流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

バンブーブレード 11話 を語る

2007-12-11 01:59:13 | ■アニメレビューとか

絵コンテ:もりたけし 
演出:奥野耕太 
作画監督:沈宏
原画:永田正美 野村雅史 堀井伸雄 村田憲秦 降旗昌弘 丸岡功治 昆富美子 鈴木奈都子
    蜷川貴弘 花水城勇輔 森田岳士 佐藤真史 兵藤敬 木村貴宏 FAI

第2原画:小林正美 南町奉公所 すたじおガッシュ
アイキャッチ原画:木村貴宏 鷲北恭太


2話以来の爆笑回だった。倉田脚本というのを活かしまくっていた回でした。
斉藤久さん一同から作品を挙げてのエール?とは、凄すぎる。
つーかマジで引退するのか?
自分のスタジオがほしいと言ってましたし、スタジオでも作るのかなぁ。
まあ、冷静に考えてネタでしょうが。
本編の谷口悟朗登場に銀河万丈によるナレーションなどネタに気合が。



そしてどこのオリジナル7かと(笑)
おもいっきりダンのポーズ。まあ、ブレードブレイバー意識なんでしょうね。
タマちゃんは突きが得意?だったかのネタとかけてる所でガンソのパロを見せるのがいい。
こういうところで笑いとキャラクターの深みを生み出してるところは良かった。
ブレードブレイバーがガンソから続くネタだというのもより鮮明になりますし、
何よりタマちゃんがこのポーズをとってくれたくれたことがガンソファンとしてうれしい。
今回こういう演出が匠でその点も注目したいところです。



木村さんが原画でいましたが、アイキャッチやってるところを見ると、谷口さんなんだろか。
そうなら後半、図書室のやり取りの間に入る形でやっていそうです。
サヤの濃さとかそれっぽい感じがしますし。
○めがねの東もキムタカさんにハマる気がしますし。

もったいないお化けとか、珍しいネタが出た辺りから凄いなぁと思ったんですが、
まさかここまでやるとは。本当に大した人たちだ・・・。
もったいないお化けネタ使う方のギャグは個人的にツボにくる法則。
http://www.youtube.com/watch?v=Zg1NCZVS5Q4
もったいないオバケ。全部食べなきゃ。
アニメも見つくさなきゃスタッフの怨念が・・・とか言ってみる。





今回はテンポにギャグ、作画とちょっと見所が多いです。
後半の先生とタマちゃんのより剣道っぽい動きに、
前半のキリノとサヤの会話のシーンで、
さり気無く胸を寄せるところとか女の子っぽいところも見せてくれて良かった。
キリノのちょっと筋肉あるっぽい腕とか、細かいところが面白かったですよ。
あとアバンのキリノの百面相とキャラクターに幅を持たせる演出が面白かった。
授業内容はガンソと掛けてる気がしたなぁ(宇宙を知らないガンソのキャラの回とか)
全部谷口さんに持っていかれたのが勿体無い(笑)

そういえばガン×ソードで思い出したんですが、
個人的に気に入ってる7話の演出って久城りおんさんと上坪亮樹さんなんですよね。
山根作監で原画に良成さんなどもいましたし、ガンソ 7話個人的に見て興味深い。
そいえば、あの回は時計演出が凝っていたなぁ。色々発見があって面白い。

ああ、タマちゃんみたいに清々しくアニメを語りたいです。


みなみけ 10話 を語る

2007-12-10 05:16:48 | ■アニメレビューとか

絵コンテ:佐藤卓哉
演出:矢花馨
作画監督:高野和史 谷川政輝 佐藤俊明
原画:津曲大介 本谷恵子 谷口義浩 菅原敦子 角田春子 重田智樹 金阪秀行
    月田文律 有我洋美 三浦弘二 高橋智秀
    
    飯泉俊臣 竹腰充保 中村秀雄 塚本歩 福井麻紀 井本俊一
    
    南東寿幸 浅輪康治 伊藤大翼


特別目立っていたと思ったところは無かったんですが、
マコちゃんが男だとバラす前に入る乙女モードっぽい(最近だとホスト部っぽい)演出や
バラす前の緊張ゆえの揺れ動き、恥ずかしがるマゴマゴした女の子っぽい芝居と、
マコちゃんへの愛情溢れるシーンが面白かったです。
その後が女の子だと思われるというオチだったので、女の子強調が際立つのも納得。
ハルカ姉さまのリップや次女のイヤらしい笑みなどリアル顔も構成にハマッていて面白かった。



