●9話
髪切り。夏服は一旦お預けで。
フルメタTSR以降、散髪回はつい意識してしまうというか、
構えてしまう感じがするかな。
音響的な髪を刈られる雰囲気が好きなのかもしれない。
ASMRとかで割と定番ですしね。
あと信頼している相手に身を委ねる感じとか。
変身中という儀式めいた感じもあるかな。
読書と眼鏡。
舛成回で眼鏡キャラというのはいいけど8話だって眼鏡キャラやん!
みたいなツッコミを入れたい感。
ただ読書家の女子ってなると全然話は変わってきますよね。ROD。
読書家女子を横目で見る雰囲気を見せてるのが個人的にグッとくるかな。
この作品を見てると忘れがちですが、
女子の仕草をこれだけねちっこく見せるの、なかなかないですし。
左手に栞を差し込んでスタンバってる感じとか、
読み慣れている雰囲気にグッときます。
パンツルックな小路と木崎さんが新鮮ですね。
買い物の中での気づき。
セーラー服を着た人がいる、
というところに反応するかというミスリード。
ショッピングモール内を見て回る中でのやり取りでは新鮮だったかな。
合間に入る小物なども力入ってる感じで。
一瞬で流れますがやはり光物に目が行ってしまうのかな。
兎原さんのマニキュアとか、2期があれば繋がる一面というか、
そういったのをふんだんに盛り込まれている気がします。
木崎さんがアウトドアショップでカラビナいじってるのとか。
ぜひ2期はやってほしいな、という感。
薄明光線。光のはしご。
自分は天使のはしごと呼んでいたので、
宮沢賢治引用の光のパイプオルガン呼称は新鮮だったな。
自分の中のパイプオルガンはロボットとかだったりするので。
宮沢賢治引用は今回が古城さん回だからというのが根本にありそうですが、
こういった美しい情景をそれだけで終えるのはやや勿体ない気もして、
オルガン、鍵盤からのピアノという連想ゲーム的なやつなのかなと、
ちょっと意識しすぎる感じだったり。
ただ木崎さんがパイプオルガンを引用したので、
恐らく彼女が気に入っている表現なのだろうな、という感があり、
実にこの作品のアニメオリジナルらしい回り込み方だな!
みたいなことを思ってしまいましたが定かではない感。
ハンバーガー食べるのに周囲を見るの、
どこの小笠原祥子だよ、みたいなことを思ってしまったな。
ハンバーガーを始めて食べましたという話は色々ありますが、
この食べ方がわからず食器を探す、
みたいなのは自分はマリみての祥子さまをどうしても連想してしまうなと。
小路と木崎さんがパンツルックなのも割とその辺意識してしまうところ。
風船や栞の描写など、読めるところも割と多くて、
またアニオリだけど情報量の多い回で良かったですね。
●10話
積乱雲と窓の合間から見るクラスメイトの姿。
やや7、8話の焼き直し感があるかな。
9話から飛んで水上さんを入れ込むところとかを含め。
アバンが本編とは全然雰囲気違っていて、
やっぱ7、8話辺りの影響があったのかな、みたいなことは思ってしまったり。
ポンポンってこうやって作ったんだっけ、
と遠い記憶を手繰り寄せてたけど全く思い出せず。
ちょっとした懐かしさがありましたね。
空間的な移動というか、入り組んだ構内を歩かせるというか、
姿が一旦見えなくなったキャラを追うカメラワークなんかは新鮮かな。
移動時間やアウトしたキャラがカメラが動くことでインしてくるリズムとか。
小路の一生懸命さというかは伝わってくる感。
構図的にツッコミ入れ用みたいな感じとも重なって、
コミカルであるという感じに寄った感はあったかな。どうなんでしょう。
発育いい系女子。
肉に包まれる感じって書くといかがわしい感じかな。
太陽に向けて。
光をエフェクト的に描くのは7話でもやっていたので、
割と作品が好む作風なのかもなと思えたり。
豪快なスイングは原作のポージングが印象的でしたが、
アニメはアニメで新鮮な感じかな。
●11話
ピアノの存在感が大きいのが新鮮な感じかな。
ステージ上ですが、
入り込む木崎さん側が大きな扉から入っているような感があり、
こういう見せ方もありなんだなという感にグッとくるというか。
なまめかしいポーズも好みかな。
爪を切りピアノを弾くイメージをする。
夜の鈴虫が鳴いている雰囲気の田舎くささというか、
そういった夏の夜の雰囲気の中のピアニスト女子感、良いですね。
原作的にこれ食べるのは兎原さんでは、
みたいな気もしますが、
今の木崎さんの心境はそういうものかもしれないと思うとグッときますね。
最終回は正直めっちゃ楽しみです。
この一連、かなり兎原さんポイント高いアニメオリジナル(原作通りでしたすみません)ですよね。
でも木崎さんがなまめかしいのでついそっち見ちゃうというか。
木崎さんめ!
