流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

萌え漫画みて悶々と考える を語る

2006-12-25 15:35:35 | ■雑記
暇ネタ。オチなし、バカ丸出しですがいつものことだし気にしない。
とりあえず徹夜で『ラブひな』全巻読んだ。うん、やっぱ面白い。しかし、せっかく東大に入ったのに東大生のキャラクターとかでなかったんだな。景太郎に恋敵を作るような真似はしないで、成瀬川の方に恋敵を作ってたんだねぇ。作り方が少女マンガっぽいね。成瀬川も憧れの先輩がいたり。作者が影響を受けたっていうセーラームーンだって原作は少女マンガだったわけだし、セーラームーンの与えた影響は大きかったし、昨今のオタク文化は少女マンガの派生だと思っても良い気がするんだよなぁ。あんまりそういう話を聞かないけど。元々子供向け、少女向けだったものがオタク向けと言って本格的に売り出した頃から捻じ曲がったんだろうか。私は読んでる当時は女の子イッパイ=少女マンガっていう認識だったけど、今はその感覚が全く無いなぁ。どういうことだ?

『ラブひな』って意外とメカとか出してんだよな。コレが記号化するメカなんだろうなぁ、とか思った。ミサイルはもろサーカスに影響されてる感じがする。アニメが漫画に与える影響って、やっぱあるんだろうか。

『ラブひな』はアニメDVDがバカ売れしたと聞いて調べてみたけど、今でいうFate並に売れてたんだね。フリクリとかガオガイガーFINALもOVAだけどそんぐらい売れてたみたいだし、今じゃちょっと想像し難い話。DVDの売り上げでロボットアニメが上位に来るなんて今じゃガンダムぐらいしか聞いたことが無いし。ラブひなのような漫画原作ではなくエロゲー、ラノベのが売れてるし。でも、萌えもそろっとヤヴァイんじゃないかとか言う人も結構出てきてる感じするし。はぁ、時代の移り変わりを考えてると頭がこんがらがりますな。

最近ロボットアニメで言うなら『ボトムズ→パトレイバー→ナデシコ→フルメタルパニック』とかひとつの流れになってんじゃねーの?とか変な妄想したりしますが、全然話も繋がらずじまい。アニメで時代を語るより漫画の方がそれに適してると考え始めた今日この頃。頭で考えるより図面でも引いたほうが流れがわかりやすいかも、と思っても中々着手しなかったり。



堂高しげるの『もえちり』です。めでたく2巻で完結です。キャラクターは都道府県から各1人づつの47人。ネギまの31人を凌駕してます。これだけいれば選り取り見取り。各キャラにファンがついてそれが総合的に大ヒットへ!とはなりませんでした・・・。堂高は『妹選手権』でオタクネタを扱ってましたが、アレは極めて上手いオタク漫画だったと思います。オタクの見聞や意見を堂々と漫画にしているあたりはとても興味深かったし、オタク文化に疎い自分の参考として今もよく見返します。
この『もえちり』は堂高の持ち味であった毒が消えてしまっているのが残念なところ。そもそも毒を売ってるような作者さんだし、『妹選手権』でもキャラを活かしきれてなかったし、47人も動かすのは無理だとは思うけど。いきなり47人とか、担当が無茶させたのかもしれませんがろうと思いましたが。でも、『妹選手権』という作品をだした堂高の次回作には期待したい。

しかし、コレを読んでると『ネギま』が如何にキャラをコントロールして人気を出しているかがよくわかります。『ネギま』は31人が主役のようで全然別物ですから。堂高は無理して全員を扱おうとしてましたが、そんな必要は特に無くて、人気キャラが複数できれば、それ目的でファンがつくんですよね。今の刹那、明日菜、木乃香、のどか、エヴァあたりがそうでしょう。メインキャラを作っておいてそこから裾野を広げていって、尚且つそれを感じ難いのが『ネギま』の上手いところなんだと思いました。要は普通の漫画と変わらないんですよね。31人なんてハッタリです。数名のメインキャラと多数のサブキャラクターが『ネギま』なんですね。『ネギま』人気の秘訣としては『好きなキャラを選べる幅広さ』と『いつか自分の好きなキャラが扱ってもらえる期待感』が大きいのではないかと思います。長期連載の手段としても有効な感じですよね。読み手は『いつか俺の好きキャラが・・・』と待つことにはなりますが、その待つ間にも次々と裾野のキャラ(夕映とか千雨とかいい例かも)が出てきて人気もUP。それ以前に紹介された委員長とかもある程度小出ししてファンを離れさせないようにするなど、キャラの見せ方がうまい。今の原作の格闘大会?が不人気なのは特定キャラの突出と他キャラ侵攻が進み難いからと思えます。それに魔法やバトルと特に関わりの無い(関わりを作っていない)キャラはまだまだ扱いがイマヒトツなんで、これからも人気を保つにはその辺の工夫が分かれ目になりそうですね。まあ、もう数名のメインキャラだけで話が作れそうな気がしますが。