ことあるごとに絶対領域を意識させる構図が多かった。
教室のロングショットや冬馬とキャラクターの向き合いを意識した構図とか。
割と特徴が出てた回だったかなと。

今回は原作との対比をいつもより気にしてたのか、
ちょっとしたところが引っかかります。



教室にズバーンと入るシーン。
パースをやや強調することで勢いをつけてるところに、
演出の拘りのようなものを感じます。パワフルすぎずに面白く、というか。
効果音と勢いを想像させるシュールさが原作のウリだと思ってるので、
その辺を意識してる?と、ちょっと感じました。
マコちゃんが調理実習でオバケやツメタメを意識した指を指すカットがありますが、
あれはなんか目立つ芝居をそのまま意図的に残された気がしました。
アニメーターさんたちの演出の違いを垣間見たような気がしてちょっと面白い。



ポーズなんかがちょっと面白い。
前後のシーンを見ると少し浮いてる気がするんですが、
狙っていることが伝わってきて面白い。
こういうハマった小気味良さがイチイチツボにはまります。



コタツ。真上からの俯瞰ショットにコタツ内でのエロス。
ドライヤー回しなど今までのシリーズからちょっと外れた面白いところが多いなぁ。

マコちゃんが冬馬に助けを求めてるところ、見方によってはなかなか危ない。
マコちゃんを女、冬馬を男とするならば(笑)
次女がリモコンを取りに腕を伸ばすところやコタツの振動でリモコンが跳ねるところなど、
日常芝居に力を入れてるのが伝わってきます。
無理な体勢から起き上がるのに反動を使ってるのとか見ててちょっと珍しがった気がしました。
例のマジックはコタツの中から男物の服が出てきたことに皆ツッコミいれないのがもどかしい。


アニメ雑記 12/9 を語る

2007-12-09 04:57:30 | ■アニメレビューとか
なのはの原画集が出るらしい。1期9話の友岡さんとかを期待。
もしかしたらあの方のパートも入るかもしれないし楽しみ。

リボルテック・ダンボー5体合体 『グレートダンボー』
欲しいので今年のクリスマスにダンボー5体下さい(笑)
誰かと思ったらレゴガオガイガーの人だったのか。

ガガガと言えばMAX合金ジェネシックマダー?


●ああっ女神さまっ闘う翼
言いたいことは、これで逮捕をやってほしかった、ということに尽きる。
女神さまは劇場版をまだ見てないのでそっちが気になっていたり。
OVAとかはどうだったのかなぁ。語られてるのを見たことが無いので気になってくる。

●げんしけん2
見てて胃がキリキリしてくる。なかなか興味深い回だった。
ちょっと考えがまとまらないんだけど。
俯瞰構図が結構目立っていた気がするなぁ。


●ご愁傷さま二ノ宮くん
このアニメ見てると不思議な感じがする。
典型的な萌え系アニメと思いつつ、萌えってなんだっけ?と思わされる。
うまく言葉に出来ないんだけど、
見てて『かわいくなりたい願望』というオタク関連の話題を思い出す。
男が女キャラに萌えることは、同一化をはかることであり、
それがコスプレで男が女キャラの格好をすることの理由である、みたいな。

例えば『うぐぅ』とか、『はぅ~お持ち帰り~☆』とか言ってみたりとか。
その『かわいくなりたい願望』っていう批評を読みたくなる。
貧乳を祭り上げるのは男自身に胸がないからであることからきている、とか、
そういうトンデモ系でもいいんだけど。
ヤンデレやら何やらが取り上げられるけど、記号化した萌えより、
そういう自分の中で引っかかる楽しみ方をしてる人をどう見ればいいのか、
ということに興味が出てくる。
たぶん、げんしけん見てる影響もあるんだろうけど。

