流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 4/8 を語る

2012-04-08 19:36:22 | ■アニメレビューとか
●アクエリオンEVOL



喪服の結婚式が展開上どこかしらで重要な転機になると思っていたので、
今回は結構展開に揺れ動きがあるのを身構えてたんだけど、
終わってみればミコノの魔女っぽさというか、
そういうものに目がいった話になったなと。

今回はジンの死をきっかけに敵側に作品の鍵となってる転生を利用するような語り口をさせたり、
地面に埋まって死というのを考えてみたりと結構興味深い回でした。
転生や生まれ変わりをドラマティックに使いつつも、
死という現象の前にその言葉がどれだけ無力なものなのか叩きつける意味で作品的に新鮮だったし、
土の中の個、今まで死んでいったものの繋がりを意識したりと、
生き返ることだけが繋がりでないような部分が描かれてるのがキャッチーでグッと来たかなと。
その中でミコノは生命を操るというと語弊があるけど、
そういうものの繋がりを持つ巫女、しかし姿は魔術師とか魔女を連想させるもので、
今後ミコノがどういうキャラになっていくか見ていく上でも楽しみになってくる回だったな、と。



今作のEDは何気にかなりお気に入り。
ゼシカのイラストが見られるシーンなんかが綺麗で初期は好きだったんですが、
キャラが追加されていくごとにどんどん魅力が増してきてグッと来るんですよね。
ジンくんが追加されたときは胸を鷲掴みにされた感。
こういうキャッチーさもあって毎週楽しみです。
そういえば今作は穴がやたら強調されてるせいか、
このEDは壁画とかに描かれてるイメージが湧いてくるなぁ。
2クール目はどうなっていくのやら。


●モーレツ宇宙海賊



船長服を装飾しようとかお洒落な感じをだそうとしてるのかなって思ってたら、
懐中時計が通信機になってるのもなかなか洒落てるなぁ、と。
携帯だと電話が時計変わりになってるけど、
ウルトラセブン風に考えるとやっぱり時計が通信機のがカッコイイと思うので、
そこから掘り下げるように懐中時計っていうのは驚かされたし洒落てるなと感じたな。



スーツ姿も洒落てるなぁと。
パンツスーツ否定はニヤリとさせられますね。
営業を覚えろっていう話からどんどんこんがらがって行くのが楽しい回でした。
サングラスも色眼鏡を意識させられる感じで話的にも凝ったアイテムだったかなと。

ここのところ王女様づくしだったのでチアキちゃん登場とヨット部海賊展開に歓喜。
バルバルーサ艦長の荒くれ者っぽい姿から紳士さを演出する言葉遣いのギャップとか、
ああいうのにもイチイチ反応しちゃいます。
次週も楽しみだけど、元部長は出なさそうなのが残念。


●あの夏で待ってる
個人的にはつまらないアニメだった。
何を足がかりにしたらいいのかわからなかったからっていうのがあるのかもしれない。
恋愛が先輩のあの場所探しにどういう影響を持つのだろうかとか、
映像への拘りが残すものは何なのかとか、
主人公にとってのかけがえのなさをどう感じ取ればいいのかわからなかったっていうのとか。
そういう意味では柑菜がやっぱり一番魅力的だったな。
まあ全部嘘で、眼鏡のツルを透けて目を見せる違和感とか、
そういう細かい不満が積もりに積もって、っていうのもあるか。
メインはどっちかというとそれな気がする。

要所要所で見られるSFやキャラの見せ方のかっこ良さは流石監督&キャラデなんだけど、
それが作品を牽引するものになっていたかといえば、
この作品を面白いと思ってるんだろうなとか、そういうズレを感じただけだったかな。
あの夏はどこを向いていたのか考えるのもいいかもしれんけど、まあ面倒。
監督の次回作に期待。


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