ガオガイガーFINAL8巻に続いて手を繋いでるかは隠すわけですか、そうですか。
でもソルJとルネさんは間違いなく繋いでる!と言いたいけど、
ガン×ソードの場合は否定したい。だって・・・、ヴァンはエレナがいるじゃない。
というわけで最終巻です。ようやくココまで来ました!良く頑張った自分(笑)
と、言ってもまだ何巻か買ってないわけで・・・。全体の総括はその時にしたいと思います。
たぶん13話の巻が最後になると思いますけど。旨いところだし。
今回はコメンタリーが全編ついてます。
最終話は谷口監督、倉田英之、木村貴宏まさひろ山根と豪華です。
このメンバーで最初から最後までコメンタリーをとって欲しかったなぁ。
声優さんの話にはあまり興味がないんで。どうでもいい話が多いですしねー。雑談状態。
コメンタリーで作画パートの話やスタッフの思い入れを聞けたのはうれしかったです。
ガンソードさんも行くとこまで行っちゃったんで、かなり笑えました(笑)
さて、それでは本編の話でも。
●25話『バカがヨロイでやってくる』
24話でのレイの死の直後から物語が始まります。レイが全てをかけた復讐は満足のいく形で終わりを告げたかと思われたところに修復可能の連絡。そのアナウンスに感激する男と激昂する男。ここら辺からして面白い。レイの死を悲しむべきなのか、目の前の男をぶちのめすのか、ジョシュアの描写として面白いです。やっぱいいキャラだなぁ、ジョシュア。その間にカルメンたちは計画の阻止、ジョシュア救出の作戦を立てる。最初の頃のカルメンとだいぶ変わりましたよね。すっかり仲間思いのお姉さんという感じ。それもまたヴァンへの愛ゆえか!(笑)
基地内部に侵入するカルメンとユキコ。カルメンVSファサリナさん、ユキコ&ジョシュアとキャラ同士を軸にそれぞれ旅の決着をつける局面へ。その中でカギ爪の計画がついに発動一歩手前まで迫る。仲間達を案じるウェンディが見たものとは!?ここでAパートが終わるのが絶妙。桑島さんもいい演技してますなぁ。
Bパートは初っ端からイカシまくり。ダン登場のBGMから仲間達がヴァンの復活を確認するまでがかなり盛り上がる。最後にウェンディに名前を呼ばせるあたりが『ヒーローがやってきた!』って感じがします。その後は太鼓BGMと合わせてついにヴァンとカギ爪の男が正面で対峙する。ここが妙に雰囲気良くてねぇ。ヴァンの方からしたらついに追い求めた獲物を確認したわけですから。そこに水をさすミハエルですが、その後のミハエルとヴァンのやり取りがまたいいです。谷口作品らしい感じ。ヴァンのセリフがイチイチ面白いです。
『お前馬鹿だな!バーカ!!』『抱きつくな気色悪い!』
そりゃ男に抱きつかれたら気色悪いもんなぁ。
ミハエルはガン×ソードの中ではかなり頭いいほうなんですけどね。あの説得は頭悪いのか?(笑)
ここら辺、倉田脚本でよかったな、と思う部分。こういう馬鹿なトコが好きなんですよ。
レイたちを前に進めるために後ろに残ったエルドラ。諦めかけたところでカルロスが目覚める。
一応3話で起きたり、17話で話をしたりしてるみたいですけど、ちゃんとした登場はここが初。
非常用エネルギーで起動するエルドラと復活するプリシラ。
その一方でタイマン張るヴァンとミハエル。Vの字切りでサウダーデを倒すとこはイカシますね。
そうしてカギ爪と対決するヴァン。しかし、エルドラやプリシラたちはバリアを突破できない。
オリジナルを凌駕するバースデーを操るカギ爪をヴァンは倒せるのか?
しかし、そこでカギ爪は死んだ恋人、エレナを生き返させると言う。
一方でヴァンに負けたミハエルを見つけたウェンディは、兄の前に立ちはだかる。
自分の旅を決着をつけるために。
25話はそれぞれ旅に決着をつける対決に突入、と言う話。
Bパートはヴァン登場からかなり盛り上がりますね。
カルメンがファサリナの髪を切っちゃうとことか、女の部分が見え隠れして興味深いとこです。
この終盤の盛り上がり方はうまいなぁ。
●最終話 『タキシードは明日へ舞う』
アバンからして最終話っぽいことをしてくれます。
全ては楽園を夢見た男が他の夢を食潰していったことが原因なんですよね。
それ以外の夢は小さな夢。そのためには何をしても良いという、男の狂気染みた考えから。
カギ爪ってのは、全てを愛するが故に何も愛せない男なんだと思います。愛憎と言う言葉があります。愛憎とはある意味表裏一体。そのどちらかが欠けたら、それは狂っているといいでしょう。愛するものが全、等しく愛しているも、誰も愛を感じることができないという。変な宗教にハマル人はここら辺から考え違いをしているのかもしれません。愛があるなら憎しみもある。
一方のヴァンは皆が嫌いだった。他人を知ろうとしなかった。そんな男が特別だと認めた女性。16話などを見るとその愛の強さを感じられます。だからこそ憎む。エレナを殺したカギ爪を。そして、エレナを守れなかった自分を。女性の名前を覚えないのも、関係をもつのが自分の負担になるからだと思っての無意識の流れだったのかもしれません。しかし、ウェンディと出会い、仲間を持ち、エレナを今もなお愛したからこそ、ヴァンという男はここまでこれたんだと思います。それは他の皆もしかり。
エレナを生き返させると言うカギ爪に、現実を突きつけるヴァン。
死んだ人間は生き返らない、カギ爪はエレンを殺したという事実を突きつけるヴァン。
しかし、夢しか見ないカギ爪はヴァンを馬鹿だと言う。
確かにその通りかもしれない。合理的な考えをするならば。しかし、それでカギ爪の罪は消えるのか?