とまあ、色々考えてて『萌え』は文化的というより商業的な消費で文化的財産にはなりにくいものなんだろうなぁ、とか思ったりしたんだけど、じゃあ文化的なものってなんだよ?と考えるとまたわけがわからない。オタク文化と言うがそこから残せるものってなんかあるのだろうか、とか妙なことが浮かび上がってきたんで考えるのをやめた。

まあ、結論も何も無い書き散らしなんで気にしないで下さい・・・。きっとコタツに入ってダラダラしてたから馬鹿なことが思い浮かぶんだ。そうに違いない。それに書くならもっと勉強しないとなぁ。無知すぎ、見識無さ杉は自覚してるで・・・。


http://www.akibablog.net/archives/2006/12/post_922.htmlアキバBLOGより
自分にこういう趣味はないけど、サンプルムービーは見てみた。音消して見てたけど。
作画してる人とかもこういう趣味なのか、それても仕事の一貫か。何にせよスゴイ。
ロリ×痴女×狂気と言うが狂気分がすごいね。一体どうやったらこういうの作れるんだろうと思う。
しかも妙に作画よかったりするからすげぇ。こういうのってどんぐらい売れるものなんだろう。
エロスは文明を発達させるというけれど、萌え文化って正にそれなんじゃねーかなぁ、と妄想。

メリークリスマス を語る

2006-12-24 23:59:51 | ■雑記
何がうれしくてクリスマスってあるんだろう。
全国的なお祭り、というのが自分の解釈。みんな祭り好きだしね。
『ラブひな』全巻買って来た。
で、ちょっと読んでみて思ったけど、『結婚』まで物語を進めたのはちょっと評価したいなぁ、と思った。ギャルゲーやらなんやらは結局都合のいい解釈がほとんどだったりするわけだけど(勿論これも)、年を重ねるごとに深まる仲を通じて、結婚まで描写するっていうのは萌えアニメとか言われてる中でもなかなか無いわけで。いや、自分が知らないだけかもしれませんし結局最後もハーレムで終わるような格好なんだけど、『結婚』というところまでしっかり踏み込んでいるのは好感が持てた。結婚した後の展開をもう少し入れてくれればなお良かったかも。と、回らない頭で少し思ったり。こんな見識じゃまだまだ甘いか。
ちなみに私は連載が始まってから毎週読んでました。親がマガジンとチャンピオン買ってきてたんで。始めの1巻とかかなり読み込んでたんで今読み返してもはっきり覚えてますね。萌え系に抵抗がなくなたのはこの漫画のせいだろうなぁ。クリスマスの回とか懐かしい。あの頃は毎週楽しみだったぜぃ。まあ、なる以外にはあんまり思い入れないけど。メガネつけてつけなくてもいい、っていう私的好みの起源だな。

今週のレンタルは帰省することにしたんで、少なめに。
今まで借りたやつの感想とかもっと書こうと思ってるんですが、めんどくさがってなかなか書けない。
今回は好きなサムチャンとかそのあたりを借りてきました。
『いつだってMYサンタ』とか借りようと思いましたが、無かった(笑)

帰省までの間にAIR全話をもう一度レビュー書こうと思うんでよろしくどうぞ。
あとベターマンもちょこっと書きます。

ローゼンメイデン オーベルテューレ 後編 を語る

2006-12-24 00:34:18 | ■アニメレビューとか

菊池聡延さん作監はいいなぁ。真紅の美しさ前回の3割増しだ。古賀誠さんなども参加してましたね。
この頃はまだ真紅と水銀燈は仲良しだったのか・・・、というより真紅が優しいやつでよかった・・・、とかこの時はちょっと思ってみたり。ローゼンメイデンは別に良作だとは特に思ってないけど、やっぱドールである彼女等を見ているのは面白い。人間よりも人間らしい、人形だから納得できる創造者への純真な想いが面白い。そこが彼女等の原動力にもなってますからね。お父様は言うなれば神様ですし。



