たんぱく質はチーズ
2月12日の「フルタチさん」で、「他人事」について、金田一さんが「アナウンサーのかたは『ひとごと』と読んでいただきたい」と言いました。それで思い出したのですが、2014年に「ひとごと」についてちょっと書いたことがあるのです。ほんのちょっとですから、そのまま転記しますよ、次の段落がそうです。
「ひとごと」の表記は、表記辞典では「人ごと」です。「人事」も挙げてありますが、これだと「じんじ」と読んでしまいますからね。「たにんごと」で国語辞典を引くと「他人事」、「ひとごと」で引くと「人事」「他人事(あて字・難訓)」です。先日、テレビ番組で「他人事」は「ひとごと」と読むのだと言っていましたから、これが優勢になるでしょうか、う~ん、迷うなぁ。
というわけですが、ここでいう国語辞典は1992年発行で、読み方は「たにんごと」でも「ひとごと」でもいいということになります。「フルタチさん」で紹介していた新明解国語辞典 1974年刊行 第二版 は「ひとごと」、1981年刊行 第三版 は「ひとごと、最近では『たにんごと』と読む向きも有る」と記載しているとのことで、どちらでもいいというように変化してきたようです。
表記については、「人事」は、ややこしいのでとりあえずやめておきましょう。「他人事」は、あて字・難訓というのがちょっと引っ掛かりますが、またテレビで学者がはっきり言いましたからね。表記辞典の「人ごと」は少数派になるでしょうから、「他人事」と書いて好きに読んでくれ、ということになるかな(^^ゞ。
「肉汁」については、近年は「にくじゅう」「にくじる」の両方が使われていると画面の右上に書いてあったのですが、古舘伊知郎が「アナウンサーだったら『にくじる』と言ったほうがいい」と、さらに金田一さんが「訓・訓でね、音・音でいくわけですよ、で、『苦汁(くじゅう)』は音・音なんですよ、それが正しい。『にく』だから」と言い、古舘伊知郎が「『にく』だから『にくじる』になるわけですね」と続けました。う~ん、テレビでそんなことを言うから・・・( ̄д ̄)! これについては2007年に書いたので、次の段落に転記します。
「肉汁」はどう読みますか? 汁、しる、じゅう、肉汁、にくじる、にくじゅう、最近のグルメ番組では「にくじる」が主流ですね。味噌汁、きのこ汁、蟹汁、煮汁、澄まし汁、絞り汁、肉汁、果汁、胆汁、苦汁、あれれ? 訓読みなら「しる」で音読みなら「じゅう」だと思ったけど、「にく」なのに「じゅう」なのか? と思ったら、なんと、肉(にく)は音読みだったのですね~、だから「にくじゅう」なんですね~(^^)v。でも、私は「にくじる」も好きですよ、にくじる~( ̄¬ ̄)じゅるる。
にくじる~、じゅるる、何かおかしいですね。漢和辞典を見ると「にく」は音読みで、片仮名で「ニク 呉音、ジク 漢音」と書いてあります。さらに、「肉汁」は「ニクジュウ」と書いてあります。2007年に書いたとき、自分は「にくじゅう」と読んでいて、漢和辞典を見て「にく」が音だと知り、音読みだから音読みで続けて「にくじゅう」でいいのだと納得しつつ、最近は「にくじる」が主流になってきた、ということで、そうすると、その前は「にくじゅう」が主流で、それは音・音だから正しいわけですが、アナウンサーは「にくじる」ですか? もう、どっちでもいい <( ̄・ ̄)>?
2月12日の「フルタチさん」で、「他人事」について、金田一さんが「アナウンサーのかたは『ひとごと』と読んでいただきたい」と言いました。それで思い出したのですが、2014年に「ひとごと」についてちょっと書いたことがあるのです。ほんのちょっとですから、そのまま転記しますよ、次の段落がそうです。
「ひとごと」の表記は、表記辞典では「人ごと」です。「人事」も挙げてありますが、これだと「じんじ」と読んでしまいますからね。「たにんごと」で国語辞典を引くと「他人事」、「ひとごと」で引くと「人事」「他人事(あて字・難訓)」です。先日、テレビ番組で「他人事」は「ひとごと」と読むのだと言っていましたから、これが優勢になるでしょうか、う~ん、迷うなぁ。
というわけですが、ここでいう国語辞典は1992年発行で、読み方は「たにんごと」でも「ひとごと」でもいいということになります。「フルタチさん」で紹介していた新明解国語辞典 1974年刊行 第二版 は「ひとごと」、1981年刊行 第三版 は「ひとごと、最近では『たにんごと』と読む向きも有る」と記載しているとのことで、どちらでもいいというように変化してきたようです。
表記については、「人事」は、ややこしいのでとりあえずやめておきましょう。「他人事」は、あて字・難訓というのがちょっと引っ掛かりますが、またテレビで学者がはっきり言いましたからね。表記辞典の「人ごと」は少数派になるでしょうから、「他人事」と書いて好きに読んでくれ、ということになるかな(^^ゞ。
「肉汁」については、近年は「にくじゅう」「にくじる」の両方が使われていると画面の右上に書いてあったのですが、古舘伊知郎が「アナウンサーだったら『にくじる』と言ったほうがいい」と、さらに金田一さんが「訓・訓でね、音・音でいくわけですよ、で、『苦汁(くじゅう)』は音・音なんですよ、それが正しい。『にく』だから」と言い、古舘伊知郎が「『にく』だから『にくじる』になるわけですね」と続けました。う~ん、テレビでそんなことを言うから・・・( ̄д ̄)! これについては2007年に書いたので、次の段落に転記します。
「肉汁」はどう読みますか? 汁、しる、じゅう、肉汁、にくじる、にくじゅう、最近のグルメ番組では「にくじる」が主流ですね。味噌汁、きのこ汁、蟹汁、煮汁、澄まし汁、絞り汁、肉汁、果汁、胆汁、苦汁、あれれ? 訓読みなら「しる」で音読みなら「じゅう」だと思ったけど、「にく」なのに「じゅう」なのか? と思ったら、なんと、肉(にく)は音読みだったのですね~、だから「にくじゅう」なんですね~(^^)v。でも、私は「にくじる」も好きですよ、にくじる~( ̄¬ ̄)じゅるる。
にくじる~、じゅるる、何かおかしいですね。漢和辞典を見ると「にく」は音読みで、片仮名で「ニク 呉音、ジク 漢音」と書いてあります。さらに、「肉汁」は「ニクジュウ」と書いてあります。2007年に書いたとき、自分は「にくじゅう」と読んでいて、漢和辞典を見て「にく」が音だと知り、音読みだから音読みで続けて「にくじゅう」でいいのだと納得しつつ、最近は「にくじる」が主流になってきた、ということで、そうすると、その前は「にくじゅう」が主流で、それは音・音だから正しいわけですが、アナウンサーは「にくじる」ですか? もう、どっちでもいい <( ̄・ ̄)>?