昨日は、午前中Y事務所での仕事にちょっと時間がかかってしまい、中頓別を出るのが11時を回ってしまいました。Yちゃんは、町の「そうや自然学校プロジェクト」の一員として活躍しています。 そのひとつの大仕事として、町が推進している医療と森、森林療法のプログラムづくりにかかわっています。
グリーンワークというか、いろいろな作業の運動量を測定(メッツという単位)し、歩く以外の運動療法メニューを用意しようと考えています。しかし、計測がいまひとつ進んでいなかったのですが、彼女自身が被験者として測定した「雪かき」メッツは、厚労省が発表している数値とほぼ同じとなりました。やっと、運動量を計る機器の使い方と解析方法がわかりました。
グリーンワークをすることで体を動かし、自分の健康づくり、森の健康づくり、地域の健康づくり(地域にも役にたつボランティアワーク)も一緒にやってしまおうという魂胆です。
さて、その後 ガンガンとCDをかけながら札幌へ快調に車を飛ばしました。
4時半過ぎ、ねおす札幌事務所到着。事業受託内定が出た「農村地域活性化人材派遣モデル事業」の組み立てを関係者とともに会議。これは、向こう4,5年続く、大仕事となります。都市から農山漁村で働きたい、活動したい人達のマッチングと研修をする仕組みづくりです。 これについては、またいずれ、ご報告(案内)します。
夕方からは、子どもの自然体験活動を行う、自然の中で子どもにかかわるスタッフの身近な自然科学の知識をどのようにつけてゆけばいいか、その手助けとなるブックレット製作の会議。大学の先生、環境教育、自然ガイド、体験学習の企画実施者が集まり論議するので、これまた違う脳が活性されます。
たとえば、こんな場面に基礎的な科学知識が使えるのですが、
子どもが夜、電池が入っている懐中電灯で遊んでました・・・
「あのさぁ、電池すぐなくなっちゃうよ。」
「いいじゃん、○○ちゃんもずっとつけているよ」
「○○ちゃんのヘッドライトはさぁ、君のとちゃうじゃん、電池の並び方が・・」
そんなふりをして、考えさせると 小学校5年生くらいなら、習った知識(直列、並列)が生活につながっていることが体験的にわかるんです・・・。 でもですね、大人、若者、学生も・・・こういう基礎的科学知識を忘れちゃっていることが多いのです。
こういった場面で、タイミングよく、効果的・意味ある「言葉かけ」ができるような人材を育成するには・・・・、どうしたらいいか、そんなことをまじめに、楽しく議論しています・・・・
会議の後の飲み会でも話は続き・・、宿に どうやって帰ったか 覚えてないくらいに・・、議論しました・。
こうして・・・一日は暮れて・・夜が更けた 昨日でした。