蒼い子はいけない子・・・。ココから先は思わず息を飲むほどの緊迫感があった。
水銀燈の羽がひろがる所などはやっぱキレイですね。思わず見惚れてしまう。
ローゼンメイデンであることを誇りとしている真紅が水銀燈を認めたくないのはわかる気がする。
しかし、作りかけの水銀燈もまたローゼンメイデン。そのすれ違いが2人の運命を決定付ける。
ローゼンはかなりファンの目線見てるなぁ。
ああ、ヤバイ。今回のはかなり面白かった。予想以上ですよ・・・。
蘇った水銀燈と真紅が対峙し、戦うあたりはかなり良かった。久々に見てて心臓バックンバックン(笑)
コレで続編やらないなんて話はあるはずないと思うんで、監督にはオリジナルでもいいんで頑張ってもらいたいところ。



どうでもいいけど、真紅が苦しんでるとこは見てて辛すぎるんですが。
割と幻滅意見が多いみたいだけど、個人的には全然そんなことなかったけどなぁ。
むしろ水銀燈が真紅を憎むネタがよくわかってよかったけど。むしろローゼンの考えが知りたくなった。
そう考えると、やっぱシナリオで楽しんでるなぁ。
真紅と水銀燈もますますいいキャラしてるなぁ、と思ったし。

ジャンクと罵る真紅と切れて攻撃する水銀燈のシーンは見てて面白かった。それぞれのキャラクターの表情を上手く見せていたと思います。真紅の悲しみが怒りへ。水銀燈の優位な立場からくる高笑いは怒りの声に、と感情をシンクロさせていくのは見ててやはり面白い。女性キャラの演出の場数は踏んでるだけあって見応えありますね。2人を対比させるようなコンテでうまい演出だと思います。ただ物語の終え方がイマイチ半端な感じがしたのは勿体無かったです。もう少し良い落ちが欲しかったなぁ。薔薇を潰す水銀燈とか、トロイメントのラストを匂わせるとか。そこら辺がちょっと残念でした。

コードギアス 反逆のルルーシュ O.S.T買ってきた を語る

2006-12-23 20:05:01 | ■谷口悟朗


キムタカのジャケットに釣られたわけじゃありませんよ(笑)
今回の音楽担当は中川幸太郎さんと黒石ひとみさん。中川さんの曲が全般的には多いですね。構成としてはガン×ソードと似たような感じ。見せ場やバトルシーンのBGMは後半に一気にという感じです。黒石さんのは歌がほとんどです。良いな、と思えたのはトラック13『Masquerade』,トラック16『Story Cat』の2曲かな。他はちょっとピンときませんでした。
『Masquerade』は本編で流れたかどうかは覚えてないんですが、コレってC.C.からルルへ向けての曲なんだろうか。正直、C.C.に実は大したことを期待してなかったのでちょっとビックリしました。一番のキーキャラなはずなんですが、頭から抜けてるんで。今後のシナリオにどう響いてくるのかちょっと気になる。いつ流れるだろう?
あと忘れてはならないのがトラック11『All Hail Britannia!!!』。男性ボイスによるこの曲の存在感は抜群です。ブリタニア帝国をイメージさせるのにもピッタリです。劇中でも何回か流れてるんでわかるとは思いますが。

全体を聞いてみた感想としては『ガン×ソードより面白くない』ということぐらい。BGMは作品の世界観とリンクしているものと思ってるので、ガン×ソードの世界観に比べるとちょっとつまらない。コードギアス自体が陰鬱なアニメであることはわかりますが、パンチが弱いなぁと思いました。それに私的に通しで聞くのもちょっと辛かった。やはり2人の方が何曲も作曲してるので、そこで齟齬があるように思えて聞きづらいんですよね。挿入歌みたいのだったらOKなんですが、そこが気になって通しで聞くには面白味がなかった。DVDは買う気もしないんで、サントラは買っておこうと思ったんですがちょっと残念。

まあ、アニメのサントラに何を求めてるんだ?という話ではありますが・・・。
とりあえずO.S.T.2がたぶん出ると思うんで、そっちに期待します。ミキオさんこないかなー。

