4話。
光の使い方、反射などの使い方が目を引いたかな。
青を基調としたアヤノのイメージの引っ張り方みたいな。
そこから光の当たり方より人物の向き合い方の変化で見せて、
記憶の無いシュウの違和感を引き出すとか。
女の涙、強し。
一筋の描き方が綺麗で目を引きました。
思い出も共有できない悲しさ。
自分はこういう三角関係の場合元々の繋がりのあるキャラに引っ張られがちで、
本作も当然のようにアヤノ派。
今時ヤンデレなキサラも好きですが。
記憶の中のアヤノが浮かび上がる。
この時にアヤノがまだイヤリングをしてるのが個人的に気になる。
戦闘のときはシンプルなピアスですが、普段は大きめのものをしている。
これはデートの時もそうだったようで、
アヤノの中でどういった位置づけのアイテムなのか気になる。
服装の変化が大きい分、変化のない部分が気になる感じ。
ちょっとユーフォニアムっぽいかな。
今作、妹に拘ってる辺りとかちょっと魂狩っぽいので、
京アニっぽいイメージ+魂狩でちょっと武本さんを思い出す感じ。
映り込みやおでんへの切込みによる変化の意味合いなど。
ただ演出的なパンチが強いかというとそうでもなく、
意味合いを読ませるというよりは雰囲気重視な気がするかな。
最初の女は強い、
というのはシュウの初めての女がアヤノということになるので、
割と重要な情報だなぁという気も。
キサラの最後の女になれればいい、
という潔さや目の下にある皺で描かれる病んでる感が個人的にはグッとくるかな。
男の今までを知る悪魔が病むほどの愛、
みたいなものを意識してしまうというか。
映りこみ、合わせ鏡の中に消える悪魔など、
反射を引っ張りながらラストカットは刃物に反射した光を描くのみ、
というのが洒落ているしEDの最初のエフェクトにもかけてる感じだったのかな。
個人的に鏡の悪魔の正体などが捉えにくいという気がしたので、
本筋の話というか物語の流れを説明してほしい気がしますが、
三角関係の肴程度の意味合いしか考えてしないのかなぁ感。
1話の見積もり描写とかいるかな?っていう気がここまでくると感じてしまうので。
5話。
ポーズやアングル的な面白さはあるかな。
アヤノの銃撃なんかは毎回気合入ってる感じ。
割とパワードスーツに着替えての銃撃戦とか、
そういうのは個人的に趣味じゃないのであまり気乗りしないのですが、
アヤノの描写は服装から読む場面があるので気にかかるという感じ。
アヤノは髪の描写が演出によって結構変わるので、その辺も好きかな。
目を隠したり、揺れたり、みたいな表情が出る感じの髪が好きというか。
お尻アングル。
割とお尻意識して見せてる気がするけど、
お尻は異世界迷宮が頑張っているのでまだ弱く感じちゃうな。
エロゲ的な下敷きを感じさせる作品なので、
割とキサラのエロゲキャラっぽさは好きなんですよね。
制服のスカートのデザインとか。
キサラは髪のサラサラ感を意識させるようなうねりがあってその辺が好きかな。
あとカーブミラーを意識させるの、
個人的に超電磁砲の山内回を思い出すけど、
今回の同ポジ演出、カーブミラーという連想からかな。
神出鬼没の宅配業者、完全にギャグ要員だなぁという感。
中の人も豪華なので妙なところで力入ってるなと感じる。
待ち構えるように速攻で物が届くシュールさ。
アニメだなぁという感がやはりほしい感じなんですかね。
くつろぐアヤノ。
この部屋着の描写が割と新鮮かな。
スリッパ履いたままソファーに寝転ぶのか、とか。
シュウの登場で慌てて着替える。
ストッキング描写は脚本家繋がりで冴えカノの霞ヶ丘詩羽思い出しますね。
やはり負けヒロインなのか、みたいな。
同ポジ、ローソクの光が作る怪しさに接吻の文字強調。
これで何もないわけがない、という描写のような。
膝枕に頭なで、羨ましすぎて辛い。
鏡の悪魔は合わせ鏡で出てくるから目を合わせないように、
目をふさいで、というのがちょっと無理やり迫る描写っぽくあり雅。
個人的に気になったのはピアスの有無。
というのも過去の記憶の中で帰りを待つアヤノはいつものピアスをつけていて、
今回はそれがない。ネックレスもない。
鏡の悪魔が出てくる恐れがあるから外しているという描写だと思いますが、
飾り気のないアヤノの姿が何かを決意させたのかと思わないでもない。
アヤノの部屋着が残念というのは出てくるけど、
普段つけているものをつけていないというセリフは出てこない。
そういうアヤノの細かな描写が気になるという感じかなと。
やった後に黒タイツを履いてないとか、
そういう描写もまあ気になるけど、個人的にはその辺が気になるかなっと。
キサラと同じような接吻。
こういう同ポジの使い方の既視感はあるんだけど、
いかんせんパンチは弱い気がする。
キッスのイメージは強いんだけど。
まあこのローソクが消えるまでの行為、
という時間を意識させれる部分はありますけども。
髪への反射。
今まであまり見せない描写なので目を引くかな。
これで最後だから、これで捨ててあげるから、
と迫りながら最後にはキサラに記憶を消させて、
求められた事実を自分だけのものにする。
なかなかに聡い感。
たとえこの時間が消えても、求められたことには変わりないわけで。
しかし目をつぶりながらだからやっぱ着衣でやっちゃったのかなぁ感。
割れたガラスに反射する悪魔。
反射は武本さんだともっと人物を細切れにする感じだし、
同ポジの変化をもっと明確にするよな、とか考えてしまっていた。
病むキサラ。
涙の粒が飛ぶ感じ、無理やり唇を奪ってのシュウの腕OUTのキサラの翼IN、
というリズム感はわかりやすい力の譲渡で楽しい感じ。
鏡の悪魔は滴る水を合わせ鏡にして登場していたけど、
まあ割とアヤノの愛液の描写っぽくもあったわけで、
悪魔の登場した場所を踏みつけにするのと同じく、
アヤノの気持ちも踏みにじる感じにしたかったのかなという感。
ただアヤノが求められた時点でその考え方は空を切るだけな気もする。
公園の描写、EDでも出てくるので割と意識強めに持ってしまうんですよね。
なぜこの形にしたのかという意識というか。
だから自分も引っ張られて意識してしまうという感はあったかな。
ED。
キサラがスルっと回転する感じ好きですね。
1話とかでもですが、髪サラサラなんだろうなぁ、みたいな感じが好み。
セーラーカラーはひるがえさないように、
というのが乙女のたしなみなので、そこはかとないエロさを感じる。
女子の衣類をめくるという描写によってそう感じるのかな。
内容は深刻だけど、
曲調が明るいので割とどうにかなっていく作品なのかなぁ感。
個人的にはキサラの病み感とアヤノの正ヒロインをガンガン攻めて欲しい、かな。
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