要するになぜ萌えキャラのコスプレを男がしてしまうのか。
それは女装癖と同じものなのかとか、そういう話を聞きたくなる。
アレだ、なぜブログで『○○かしら?』みたいな文をなぜ書いてしまうのかとか、
そういうところに突っかかりたいんだと思う。
作品と全く関係無いんだけど。


ef - a tale of memories. 10話 を語る

2007-12-09 03:07:49 | <ef - a tale of memories.>


2つの道。街灯。
そして世界観を伝えてくる廃墟と墓の山。戦争でもあった設定だったのか。
今更その辺が気になった。
世界が戦争で疲れてきってる世の中で先を見つめる純愛ストーリー・・・、とでも言えばいいのか。

絵コンテ:石倉賢一
演出:北川正人 石倉賢一
演出協力:鈴木利正
作画監督:伊藤良明 田中穣 玉木慎吾
作画協力:古川英樹

伊藤さんを含む作監回。以前と同じく全体的に良い感じでした。



そこに立っててくれてありがとう。

前シーンの喧嘩も良かったですが、ここのやりとりが個人的に良かった。
街灯と樹、海?からのショットが新鮮に感じます。
今までが女の揺れ動きが大きかったので紘のドラマが展開されてるのが面白かった。
何気に2話からの延長。その辺から揺れ動きがあまり感じなかったんですが、
動揺していく紘とそのドラマがキッチリ纏まっていて話の締まりも良く面白い。



2話に比べると情報量の多さというのを意識させられるかなぁ。
彼女の振り向きから目を強調していく辺り、省略と見せ方が良かった。
紘の2話とかけているとも思えるつきつけていくようなカメラ。
それは彼女からの強烈な視線、メッセージだということなのだろうか。
気持ちの良いカッティングと座りの良さがドラマをより引き立てている印象。



キャラクターの存在を強調する縁取り。
涙の出る目の強調。特に際立った演出意図は感じない。
景とのぶつかり合いが面白かった。



カウントダウン。時間と共に変化する夕景。
みやこの姿が見たいと思いつつ、それを利用するかのようにジリジリ見せてくる。
カウントダウンがその見たいという気持ちを際立たせるも、
そのまま長回しで押し切ってくる辺りが素敵すぎる。
けどもっと踏み込める描写もいけるろう、とも思う。
まあ、この作品はこうでなければならないのかもしれませんが。

紘の登場と共に広がっていく色。
選んだ2つの道で選んだ光は宮村みやこ。
それを強調する光が良かった。
キスシーン、始めてするような動きの付け方が良かった。
やっと好きになれました、みたいなものを意識してる気がする。

動き云々と言われるけど、じゃあ、どう動けば満足なのか?とも思う。
動かないことに文句を言う人はどのように動けば満足なのか。
GUN道にならないアニメという言い方は悪いかもしれませんが、
そういうものも求められてるんだし、その一つの答えだと思う。
まあ、個人的にはefよりひだまりスケッチでしたかった話題ですが。
動きというものはどこで必要になるのか、というのをもっと考えるべきなのかも。

そういうことを思いつつ、キスシーンを見返す。


efを見てて感じること 語る

2007-12-07 07:18:44 | <ef - a tale of memories.>
efの特徴と思ってるのがロングショットやあおりでの空を映していること。常にキャラクターたちと一緒に空を映すことで幻想的な雰囲気、独自の世界観を築いてるんだけど、正直、マイナスだと思う。彼等が常に空を背負ってるのだったら、空に絡めた心情描写が薄くなると思っているから。

あと社会が欠如してることが個人的には箱庭設定にしか思えず、エロゲーここに極まれりと感じる。以前主人公たち以外を描いていないことに突っかかったのはその辺も理由。彼等がどのような世界にいるのか描写される機会が無いことに継いで空を描く幻想的な描写。彼等が常に非日常いる、ということならまだしも、漫画かいてる奴もいればインターハイ云々言ってる奴も、コンクールがどうのとか言う奴等がおり、社会と繋がっている。なのにそれを全く感じさせないファンタジックな世界観。他者の喪失を匂わせる箱庭のような世界観。社会と繋がっているのに社会がない世界。この矛盾が欺瞞を広げていく。