ローゼンメイデン オーベルテューレ 前編 を語る

2006-12-23 04:00:14 | ■アニメレビューとか
かなり前から楽しみにしてました。
やっぱ好きだなー、ローゼンメイデン。


http://yaplog.jp/lucyman/archive/683
OPは以前ノンクレジットを紹介しましたが、画面比変わってましたね。
今更ですがCD買っといてよかった・・・。

この話はトロイメントの間の話らしいですね。だから蒼星石たちいるんだねぇ。
話の繋がりを感じます。相変わらずクンクンが素晴らしすぎて笑えます。
蒼星石が意外に重要なキャラ扱いです。物語は真紅と水銀燈が出会う過去編なのか。
この話だけではまだなんとも言えませんが、
水銀燈と真紅は最初からいがみ合っていたわけじゃなかったのか。
物語の感想は総括して次回に持ち越しカナー。水銀燈が今と全然違っちゃってて驚きました。
真紅と蒼星石のバトルとか中々見所ありますね。待たせてくれただけのことはあります。日常芝居で終わってしまったら物足りないよなぁ、と思っていたのでうれしいです。真紅たちの鬩ぎ合いから水をきってまた闘う一連のシーンがよかった。エフェクトもいい感じでしたし。
次回予告見ると作監の色が反映されてるのがわかりますね。次回も楽しみです。
次回は明日か。速いなぁ。

あとCMに吹いた。何、あの格ゲーもどき。誰か買ってください。やりに行くんで(笑)

明日は休日だし、ローゼンのために夜更かしした人が多そうな予感。

コードギアス 反逆のルルーシュ 11話を語る

2006-12-23 02:30:41 | ■谷口悟朗
話がバシバシ進んでいいなぁ。来週の展開が楽しみでならない。
前半のメカ戦はすごかったですね。駆け抜ける疾走感が堪らない。日本解放戦線が出てきた所から良かったです。ナイトメアの良さがよく出ていたと思います。特に紅蓮VSランスロットはよかったですね。動きがすごかった。背動入れたり色々よかったです。紅蓮の右腕の武器が敵を破壊する時にボコボコなるのとかも良かったです。エヴァ侵食とか思い出します。侵されていく感じがして面白いです。ただ、個人的な話なんですが、紅蓮の右腕はもっと凶悪性を強調してほしいんですよね。もっとアップにするとか。せっかくの右腕なのに普通に構えるた握ったりするんでそこがなぁ・・・。ただ手のひらを翳すような感じなので私の要求が見当違いなのかもしれませんが。エウレカといい速い動きをしてくれるのもいいけど、重量感のあるロボットアニメも見たいかな。戦闘中のキャラがいつもより味のある感じでしたね。千羽さんがキャラに力入れてたんでしょうかね。今回は総作監という位置では無かったですし、力を入れる回だったんですかね。メカ描く人がいつもよりも多めな印象。今見ない人は大張さん招集でダンクーガでもやってるのかなぁ。紅蓮に必要なのはバリ系の作画だと思うんでそっち系の人こないかなぁ。
後半の展開がコレまた意外。C.C.の名前云々にまで話が発展するとは思いませんでした。次回でC.C.の謎とかまたある程度明かされるのしょうか。カレンがゼロを慕うと同時にC.C.に向ける感情を想像すると面白い。人間関係はどういう風になっていくんだろうなぁ。オレンジが相変わらずネタにされてて思わず笑う。いやー、ネタに困らないアニメですね。

kanon 12話 を語る

2006-12-22 17:38:18 | <kanon>
今回のは今までで一番好きかも。



前回意識的に空のカットを入れてましたが、今回もありましたねぇ。
そこら辺の関係性は特にないのかもしれませんが、ちょっと気になりました。
あー、でもいつも入ってるような・・・。



コンテ,演出:武本康弘   作画監督:堀口悠紀子
参考:http://yaplog.jp/lucyman/archive/584
この目ってやっぱ武本さんがコンテで指示してんのかなぁ。結構好き(笑)
子供時代の名雪とか可愛くて良かったです。
ギャグテイストが堀口さんに合ってるんでしょうね。キャラも色がよく出て面白いです。
やわらかい線を描く人という印象。



