高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ノーベル賞学者・益川さん曰く・・。

2013-12-25 17:59:50 | 主義・主張
特集ワイド:憲法よ ノーベル賞学者・益川敏英さん

毎日新聞 2013年06月27日 東京夕刊
「あの安倍(晋三首相)さん、坊ちゃん政治家だからね。自分は安全なところにおって、戦争できると考えているんじゃないの。テレビゲームみたいな感じで。96条の改正から手をつけるようなことを言っていたでしょ。本気ですよ。これまでは、いつかは変えてやるぞってことでしたから。いまがチャンスと踏んでいるんだろう。反対する側も本気にならんといけない。
  僕は思う。自国の国民まで犠牲にして守らなきゃいけない国益なんてものがどこにあるんですか。愚かな戦争などせずとも、もめごとの解決の道は必ずある。譲歩できない利益なんてない。戦争は外交で防げる。いま必要なのは戦争を防ぐ知恵でしょ。それなのに憲法改正? 改憲論者は、つまるところ、交戦権が欲しいんですよ。憲法9条なんて邪魔だというのは、相手から攻撃されなくても、こっちから先に撃ちたい。つまり戦争がしたい。そうとしか思えない。恐ろしいことじゃないですか」
  「僕なんかの戦争体験は大したことないんだ。10歳ほど年上の同じ素粒子...論の先生はもっとつらい経験をされた。広島に原爆が落ち、自宅が爆風で壊れる。お母さんが重いはりの下敷きになって動けない。お母さんは自分はいいからさっさと逃げろ、と息子を逃がす。先生はずっと引きずっておられた。そんな悲惨なことが無数にあった。虫も殺せないような人が、戦地で敵を撃つのはさらに苦しいですよ。狙撃兵なら相手の顔まで見える。それが戦争ですよ。平和とはね、人を殺さないでいいことなんです。 

  60年安保のころ、研究の合間をぬってはデモに明け暮れた。「まず朝、団地に署名集めに回るんだけど、間に合ってますなんて、御用聞きに間違われてね。僕、ヘタくそなんだ」。めげずにベトナム反戦でも声をあげた。それは平和運動にも身を投じた名古屋大学時代の恩師、坂田昌一博士の背中を見てきたからでもあった。湯川秀樹、朝永振一郎両博士と並ぶわが国の素粒子論の第一人者である。「へ理屈の坂田なんてあだ名があったけどね。学問だけではダメだ、学問を支える社会の問題も考えられないやつは一人前ではないという空気がありましたね。先生はひと言もおっしゃらないんだけど」
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今夜のお題は・・環境、福祉、雇用・・かな。

2013-12-25 17:24:21 | 日記

昨夜は予定を間違ってしまったのですが、夜8時位になってお付き合いしてくれる40代オジさん達が現れて、ひとりでいるんじゃつまらいイブを楽しく過ごすことができました。 昨日のお題の中心は、ジビエ料理だったな。野生動物だけでなく、漁師町で捕れても捨てられてしまう魚達や漁師さんだからこその食べ方など・・・。けっこう盛り上がりました。

そして、今夜のお題は・・・、自然と福祉・医療・介護・・、そして、若者や雇用だね・・・メンバーから考えると。

良い夜にして、明日につなげよう。

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13歳のハローワーク

2013-12-25 16:49:18 | お知らせ

これはなかなか面白いポータルサイトだな。

中学生への職業観を育める、実体験も推奨してゆくHP. なんと、800万ビューに到達しているらしい。

しかし、いかんせん、NPO、ましてや インタープリターやアウトドアガイドがないなあ・・・。 登録しないかのアプローチが来たので、何かファンド企画としてやってみるかなあ。

http://www.13hw.com/home/index.html

追記

と思ったが、サイト内検索をすると「NPOで働く」というページもあった。 なかなか良く出来ているこのポータルサイトは。  その中で「村上龍」氏曰く・・・作家の村上龍さんだよね・・きっと。

仕事に充実感を持つことができて、社会的に価値を認められ、豊かな人的ネットワークを持つこと、それがこれからのNPOの成功の基準だ。日本のNPOは、人間で言えばまだ赤ん坊のような、未熟な状態にある。だから、チャンスなのだ。NPOで必要とされる知識や技術はほとんど無限で、金融から宣伝、医療や環境から芸術まで、どんな分野であれ、専門家は常に求めらている。会社の知名度や実績にこだわって就職活動を続けるのか、知識と技術を磨いて起業を考えるのか、または信頼し合える対等な関係の仲間たちとNPOを立ち上げるのか、働き方の選択肢は1つだけではない。

 

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NPO ねおす共育ファンド

2013-12-25 16:12:22 | お知らせ

この秋に新しいNPOである「特定非営利活動法人ねおす共育ファンド」を設立しました。

そのパンフレットと募金振込用紙付のチラシが出来上がりました。

イキル、チカラに。 をコンセプトに 子どもや若者たちが夢見るチカラ、夢を実現するチカラ、変化を恐れないチカラを育むことをサポートしてゆきます。

当面(来年度)の中間支援は、

①小学生の自然体験活動を促進するために、学校教育で宿泊体験活動をする際の移動バス代の補助

②若者、学生の社会体験の場づくりとその場でインターンシップをするための交通費の補助などをします。

資金を集めるための催事やセミナーも来年度からは開催してゆきますが、皆様からの一般募金もお待ちしております。

郵便振込 02770-1-47262 ねおす共育ファンド

銀行振込 北洋銀行本店営業部 普通 6682894 ネオスキョウイクファンド

       北海道銀行本店営業部 普通 3133647 ネオスキョウイクファンド

皆様のご協力ご支援をお願い申し上げます。

 

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去年のブログから 福島の子ども達

2013-12-25 10:23:37 | 日記

昨年のブログから・・・

福島の子ども達の受け入れをしていました。今年は例年どおり、ねおすの別働隊が道南で「福島キッズ」を展開しています。6~70人の子どもたちが地元を離れて冬の保養プログラムを楽しんでいます。

福島の説明会は過去最高の参加者があったらしく、子ども達の健康不安が保護者に広がっていることが実感されたと、担当スタッフから報告がありました。

被災地の放射能汚染は収束したわけではありません。原発事故処理も終わりの見えない人類初の危険な作業が続いています。 多くの日本人が自分の国で起こっていることが他国のことにように思っているのではないかな。 たいへんな危機状態に日本があることを忘れてはいけません・・・・。

 
福島からの子ども達
福島の友好NPO・方丈舎のプロ冬キャンプ1週間を受入中です。保養プログラムの一環。雪の中で思いっきり遊んでくださいな。雪壁を、登れぇー!...
 

 

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