また彼等が常に幻想の中にいるとしか思えないレイアウト、人波の消失が際立っているために、その世界が常に特別なものだと認識させられる。ファンタジックでいてスカスカした印象のするレイアウトがそれを暗に示していると言ってもいいかもしれない。そして奇抜な演出が常に目立つ。この世界ではどんな表現でも何でもアリだ、と言われる。何でもアリだからこそ、彼等以外のキャラクターは存在しないし、社会も無い。では、ここに映ってる男女って何?そう考えていくと彼等自身の存在自体に疑問を感じる。彼等の存在もまた欺瞞なのではないか、この20分あまりの映像を持たせるだけのハッタリなのではないか、という。その考え方が間違っていても、他者との繋がりの気薄さが、彼等の存在そのものに対する欺瞞を広げていってるように感じる。

そうした世界の特殊性のおかげで、演出が特殊ともいえる千尋のズレやみやこの異常性を際立たせることができない。もう映ってるもの全てが特殊な世界では、その決定的とも言える他者とのズレが認識されづらい、演出自体も何が起こってもいいのでインパクトを実感できないんだと思う。そしてそれが心情描写にとしての効果を発揮できない。もしくは非常に薄くなってしまっているのかもしれない。

またやたら引くロングショットの多用が舞台的な雰囲気を醸し出し、ファンタジックな印象のするレイアウトがハリボテの世界をより象徴しているように感じる。あの世界に関する欺瞞が『舞台的』という印象を受けることでより広がっていく。


月詠の批評で面白い記事があるので一読してほしい。
まあ、ご存知でしょうが月詠の新房監督は大沼監督の師匠に当たるような方です。
今作は監修につかれています。
リンク先でレイアウトによる演出に関してコメントされています。
http://www1.vecceed.ne.jp/~m-satomi/tukuyomimoonphasesub1.html#1


またネット批評でも面白い現象が。

『ef - a tale of memories.』が面白い!~アニメにおける「わかりやすさ」の探求~
(tukinohaの絶対ブログ領域)

あのさ、『ef - a tale of memories.』って本当にそんなに高く評価されてるの?
(日本のアニメは本当に世界一か?)
※各エントリー、あとコメント欄に注目

わかりやすいのか、わかりにくいのか。真っ向から対立するコメント。
作品があやふやで地盤がなく、嘘で全てを塗り固められてるのが
批評という形であらわれているのかもしれない、と思うと面白い。
欺かれているからこそ、形の無い作品は自分たちの考えで作品はどのようにも姿を変える。
この言い方はちょっと変か。

『まなびストレート!』で考える、「『演出』が細かければ素晴らしい作品といえるか?」という命題
また立ち返る必要があるのかもしれない。


まあ、要するにefって雲を掴むような感じのするアニメだなーと。
それをそれっぽく理由付けしてみました。
嘘だからこそ、得るものや受け取るものがないと、そう思います。
逆に嘘そのものに成りえた、『if』なんだと捉えれば評価は一変するのかもしれませんが。


CLANNAD 10話 を語る

2007-12-07 02:50:00 | <CLANNAD>

絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:西屋太志
原画:福島正人 藤崎利恵 岡野文恵 多田夏美 細田はな
    後藤圭佑 草間英興 武本康弘 西屋太志

やっときた武本回。らき☆すた関係で遅れてきたのかな?
相変わらずのテンポの良さと表情の見せ方が面白くてすぐわかりますね。
作監は西屋さん。ハルヒ辺りからだいぶ頭角をだしてきた方だと思うんですが、
CLANNADは一番良い仕事をなさってるな、と感じます。
今回のことみの捉え方からもその力をひしひしと感じます。
今回はキャラクターの捉え方がいいな、と思えたカットが結構あって見てて面白かったです。
元々人気のある方でしたが、CLANNADで人気がさらに高まりそうな方ですね。
表情の豊かさ面白さは武本さんの指示が大きいのでしょうね。



冒頭の風子補完エピソードはいきなりインパクトのある逆光を決めてきて、
いきなりなんだかなぁー、とちょっと不安に。
もう少し後とか話しながら混ぜるとか、ここだけ浮いてしまうのがなんとも言えない歯がゆさ。
CG使用(それだけではないけど)でカット内の構成が混乱するのもちょっとなぁ。
CLANNADは割とそういうところでマイナスが大きいのが勿体無い。



同ポの使い方が面白い。ことみはいらない子からこの回で面白い子に。
逆に智代が静かでそこが疑問に思えたりと、ちょっと唐突な行動がちょっと引っかかる。
冒頭で映すならそこで何かしら伏線をしいてほしかったなぁ、と思ってみたり。
今回はちょっと突っかかり気味に。



