流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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アニメ雑記 2020/12/20 を語る

2020-12-20 22:02:28 | ■アニメレビューとか
●ダンジョンに出会いを求めているのは間違っているのだろうかⅢ 12話


アゴの傷をずっと描写しているのが気になった。

1期8話でリリの傷が癒えた代わりにベルが血化粧をするのが印象的だったので、
そこを意識した描写だったのかな。
物語的に言えば言葉ではなく態度で示すという意思表示を強調する意味合いなんでしょうが、
傷の意味合いについて意識して欲しい形だったのかなぁと。
今回は1期8話を彷彿をさせられるカットが多くてグッときたな。
結構好きな話数だったので、ようやく見たいものが見れた気がしたなと。

1期感想。

ヘルメスの言葉を意識すると2期10話から繋がってる形かな。
サブタイトルが英雄○○の4文字なのも意識してるのがよくわかるし、
大事にしている部分なんだろうなというのが伝わってくる感じ。
今回はベルが誰かの英雄から全てを引き受ける英雄へと変わっていく転換点という感。
ただミノタウロスとの因縁が結果的にベルを英雄へと押し上げるのは作為的すぎる気がしますが、
敗北を喫することでそのバランスを取った感じだったんですかね。



ベルVS黒ミノタウロス。
背景を飛ばしたインパクト重視の線画描写がグッときますが、
ミノとの戦闘重視で先程までのドラマを置いていくためのカット、
という気がするな。
ミノがベルにアタックするまで間があるので、
刹那の瞬間や瞬間的なインパクトを描いているとするにはちょっと矛盾した印象がしたかなと。
強敵との戦いへと見所を誘導されている印象が強いというか。





朝日を印象づけてるのがまた8話的。
青さをあまり強調していないのはベルの青さを抜くような意図なのかな。
強くなりたいと願った場所、ヴァレンなにがしと朝練した場所で、
かつての強敵と相まみえるシチュエーションとかやはり好きですね。
再びヴァレンなにがしへと願う形も良いな。
ただ負け戦だったので音楽的な盛り上げ方は抑制的で、
1期のような爽快感さには欠けるかな。
今後も続いていくシリーズになるかわかりませんが、
またベルの活躍が見られることを願っております。

●アサルトリリィ BOUQUET 11話


幻影の見せ方や表情が印象的でしたが、
個人的に好きなのは指輪を見せるところだったかな。
梨璃が夢結の部屋から出る際に手を見せるところで、
なぜ梨璃が戦うのかというのを明確にしているのが良いなと。
夢結が縛られているから、
夢結とかつて繋がりがあったキャラに嫉妬しているからではなく、
リリィだから、という使命感を強調しているところがグッとくるかなと。


戦えない苦悩と指輪。
梨璃が出てから今度は夢結の指輪を見せるのがなんか惹かれたな。
戦いたいのに戦えないという眼の前の光景に立つ夢結の心情は、
リリィとしての心情に寄っていることを意識させられる感じが。
壊れた武器を前に手をこまねく形から、
まだチャンスはある、という引き方が良いのと、
それが夢結のドラマにつながる期待感もあって楽しみかなと。
最後まで楽しんで見れればと思います。

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