではすっかり定着したようで、それって、わざとでしょ!? 「明らかとなる」「明るみになる」「古来より」も「いいじゃん、それで」と思ってる? 「情報7daysニュースキャスター」は「満面の笑顔」で押し通していますしね、これも定着させようと狙ってる?