今回思ったのは手癖でやられた感があったかなぁ、と。
数をこなす事で手癖でやる中でAIRの堤防のようなシーンを作ってほしいです。
CLANNADは個人的にこじんまりした印象がちょっとあります。
これが続くと思うと不安になります。



ちょっと気になる動き。若干タメを意識したツッコミ。
椋のトランプを見せてください~、とかその辺のタイミングが気になる。
時々あるんですが、これは作監さんなのか原画の方なのか・・・。ちょっと疑問。


メモ を語る

2007-12-06 12:58:51 | <CLANNAD>
今更ですがCLANNAD 9話のAパート&Bパート冒頭は唐田洋さんらしい。
見返して見るとAパートの方、渚の瞼のタイミングとかやっぱ堀口さん意識してるよー、
という雰囲気を感じます。その辺にもう少し触れてほしかったかも。
らき☆すたからより意識して見てましたが、これからも要チェック。


ネタ2 を語る

2007-12-06 11:40:26 | ■アニメレビューとか
そろっと年末だし、まとめに入るころかなーと思って今年の流れを見て思ったんだけど、今までブログ批評とかしてた方がどんどん静かになっていって、なんだか寂しい気持ちになった。最近はefが中心になってるけど、efはモノノ怪などが前にあったし、あんまり語る意義を見い出せないというのが実感かなぁ。今考えたらモノノ怪もあんま語られてなかった気がするけど。

今年プッシュしたいのは今のところ『ひだまりスケッチ』と『まなびストレート』
ひだまりスケッチは酷いデキなのに普通に見れてしまった尾石さんの回が決め手。
スタッフが直してしまったので挙げようかどうか悩んだんですが。
まなびはネット批評が盛り上がっていたから候補に。
グレンラガンはゲッター云々と言っていたシリーズ構成と作画マニアな監督が描いたのが
楽園という停滞ENDだったので切り。
電脳コイルなど再放送待ちがあるので、結局まとめられないけど。

00年代のアニメ史って超極端に言えば、あずまんが大王、魂狩、泣きゲー、GONZO、細田守、リメイク、ノイタミナを芯に据えて考えていけば見えてくるんじゃないかなー、と最近思う。あとはその枠から遠いアニメを拾っていく形がいいのかな、と。ぶっちゃけ最近自分の中でポピュラーなものを並べただけですが。


暇ネタ を語る

2007-12-05 01:14:43 | ■アニメレビューとか
ふとしたキッカケでリヴァイアスを視聴。
これ見る前はレイプアニメだ鬱アニメだと聞いていたんだけど、見てみたらそんなに鬱じゃないし、結局子供のゲームさせてただけで、大事になったら大人たちがアッサリかけつけてきて終了という感じの流れを見て、痛い目を見せられたなー、と感じた記憶しかなかったんだけど、改めて見ると結構思うところが。

後半に完璧主義?の奴がイクミを肯定しだしたところが一番滑らされたところだったんだけど、如何にも優秀そうな女性艦長が切れだしたところは改めて見ると結構良かった。彼女の場合、社会を作るビジョンが無かったために失墜させれるところとか、黒田&谷口の女性キャラを自分等の思想で操ってる辺りに擽られる。女性は社会を作れない、宗教に逃げる、男に頼る、と弱めに描いてるし、メインになる思想への従属やキーとしか使ってない。だからレイプとかはきっかけに過ぎずメインでないから描かないんだよね。スクライドはそれが良くわかるようになってたと思う。まあ、描かなかった方を逆に見たかった私としてはズッコケルわけだけど。

最後のイクミの作る社会は女のために作っていたところなんかも結構好き。男を利用する側の女性というのにちょっと踏み込もうとしようとしてるけど、結局踏み込まないところがスタッフの色っぽくて擽られる。まあ、年下の女に姉を重ねてすがり付いてくという羨ましすぎるシチュエーションが最高!というだけなんで、社会云々はただの理由付けなんだけど。