今回も武本×堀口回。家で青ざめる祐一とあゆが武本さんらしくて良かった。香里が祐一に『妹は~』と言うシーンは光の加減がうまく話の中で浮いていて、いい伏線になっていると思います。北川の描写も色々面白いですね。教室でのキラキラ?や舞踏会会場でのぶっ飛んだ司会、豪快に泣く、などアニメ的な演出が目立ちました。舞が『お猿さん?』と反応するところも思わず笑ってしまいました。前回のオバケといい(今回もまたあゆにありましたが。狙ってるよなぁ、コレ)、武本さんの回は色々面白いです。オバケと言えば、あゆのオバケ関係の出し方がうまいですね。脚本が良いのでしょうか。前回もオバケ強調は武本さん回だったのが少し気になりました。このまま行くと、あゆとの最後の思い出のシーンも武本さんかもしれませんね。また栞の方も話が同時に進んでおり、脚本のうまさが見て取れます。やっぱ脚本面での心配をkanonで晴らしたいのでしょうかねぇ。かなり丁寧ですよね。ただ、元の原作が唐突だったり突飛だったりするので、そこで脚本が悪いと取られそうですが、アニメ版の欠点だとは思えません。



一連のダンスシーンから殺陣までの作画は良かったですね。kanonでのアクションシーンは舞しか期待できなかったんで、ここでアクションがイマイチだったら嫌だなー、とか思っていたんですがやることやってくれてうれしいです。ダンスシーンは舞が回るところなど結構凝っていていて意外。ダンスシーンは頭から抜けていたので見ていて面白かったです。舞に手を取らせるところがBGMと相成ってかなり良い。演出上手いですね。殺陣ではお得意のラムダドライバも見れましたね。今回は派手なものはなかったですが、その控えめな感じが良かった。ここで派手にぶちかましてたら何やってんだー、という感じでしたよ。ここから後ろステップで後退、ジャンプ、攻撃までのシーンが特に良かったです。殺陣シーンは舞の鬼気迫る表情など見所が多いです。この一連の作画は多田文雄さんでしょうか。どちらかだけかもしれませんが。この先も作画に関わっていくのでしょうか。だとしたら楽しみですね。・・・(笑)
ちょっと粗をいえば剣はどこから持ってきたのか、というのが。確か東映版だと剣をロッカーから取り出すシーンがあったような。そこら辺の気遣いより勢いを優先したのでしょうけど。面白いので無問題としたいところです。

この話はどのキャラも満遍なく扱っていたのでかなり楽しめました。特に舞、さゆりさん、香里、北川が良かったです。前3人はkanonで貴重な好きキャラなんだけど、北川がここまでネタキャラになるとは思わなかったので面白かったです。またSEなども良かった。舞がチョップをするところで、いい感じの音が入っててちょっとうれしかったです。栞がアイスを食べるシーンも。舞踏会でのアクセサリーの光加減など、凝ってるところはかなり凝ってますね。視聴者としてはうれしい限りです。あと生徒会長が想像していた通りの奴で面白かった。この先、舞or栞シナリオどっちにスライドするかはわかりませんが、この2人はかなり期待してるので、楽しみです。

次回は舞とあゆの絡みがあるので面白そう。


武装錬金 12話 を語る

2006-12-21 01:30:41 | <武装錬金>
この話からL.X.Eとのバトルに突入です。相変わらずの面白さ。


『背中に』『人生を』で一回録画が切れたのが最悪。斗貴子さんのところからまたできたけど、ああ、武装錬金でこういうミスをやりたくなかった・・・。斗貴子さんは今回かなりぶっ飛んだ感じだったのが面白かったです。うーん、まさかここまで良いものになるとは想定の範囲外でしたねぇ。学ラン斗貴子さんかっこ良すぎですし。もう少し斗貴子さんのかっこ良い立ち姿を見たかった気もします。バトル中だとせっかく学ラン着てるのに、それを楽しめるカットがなかったし。カズキはアップいっぱいあったけど。録画切れてなければ斗貴子さんのポーズシーンがちゃんと残せたのに・・・。マジで最悪だ。



学校襲うホムンクルス。学校へ向かうカズキと斗貴子さん。カズキの友人達の描写はうまいですね。前半のコンビニでのやり取りが後半に繋がってきて良いシーンになってると思います。カズキがまひろ達を助けるシーンでいつもグッとくるんですよねぇ。原作で何回も読んでるんだけど、公平先生のBGMと相成ってカッコイイシーンになっててかなり良かったです。ハーモニーって久々に見たような気がしないでもない。今回はバトルかなり気合入ってたのも良かったです。XEBECもやるなぁ。
でも、その分後の方の余力が気になるところですが。頼むから奴とのバトルでクオリティを落とすようなことはしないで下さいよ・・・。たぶん双子編の方々が14話担当だと思うのですが、スケジュール的にちょっと不安です。

