流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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アニメ雑記 10/21 を語る

2012-10-21 17:40:11 | ■アニメレビューとか
●ソードアート・オンライン
新章突入。
原作読んでたときは妹の恋心とかどうでもよくてはやくアスナ出ないかなーとか思ってたけど、
今はあんまアスナ好きじゃないので、キリトの万能感を味わうのがまだ楽しいかな。



とりあえず感想書いときたかった7話。リズベット回。
SAOは原作読んでる時キャラクターの名前とキャラが合致してなくて、
リズはどのキャラクターだっけ、なんて思ったりしていたんですが、
まさかアニメでこんなに目立つキャラになるとは思いもよらずビックリ。

まず始まりが剣の手入れをしているという日常描写から入るのが新鮮。
穏やかなBGMに水車と雰囲気を作りながらリズの作業を見せて、
リズの日常を見せていくのが好感触。

ここの描写、ゲームクリアするときにリズの作った剣が折れて、
アスナの剣でゲームがクリアされてしまうという、
リズ好きからしたらモヤモヤする展開を踏まえているとまた印象的。
ショックのあまり7話でリズ成分を補給しようとしたら、
アスナの剣を手入れしてたのはリズという事実を突きつけられて、
つまりこれはリズあっての攻略だったのか、
とさらにリズにゾッコンにさせられる構造になっていて見返してて凄いなと思いました。
やっぱりリズあっての攻略だったのだな、と。
リズってそこまで重要なキャラデはなかったはずなのに、1話しかほとんど出番ないのに、
後に残したものが大きすぎて眩しく映ります。
アスナを中心にしたアニメの構成にも喧嘩売ってる感じで、
その野心的なところを感じる部分でその点もニヤリとさせられる。



SAOはゲーム世界の世界観であったりとかのデザインが貧相に見えて、
そういう点でアクセル・ワールドにだいぶ見劣りする部分がありましたけど、
リズの日常描写は細かい点をしっかり見せながらリズの仕草に寄っていて、
よくそういうところ拾うなーと見てて楽しいです。



リズの日常、店でカウンターに立つところ、
定位置に立つところをFIXで見せて、定位置からの見るキリトへの違和感を見せたりとか、
こういう変化を拾うのが楽しい楽しい。
その前の鏡への笑顔があってこそのギャップ。





そうしてなんだかんだあってこの風景。
リズの告白の気持ちよさ、手をつなぐ二人の手と光の情景の美しさ。
この情景に勝るものがあるかという見せ方で既に作品の魅力が頂点に達しているような、
そんな雰囲気がまたグッと来る。

しかしこうやって感想書いて振り返ると、
手の描写なんかは丁寧に拾っていたんだなと思う。
まあその手で武器を作り出す鍛冶屋なわけだし、
手こそが大事な部分っていう位置づけだったのかな、とか。

絵コンテ :立川譲
演出:星野真

たった1話で作品やキャラクターへの視点を変えてリズを中心とした1クールだったのではないか、
と錯覚してしまうほど突出した回だったように思う。
最後の約束の辺りとかどう考えても実は正ヒロインみたいなやり取りっていうか。
シリーズ全体の設計の中でこの回を中心してしまおうという野心的な部分が見え隠れしてて、
そういうのを含めてシリーズでの立ち位置を築いているのがまたいいな、と。
アニメが原作の構成をとりあえず時系列順にしましたっていう、
その隙を狙っての回でもあるっていうのが、やっぱりそう感じさせられるところでもあり。
アスナと攻略する前にリズを見るとこうなるんだ、という事実を突きつけるようでもあり。

SAOは原作から読んでますが、
こういう原作への価値観や視点が変わるような回を見せてくださってとても印象的な回でした。
作品にとってはシリーズのバランス的にどうなんだろうなと思う点もあったりしますが、
またリズベット見たいなぁとキャラが好きになれる回で個人的にはやっぱりグッと来るかなと。
これからのリズの活躍に期待、したい。


●ひだまりスケッチ×ハニカム



3期でひだまり荘の住人が増えて違和感あったけど、
今はキャラクター全員をちゃんと見れてホッとしてる面が強いかな。
スカートとか衣服の描写が扇情的でグッと来る感じ。
こういうの、もっと見たいなぁ。


●K





PANで見せる絵の大きさに圧倒される。
劇場版 TIGER & BUNNYで凄い長い長回しがあって、
この大きさこそが劇場版っていう豪華さだよなーと思ったら、
Kは1話でそれやっちゃっててなんじゃこりゃーと驚かされたなぁ。
360度周るパノラマの画とかイチイチ凄いなー、と。
スケボーの描写の大胆さ、
このキャラでこんなダイナミックな描写するのかっていう意外性も含んでて、
そういうのを味わうのも楽しかったかな。


●マギ



この体勢で殴るの見せるのかーみたいな新鮮さ。
原作通りなのかな。



化物に向かっていく辺り一連は印象的だったなぁ。
タルを持ってちょっとバランス崩す辺りとか描写の細かさや、
体当たりしてる辺りの動きなんかを目を引かれる感じ。



夕日の描写が印象的だった。
一連の事件を受けてもまだ時間が夕焼けであるっていう地続き感というか。
上で感想書いたSAOもリズの感情を追うのにいつまでも夜明けで見せてもしょうがないわけで、
最後は夕日の中で終わるけれども、
マギは戦いが終わってその中で見た感情を抱えながら最後まで走っていく、
夕日の中で築いたものをそのまま抱えていくという情景がグッと来る感じというか。

マギはスタッフが豪華なんで派手なものとか綺麗なものがまた見れたらいいかな。


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