流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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小林さんちのメイドラゴン 3話 を語る

2021-08-18 16:52:12 | ■アニメレビューとか

手狭。
トールたちがやってきてからの生活苦の描写があるあるかな、と。
トールを包む暖色系の光の中でも小林さんにとっての生活苦、
というのが混在してきて時間の経過を伺わせる描写かなという気がしたな。
同じような色合いでも時間とともにその意味は変化していくのか、みたいな。
だから自身の存在が小林さんにとって迷惑かどうか問い直す回になったのかな的な。


蝶とは何かが2話の引っ掛かりの1つでしたが、
カンナが捕食している?っぽいのを見るとやはり終末の獣!
という気がしてくる感じで、
ここもドラゴンという存在を問い直す感があったかな。


アングル的な面白さにダンボールから覗く顔がキュートで良かったな。
そういえばフルメタTSRでも北ノ原さん引っ越し回?(ではないか)を、
やっていたようなことを思い出した。

自分この2年で4回くらい引っ越ししてますが、
本をダンボールに積めて運ぶのを1人でやるのメチャクチャ大変で、
やはり引っ越し屋必要だったかなと見ていて思ったり。
本の重量ばかにならないですからね。
円盤もかさばるとこんなに重いのかとか。どうでもいい話でした。



芽吹く。先に咲くツボミたち。
前話からピンクの意識が強かったのでここも引っかかったかな。
新しい生活





鏡という演出家にとっては格好のアイテムであるはずのものをあまり意識させないのがちょっと気になる感じだったかな。
武本さんは欠けた絵から入る部分があるように思える故の引っ掛かりみたいな。
トール自身が人の体を不便に思ってるところが、
自己欠損として認識しているのか。
小林さんになる、重なるという意識があるような部分が気にかかる感じ。


情景が綺麗ですね。
割と京アニ作品ではよく見かける。



洗ってあげるで服脱ぐ出すのマジかって感じですが、
屋上でドラゴンの姿になってるのもマジかって感じですね。
虹がかかるのも良きかな良きかなという感じで、
コメディ感ある作品でよいオチの絵がきたなかなという感。





人間差別してちょっと不安になるトールの図。
小林さんの寂しさを強調する絵が窓に映った自分なのが気にかかる。
カーテンを閉めずにそのままでいるのもちょっと気になるけど、
孤独であったというのを感じる絵だったのが染みる感じ。
そういえばAIRでも昼間に窓に映り込む絵をやっていたので、
やはり映り込みとか好きだったのかな、とか。
窓から遠い空白を意識してるところも引っかかる感。


ややカンナが会話から外れてますしそういう絵ですが、
それをこの後に補完するのが今作という気がするかな。
わかってこういう絵にしてますというのがよくわかる。


トールの騒がしさも遠回しに肯定する小林さん。
トールの不安感に光を当てた感じで、
また前話数とは光の使い方のニュアンスが若干違う感じ。


歯ぎしりうるせいの図で光と影が消える。
トールの心理が今回は絵として出た側面が強い感じですね。
そしてコメディ的な落とし所でもあったり。
屋上でトールを洗ってるところもそうですが、
最終的に戻るのはこの関係っていうところを指し示す話数のように思ったかな。


小林さんちにドラゴンが来るというのをちゃんと玄関からやってくる、
という形でやってる感じ。
家が大事にされてる感があるのかな、と。


オッドアイ強いという感。
新キャラの存在を通して、
再びトールを肯定する感じが関係性の再確認の回とうのを思わされる感。
そして今度は酒乱な小林さんの姿からそれまでの言葉の重みが、という形へ。

これがずっと巡るのか、新しい視点で語られるのか気になってくるところかな。

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