来週はパピヨンかぁ。つうか1時間スペシャルかよ!この分ならカズキが・・・なところまで一気にいくのではないでしょうか。メチャクチャ楽しみです。期待してる半分は斗貴子さんだけど。だって原作5巻終盤で切れて突っ込むシーンとか好きなんですもん(笑)

ネギま!? 12話 を語る

2006-12-20 15:41:38 | ■新房昭之
なんで今更刹那たちから始まるんだろうと思った。
スケジュールやばいのかやったら原画多かったですね。
正直作画が期待ほどよくなくてガックリきてます・・・。
次回は盛り上げ回なんで最近見なかったアニメーターさんたちが参加してることを願います。
3話並みのクオリティを期待してますよ。

今回はモツとシチミが面白かった程度で他はイマイチピンときませんでした。
最後にクラス全員にばれるっていうのは驚きましたが、テンポが悪いような・・・。
なるべく全員を出そうとしているので無理が出るとは思いますが、その免罪符があってもちょっとなぁ。
次回は急展開っぽいので、そこでの化けるかどうか、ですね。



まあ、今回はエヴァたちが良かった、ということで。

あと新房監督が言ってたチュパカブラ関係の話して今回のことなんだろうか?
OVAに出てきたアレを考えると今後どう転がるのか読めないな・・・。

N・H・Kにようこそ 最終話&総括 を語る

2006-12-19 01:44:40 | ■アニメレビューとか
『コレが奴を倒すことのできる唯一のアイテム』

佐藤が駆け出したところでEDテロップが流れてたらちょっと感動的になったかもなぁ、とか思ったり。まあ、その後の展開考えたら早すぎますけど。しかし、たぶん竹内さんだと思うんですが、おいしいとこやってますねぇ。前後の文脈切って見ればかなり好みなシーンです。まあ、一番の盛り上げどころですからね。最終話はそれなりにいいオチ?がついたんで良かったです。

2クールということで今まで見てきましたが、気になったのは佐藤が最後にどんな人生を歩むかが焦点だったと思うんですよね。ヒキコモリの佐藤がどんな風に成長・・・、というか自分を律するのか、というところ。腹が減れば、依存する先が無くなれば、そして死ぬ意思がないのなら働くっていうのはある程度利に適ってる展開だったと思います。追い込まれた先の選択ですね。ただ、最終話で電波ってた佐藤はそれらとはまた違う佐藤だった感じ。要するに対人関係、特に恋愛面で下手な佐藤は身投げすることで岬ちゃんを救おうとしたんです。そう考えてる時点で何か終わってる気がしますが、結果的にそれが佐藤を前進させた。結局、追い詰められたらぶつかればいい。この身一つでなんとかするしかない、ということに落ち着いたと私は思いました。まあ、色々な考察とかする人もいると思いますけど。ただ、ただのラブコメアニメっていうのはちょっと腑に落ちない感じがする。

NHKで面白いと思ったのはドラマやドキュメンタリーとかでやりそうなネタを漫画・アニメでやったことかな。佐藤を軸に様々な社会的な問題点、ゲーム作りを夢見る若者(クリエイター志望の人)を描いたのは面白かったと思う。ゲームは完成しても売れなかったのもよかった。そういう現実的な所は評価できるポイントだと思う。そういったのに一度でも関わったとこがある人は自虐目的云々で結局付き合ったのではないかな。この方面にひきこもりなどが多いと言われてますが、しかし、アニメでこの作品を売るってどういう神経してるんだろう?結局、自虐ネタにしかならない気がする。一体メインターゲットは誰だったのか。それがちょっと引っかかった。たぶん、上にも書いたような人だと思うんだけど。自分の自虐意識や佐藤の行く末を見るために割と注目していた人も多いのではないだろうか。それの幕引きがこの結果だったわけだけど。うーん、いいの?これで?

制作面で見るとNHKはなかなか見所が多かったです。最終話での竹内さんや憲生さんもそうですが、奥野さんやえるきんさん、それに夏目さん。注目できる人が見れたのも面白かったです。NHKは終わりましたが、アニメーターの方々の仕事は続くわけなんで、この先の活躍が楽しみです。