新番組一発目。
最近あんまりこういう髪のフォルム見かけないので思わず反応してしまったな。
吉原さんの監督作に期待。
新房シャフトでもシネスコよく使ってるけど、
ビスタで映画をやろうとするとシネスコになっちゃうっていうことなのかなとか。
これも映画というものに対する一つの考え方なのかな。
主人公DVDで見てるけど。
事故イメージっていうか自己イメージ?
こうやって猫の死を天に召されるように儚いイメージで仕上げてるのが、
主人公のおじさんに対しての憎しみとかそういうがなく、
死ということに対してある意味で前向きな捉え方をしている印象があって、
個人的にはグッときた。
しかし井戸やら目玉の親父やらホラーからホラーアニメパロときて、
ドラえもんに行ってしまった感は何なんだろうな、とか。
のび太の家にしか見えないよーみたいな。
ヒロインへの印象。
結構目とか丸い印象だったんだけど、
川越に見たヒロインは綺羅びやかさを持った薄目のお嬢さんって感じで、
ちょっと違った印象があって引っかかる感じ。
今作はシンメトリーな構図とか光を中心に置いた感じが印象的だったな。
猫の死のトコだったりは背景白いけど、
闇の中で2人はその真の姿をお互いにさらけ出していて興味深かった。
光に照らし出されるキャラクターの造形が際立ってて印象的。
ヒロインと主人公の見ているものの差異。
イメージとしてではなくこの後の主人公の引っ掛けと絡んでくるような、
相手を見透かすような目の描写が捻くれてて個人的に凄く好みなシーンだったな。
漫画的に砕けてみたり首を捻ってみせたりとか、
より相手の内側を覗いていくこと強調するようなポーズがイチイチツボに嵌ります。
さっきまでの見透かすような目とは裏腹に、
言葉で相手を規定していき、
先ほどの見透かすような目線をなかったかのように振る舞う姿勢のようであり。
こういう戯言がやっぱ自分は大好きなんだなーと感じさせられます。
合間合間でデフォルメや崩した画を入れるのもシャフト風な感じ。
先ほどまでの観察をそのままひっくり返されてか、目がなかったり。
そしてこの決め角度。
頭に浮かんだことを切り替える瞬間に、
相手を見据えるまでの一瞬に出る目の表情が丸く可愛らしいですね。
その後のお嬢様っぽい艶美な表情とはまた違う瞬間にグッと来る。
複数の光源と呼応するように点滅する光が作る空間が印象的だったな。
他のとこでは光で画面分割したりとかもしてたけど、
ここは次の表情を印象づける光にも続いていて、
光のイメージの使い方が綺麗でしたね。
なんというかなかなか批評的なアニメというか1話だったのかなという気がします。
シャフトがやっている画面を規定していくかのような演出が興味深いっていうか。
大沼さんや上坪さんとはまた違った消化の仕方ですよね。
雰囲気だけでなくそこに意味を持たせようっていう意識が強いように思えます。
まどかのときの違和感ってこの相手を見透かすかのような視点の喪失にあったのかもな、とか。
描写はされなかったけど、
それを持っていたのがまどかだったんじゃないかという疑いが自分の違和感としてあるのかなとか。
キュウベェが本来はその役だったのかもしれないけど、うーん。
まあどうでもいい話。
しかしこれゾンといいディーンは最近力作が続きますね。
ゾンビでもなんでもいいからブランドを作ろうとかそういう意識でもあるんだろか。
EDも画面分割で最近のディーンのEDをイメージしつつもシックな仕上がりで良かったな。
ああやって歩く描写を絞ってみせるのとか個人的には結構好みだったり。
あとは靴でカツカツ歩くイメージがもっと強かったらと思ったけど、そういうキャラじゃないか。
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