流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

喰霊-零- 11話 を語る

2008-12-16 01:48:19 | ■アニメレビューとか
月曜深夜のtvkはスーパー高山カツヒコタイム。
もうすぐ終わっちゃうのが寂しい。



XEBECのグロス回。
グレンラガンでもそうでしたが、グロスでのXEBECは素晴らしいですね。
冒頭から黄泉と親父さんのアクションが面白い。
引きの殺陣や飛び散る破片などケレン味たっぷり。
特に親父さんの鎖のタイミングとか好きですね。
途中やや親父よりのショットから出る鎖のタイミングとか個人的に好みで気持ちよい。
奥行きを感じる立体感のある煙とかも目を引きました。



霊力を観測するところってのがやっぱあるのね。
やたらそういうのを気にさせてたのはここを活かすためかぁ。
手が込んでるなぁ、と思わせられた瞬間。



室長のアクション。ガトリングガンの引きから徐々に接近戦に。
最初は姿を見せずに、最後はアップでパンチという流れの意外性。
パンチを打つところでアップでためてる辺りとかいいですよね。
こういうアクション気持ちよいです。



対立軸を煽りながらその次を出して絡め取っていくのがいい。
バトルの見せ方も毎回面白いよなぁ。

親父が鎖で『絡め取る』、組織の連携で『絡め取る』と、
バトルの中の類似性も気になるところ。
バトルとドラマの密接な関係。
そして親父の鎖という武器は組織の絆の強さのメタファー。



ここで耳につけるかぁ、と(笑)
最近ピアスがどうの、とか色々気にしてたのでかなりツボに入りました。
しかし、ここでマイケル師匠とは・・・。

『私たちのせいで…』という感傷を否定する室長と、
親父の『どうやったら強くなるか』という話の結びつき。
組織としての規律を守りながら闘うことと、
背負って闘うことは同じものなのではないか、という。

なんだろうな、組織の中の一員であること、
その中の規律を守っていくことが強くなる道でもあるっていう、
従来の全員を助ける!という主張を安易にせず、
社会的な側面から個人の強さを見つめようとする目線が強いのかなぁ、とか。
個人的にそんなことを考えさせれました。


そして壊滅する組織と親父の死。
神楽と、そして紀之は黄泉とどう向き合うのか。
気になるポイントは多い。

喰霊-零-はまだまだ終わらない。


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