時折見せる目のクロースアップも意思が感じられる感じにグッとくるかな。
腕オバケ。
色トレスで割と目立っていて目を引きますね。
本を読み終わり、新しい幕が開ける。
もしくは古い物語を読み終え、新しい物語へ出会う予兆、なのか。
こういう演出いいですね。
また9話における古城さんのような読書をしている風景の反復でもあって、
本を読む中にも含む色合いが多様なことに触れているような感があってよい。
アバンが大体教室に入る1日の始まりからスタートしますが、
こういった細かなリフレインが作品を豊かにしているなぁと感じます。
毎日の繰り返しの日常が多様だからこそ変化にグッとくるのかもな、とか。
先生と引きの構図、家の中だったり構内のこういう構図だったり、
風情がある感じで良い感じでしたね。
小路がずっと一緒にいた人という、
奥行きのある人物像としての彩りを意識させてくる感じかなとか。
校舎内や体育館の張り紙など、
小路が6年間1人でいた空間だけどもそこにある寂しさに触れない感じというか、
むしろ人がたくさんいた頃を思わされる、
学校という場が更新されずにまた多くの子供が集まったところにグッとくる感じかな、とか。
ある意味で時が止まった空間描写だったのかもしれない。
個人的にバレー女子の憧れはまだあるかな。
この辺のボール追ってレシーブする感じのニュアンスは好みな感じ。
帰ってきたハンカチ使ってるっぽいのとか。
こういう巡り方をスッと描けるところに本作への信頼感があるのかも。
木崎さんが思い描く夏、なのかもしれない。
リボンがAKIRAのテールランプの残像のごとく。
ここでも太陽は見せるのかという感。
海の上を滑っているというか疾走する姿は綺麗なんだけど、
リボンのエフェクトやカメラワークのアクティブさがちょっと気になったかな。
優雅であってほしい気持ちが強かったというか。
まあ小路のアクティブさを考えるとこれでよさそうな感もあるけど、
三浦コンテだったしバトルアクションではないんだよな、
みたいな引っ掛かりがあったので。
木崎さんの中の小路が若干人形っぽい感じがするのが、
実物大の小路ではないことを強調しすぎている気がするというか。
木崎さんの風に流れる髪がいいですね。
こういう優雅な感じが好きというか。
リボンエフェクトの縦横無尽さは木崎さんを包むという意味では良いけど、
見たい少女を象徴するものではないかなと感じちゃったかな。
しかし水上を滑る少女像っていうのは好きな像でもあり、
ちょっと悩ましく感じる一連でした。
たぶん自分が艦これで見たい描写ってコレだったな、みたいなことも思ったり。
あとBGMがピアノとヴァイオリン?と木崎さんを印象付ける楽器なのも良いですね。
割と7話的な発想な気がするけどそれ以前はあまり意識してなかったのでどうだっただろうか。
最終回は今シリーズ11話分を総括する描写がくるんじゃないかと思うので、
直近の話数を振り返る意味で記事にしてみました。
最後まで楽しんで見たいところです。
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