特に作画を語るアニメじゃないと思うけど、
植田さん、寺岡さん、西田亜沙子さんなどがローテで入っててファンとしては楽しかった。
植田さんの特徴的なハイライトとか(バンブーで言う1話のソックス脱ぎみたいな修正)楽しめた。
寺岡さん以下アドコスモの回はなんだかんだで
クライマックス辺りを任せてキチッとまとめてるのに痺れるなぁ。
個人的に西田作監の濃い表情、特に泣きが良かった。
舞乙の西田さんの泣きも良かったですが、西田さんの修正が効いた感じの泣きがまたツボだった。
あと鈴木藤雄さん、松尾慎さんの作画も見れた回がちょっと浮いてたかな。


暇ネタなんで個人的な3大泣きシーンを挙げる。


・勇者王ガオガイガーFINAL 5話の命姉ちゃん 『私が凱を殺したんだ』の辺りの方
後半の泣きもいいんだよなぁ。


・フルメタルパニック TSR 8話のテッサ ガシガシ首振り


・舞-乙Hime 17話のアリカ 

泣くシーンを思い出してパッと考えて思いつくのがガガガとフルメタ。
良かったなぁ、と思ったアリカと続く。
前者2つは声優さんの演技も印象的だった気がする。
2つとも結構激しい泣き方と絶叫なのでインパクトがあって好き。

90年代サンライズ7スタが個人的にはやはり思い入れがあるので、
個人的にはもっとプッシュしたいんですよねぇ。
勇者シリーズのDVDレンタル開始はまだか。

そういえば、アルジェントソーマはやく見なきゃ。なんだかんだでまだ見てない。
OPは弟との語りで、
ちょっとキモイOPだけど最後の方に出てくる少女で癒される快感がある濃いOP、
という評価が。だからなんだという話ですが。


・アルジェントソーマ - Argent Soma - ノンクレジットOP-ED

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埋め込みテスト。発進シーン、レイアウトやライト反射の演出がカッコイイ。

OP原画
伊藤岳史 松尾慎 佐村義一 森下博光 中島利洋 大塚健 高村朋浩

新号靖 西田亜沙子 鈴木竜也 吉田徹

作画監督:村瀬修功 佐野浩敏


ED原画
今掛勇


別クレの4人の方はどういうわけ方されてるんだろ。松尾さんはコクピット視点のところだろか?
何気にメカ浮遊のタイミングが独特で気になるところ。
EDの今掛さんはビーダマンの良回などにも参加されてたなぁ。
もう少し注目したい方です。


プリズムアーク 9話 を語る

2007-12-03 02:35:28 | ■アニメレビューとか

絵コンテ・演出:山口頼房
作画監督:斉藤良成 野田めぐみ 斉藤寛
原画:佐伯昭志 西垣庄子 大河内忍 後藤望 外山陽介 富田浩章 池田志乃 川口千里
    芳垣祐介 宮下雄次 斉藤良成 雨宮哲 中山克勝一 岡村正弘 田中裕介
    牟田口裕基 横井将史 村上真紀 大張正己


待ってました良成作監回。Bパートのところどころが思いっきり。
シスターの変身前後あたりは良成さんの手によるものなんでしょうか。
見てて魂狩でも見てる気分にさせられる変身シーンでした。
他にも牟田口さん、大張さんとそっち系の方々が。
ガイナの方も参加。演出の山口さんもグレンラガン 19話の演出をされてた方ですね。



Bパート始まって前半あたりまでが結構凝った構成でした。
同じ方が演出していたとは正直驚きです。
良成さんが演出された回なんかは新房シャフトを連想させれましたが、
より磨きがかかったような印象をさせられた部分も。
それがよく見て取れたのが良成さんかと思われる付近だったので、
良成さんが作監として色々手を入れたのかなぁ?と妄想してしまいます。



うーむ。しかし凄いポーズだ。
毎回飛ばすなー。
変身後の戦闘、表情やあごの張り方などが特徴アリ。
手を入れまくる良成回としてちょっと珍しいような。



シスターの攻撃からプリーシアが突っ込んでいく辺りのアゴの強調、
金田系っぽいポージングと今回なかなか目立っていました。
シスターの十字架剣がドリル回転する辺り、なかなか面白いギミックだったなぁ。
シスターはいいものだー(笑)



攻撃の避けるところの金田系ジャンプポーズ。
煙の動きとなかなか面白い。
この辺、雨宮さんなのかな?