消えるわけがない。しかし、それを知ってか知らずか馬鹿馬鹿の連呼。誰だって怒るよなぁ(笑)
カギ爪の攻撃の影響か、意識を失うヴァン。その薄れゆく意識の中で遡っていく記憶。
そこでウェンディに告げた言葉を思い出す。
『お嫁さんってのは、幸せで、幸せで、幸せの絶頂の時に・・・』
ここで、エレナの花嫁姿をうつすところがね、クルね!
愛するものの名を叫んでの復活っていうのは最高に盛り上がりますよ。本当に。
主題歌も流れて最高に盛り上がります。
そして皆の力も加わり、計画の阻止に成功する。後はカギ爪を切るのみ。
ウェンディとミハエルの対決。スタッフ曰く、最後の展開は決まってたそうですね。
それをやるために走ってきた、ということみたいですし。自分の主張をぶつけ合う兄妹。
ミハエルもそうですが、愛するが故に愛を裏切ったものを許さない。
それはカギ爪と同じです。まあ、カギ爪はその極地にたどり着いてますが、
ミハエルたちは人間としてそれを追い求めてるんでしょう。だからああいう狂い方をする。
カメオがウェンディを庇った所がまた味があります。そして、自分に目覚めるミハエル。
そしてその違いから決別する兄妹。一応の決着。
そしてまたカギ爪サイド。夢を失ってもなお夢を叶えるまで死なないというカギ爪に、
ついに一太刀を浴びせるヴァン。そして、バースデー内部にいるカギ爪にたどり着く。
ダンの位置や静かな部分が哀愁ただよう場面になっており、ある種の空しさを醸し出してます。
そこでまだ愛をとくカギ爪に一閃。復讐の完了。
そして基地からの脱出。そこで懐かしのカイジさんが。最後においしいトコで出るとは・・・。
さすがキャプテンカイジ。そこに痺れる憧れるぅ!(笑)
脱出したヴァンたちはパーティを開くもヴァンは一人でどこかに行ってしまった。
ジョシュアとヴァンの会話がいいですね。始めてあったときは友達になれそうもなかったんですが。
ヴォルケインを引き上げるというジョシュアに頑張れよ、と告げ、去るヴァン。
最後にカルメンとウェンディがヴァンを追いかけてくる。カルメンは別れを告げ飛んでいく。
最後に素直になれた瞬間だったんでしょうか。
ウェンディとヴァンのやり取りが1話の対比になってますね。あの時はただの子供だったウェンディも成長しましたね。振り返らずにダンが空に帰っていくとこを見送るところはうまい演出だったなぁ。
そして数年後。成長したウェンディとヴァンの再会。そこでEND。
最終話EDはOPのアレンジヴァージョンで良い締まり方をしてくれました。
始めてみたときはあまりのデキの良さに思わず拍手(笑)
本当に良いアニメでした。
とここまで書いてかなり長文になってることに気づく。
あれ?自分ではまだ全然書き足らないと思ったんですが・・・?
しかも言いたいこと半分くらいしか言えてないよ!童貞云々も交えて書くつもりだったのに!
ガン×ソードでコレカァ。こりゃ、ガオガイガーは1話だけでこのぐらいの量書きそうだ(笑)
とりあえず、ここから特典のおもちゃの話でも。
フィギュアのおまけのおまけパーツを組み合わせた『エルドラソウル』です。
後ろにあるのはたぶん元ネタのガオガイガー。勇者繋がりと言うことで。
もう少し大きかったらよかったんだけどなぁ。ヴォルケインはまだでないなぁ。早く出ないかなぁ。
エルドラもリボルテックで欲しいかも。
そんでこれが5巻分のフィギュア。正直あまりデキはよくありません。
まあ、ただのファンアイテムですかね。勿体無いので一応飾っときます(笑)
フィギュア関連は↓で~。
http://yaplog.jp/kazeao-umimido/archive/169
総括はとてもzyないですが、文字数の関係でできなかったですね(汗)
あと4巻分記事書きますが、総括はそれらとは別に書くかな。
全巻購入特典は4月が最終なんで余裕あって助かりました。
しかし、ラッキーカードこなかったなぁ。私にはラッキーがなかったということか!?(笑)