高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

力(ちから) 関係?

2009-01-02 15:57:17 | 日記
あるお子さんからの年賀状。こんなふうな力関係にみえるんだろうなあ・・・・
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初夢・究極のカーボンオフセット

2009-01-02 08:45:26 | 主義・主張

今年初めての来訪者は長女のTMHでした。ずっと勤務かと思っていたのですが、今日は休みで明日夜勤とか・・。不規則な生活。若いからできる勤務体系だなあ。
夕方からは、実の家族以外で始めての来訪者となる方々7人がお泊りがけで到着予定です。

****

さて、昨年末から気になっていたことがあったんですが・・、今朝起きて、ハタ(機?)と気がつきました。

命題
人間は、自然生態系から切りはなれた存在なのか?

地球温暖化防止が社会的な合唱となっています。人間が化石燃料を消費するので地球上の二酸化炭素量が増え、ビニールハウスのような温室効果を地球上にもたらし、極地の氷が解けてしまい、(地球の歴史から言えば)非常に短期的に地球にさまざまな影響をもたらしているというものです。日本では、気候変動の原因と多くの人が信じているようです。

現代の人間が生きてゆくためには、大量なエネルギーが必要で、世界には大きな生活格差はありますが、総じて猛烈にエネルギー必要量が増加しています。化石燃料に頼らなければ、別な危険がつきまとう原子力が有力なエネルギー源としてあげられます。そして、原書力発電を増やそういう論法を取る人たちも大勢います。

研究によると現在に比べ物にならないくらいに空気中の二酸化炭素が多く、地球は今よりずっと暖かく、動植物が栄えていた時代がありました。その時代の二酸化炭素が植物に吸収され、光合成によって植物本体を構成する成分として炭素が封じ込められ、それが石炭となった。石油は動物性であると私達の世代は学校で習いましたが、現在では植物性のプランクトンが主体だろうと言われているそうです。 つまり、かつて地球を暖かくした空気中の二酸化炭素を個体化した石炭や石油を、現代で燃やすことで、再び気体化し二酸化炭素が増えてしまい、地球が温暖化している・・・と考える人々が多いのです。

私は、そんなことより、地球温暖化の原因は、太陽や雲の影響の方が強いと思っている一人なんですが・・。

まあ、それはさておき、二酸化炭素という気体と人間生態の関係について、「ハタ」と気がついたのです・・・(前ふりが長すぎ・・・)

年末に糞土師Iさんから、人間のウンコが土に還る様子を写真付きで見せられ、彼の信念をもった野糞人生に感動を覚えました。ウンコを自然に戻すことで、人間も自然生態系に組み込まれている実感を持てるという話には、「なるほどなあ」と感嘆しました。 しかし、彼のように連続10000回以上、21世紀に入ってからは一度もトイレで「大」はしていないという人生は残念ながら送れそうにもありません。

と悲嘆(?笑)にくれているうちに、昨夜の初夢となったのです。

私たちは・・・
  野糞をしなくても・・・
     炭素循環から考えると・・・
       間違いなく 自然生態系に組み込まれている
         

一週間に人間が食べる食物量は、ものの本によると、だいたい15Kgくらいだそうです。しかし、もちろん食べた量だけ太ってゆくわけではありません。私は体重増減が分かりやすいのですが、多くの人は自分の現状体重を維持しています。そうすると、この15Kgはどこへいってしまうのでしょうか?

考えられる第一は、ウンコですね。Iさんは自然に戻しているのですが、99.9・・%くらいの日本人はトイレに流して誰か知らない人によって、どこにあるか知らない施設に分解してもらって、廃棄物処理されているのだと思います。(ほんとの行方を知らない!!) この分量は、5-6Kgとだと言われています。

食糧に含まれる水分は、オシッコや汗などで排出されます。これが2,3Kgくらいあるでしょう。さらに、身体は同じ細胞で構成続けるわけではないので、新陳代謝で身体を作っている成分に使われる栄養があるでしょう。これとて、重量にしたらたいしたことはないかと思います。

すると、4から5Kgが人間の身体に取り込まれる量と排出される量の差し引き勘定が合わないのです!! この4,5Kgは、どこへ行ってしまったのか? 算数が合わない! これは、いったいどういうことなんだろう?

あと、人間の体から出ているものとしては・・??

そう、呼吸 なのです。

人間が呼吸で排気する二酸化炭素は、炭素量換算して、1週間で5Kgくらいあるのです。当たり前ですが、人間そのものが二酸化炭素を出しているのです。

そして、その二酸化炭素は、太陽の力を借りて、再び植物に取り込まれる。つまり、緑が多い場所に人は住んでいる、つまり田舎に住んでいることは、自然生態系に人間が組み込まれていると言えると思うのです。

ということはですね、田舎に住み、ニワトリや豚だって地産地消すれば、窮境はベジタリアンであったら・・、かなりのカーボンオフセットを人間自身ができるということです。考えてみれば、産業革命以前の人間はそうしていたと思います。

細かなことに間違いがあるかもしれませんが、理屈にはなると思う。
これで、やっと・・、自然体験型環境教育を田舎で実践する「理由付け」ができた、と思った朝でした。

なんか、すっきりしたなあ。

(注 写真は 車についた雪が解けてる様子の正月二日の図・・・わかりにくいなあ・・)
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