流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

Fate/EXTRA Last Encore 1話 を語る

2018-01-28 20:39:08 | ■新房昭之






アニメ化発表されてから随分待たされたなという感じでしたが、
原作クリアしたのがつい最近だったため、自分的には猶予が長くて助かった感じ。
原作では女主人公でネロルートだったので、
冒頭の戦闘見つつ、あれ私この間これ勝ったよね?という感覚で見ていたり。



凜のツートンカラーはちょっと新鮮かな。
ピンク髪のキャラ誰?となるなど、
原作プレイヤーでもわからない部分が多いのが気になったかな。
そもそも先生は大河だったはずでは?なぜ言峰消える?
なんで主人公が129番目(原作では128人だったはず)?etc
1話から色々詰めこんでる感じですが、仕掛けとしては先が推測しやすい部分、
冒頭の敗北も原作的に考えてあり得る話ではあると思いますが。



行き止まり。
この先に至るのは死者のみ。
死体担ぎというシチュエーション、死者の国への誘いなど、
本編からはあまり想像できない部分だけど、決闘場のイメージだったのかな。
四角い螺旋式階段を下りていくところはウテナとは逆のイメージ。
まあ原作結構ウテナ的なイメージありますよね、EXTRA。
閉じた学園で決闘とか。



行き止まりのイメージのリフレイン。
電脳世界っぽい空とか印象的ですね。





影の反転。
まあインパクトありますよね。
影で見せる部分は印象的な雰囲気でしたし。









幾何学模様が変化する壁などは電脳世界っぽさの演出だと思いますが、
ステンドグラス上に死体が集まってるのは新房作品っぽさ全開という感。
そして主人公の喪失、移動。
残る血。
主人公はどこへ移動させられたのか、したのか。



月への強い憎悪。

新房作品において度々月や吸血鬼のイメージが出てきますが、
もはやセルフパロディというか、自己プロデュースでやってるのかなという印象さえする。
化物語などもそうですが、やはり新房作品は渡辺キャラデでなければとか、
打ち上げ花火で武内さんが監督でしたが、もしもあの方がいたら、とか、
月、ルナ、ということはソウルテイカーか、みたいな連想は可能なわけで、
そういう部分がちょっと気になってくるかな。
どうでもいい話でした。





朽ちた黄金劇場とネロのお墓。
これだけ深いところにネロは落ちてきた、という絵なのかなと。
黄金劇場を洋館と捉えるところができるのも面白いポイントかもですね。



剣を抜く、とはつまり選定の剣を抜くに近い。
この間のアポクリファ23話でも同じようなイメージがありましたが、
まさか今作でもやるとは。



主人公の血だまりっぽい上に立つネロ。
憎しみを抱く肉体から出たものを赤く美しく演出してるけど、
ネロをどう扱ってくるのか気になってくるかな。
また主人公が血を流した場所は、ネロが倒れた場所と等価、
ネロもまた同じ立場という位置づけ、なんですかね。

うーん。
傷物語で日本国旗が出てきて血と血が流れたもの、
というイメージの一端がありましたが、
今作はその辺を踏襲してる感じがしますね。

ネロが降り立ったそこは本来は白い花畑であったはず。
しかし何者かの血だまりの上にネロは降り立っている。
まあどう考えても主人公の血だまりの上に降り立つネロというイメージですが、
そういう白いものの上にある赤、
というイメージを日本国旗からネロに転換してます、という風に映る。
デザイン的にも服は白と赤多いですしね。





ネロの花吹雪、赤のイメージを血に変えてくるあたりが、
凄い新房作品っぽさの延長線上にあるのが気になってくるところですし、
ネロをどのように描いていくのか、非常に興味が湧いてくる部分ですね。
自分もネロ好きなので、どういう側面を掘り下げるのか、楽しみです。



サブタイがステンドグラスって凄いな。
ここまでくると変な笑い出る。



白が合格、赤は異常。
赤というのがここでも演出に使われていて面白いですね。
129人目という異常性も含め。

基本的な設定は変わらないと思うので、
ネロと主人公がどういう戦いをするのか。
次回が楽しみです。


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