私達の住んでいる南作開地区は現在、数えてみると11戸しかありません。作開地区全体(南、中、北)合わせても50戸くらいだと思います。 そのうちの一軒のお年寄りOさんが亡くなりました。 お葬式でした・・・。
昨夜のお通夜は、私は調子が悪くて欠席してしまったのですが、今日は朝から繰り上げ法要が終わるまで一日会場におりました。お葬式は、最期に入院生活もありましたが、大往生なので・・自らの人生の終わりをしんみりと感じさせ、命を考えることができるいいお葬式でした。 通夜は、地域の男衆はずいぶんと遅くまで集っていたようで・・・。私も行けばよかったと・・
地域のお葬式は、もちろん儀式ではありますが、近所でも日頃顔を合わせない人たちの交流の場ともなります。いろいろなお話も聞けます。
学校の校庭にある大きな石碑のいわれを聞いて、ちょっとびっくり。
開校100周年の平成元年に、島牧村泊川上流へ当時の親たちが石を探しに行って見つけ、特別に許可をもらって持って来たのだそうです。
近辺には、閉校になり荒んで朽ち果てるような学校がいくつもありますから、自然学校が使わせてもらっている「元作開小学校」の校舎の改装が進んでいることも喜んでいました。そんなこともお葬式の合間に、実際に石を見つけに行ったお年寄りから聞きました。
よその町で「聞き取り」を最近よくしていますが、改めて、ここ作開地区のお年寄りから昔の話を集めて、記録してゆきたいと思います。 亡くなったOさんは、精米屋さんでした。お話を聞く予定でいただけに残念です・・・。
合掌
