高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

中頓別沿革史

2009-01-30 15:13:06 | 日記
午前中、中頓別沿革史を読む。昭和11年に手書きされたもので、その後終戦まで書き加えられている。出来事が年表風に列挙されているだけだが、なかなか興味深い。

凶作、洪水、バッタやてんとう虫による農作物の災害、火事、山火事が何度もあったことは、たんたんと書かれていますが、沿革史全体から見ると数多く目立ち、開拓期の困難さを物語るっています。新聞社の飛行機が飛来した日は珍しかったのでしょう。旋回回数まで書いてあります。まあ、私の子ども時代も外で皆で見上げましたが・・、
日蝕が観測された昭和11年6月19日前後はかなりの記述があります。

関東大震災や2.26事件があった日の様子、皇国体制における行事が増えるとともに、村から出征した戦死者の村葬が増え、終戦の日の村長の告諭。

私とまむが書いている、町の開基百年記念誌の文章もこうして町に永久に保存され、後世の誰かも読むのだと考えると、なんと光栄なことかと、身がひきしまります。
コメント
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