ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

たばこ今昔

2014年07月18日 | ばあやの本棚

 ウオーキングの道
今日はちょっとかえてみるか?
車が一台しか通れない細い道を歩いてみた。

おぉッ!
たばこの看板が目にはいって、おもわず足をとめた

なんとも懐かしい光景だ。

店のウインドウには、古びたタバコの箱が、ひっそりと並んでいた。 

    懐かしい・・・

まだ早朝なので店には、たばこ番さんの姿はない。
いや、昼間でもきっとこの様子なら、座布団の上は留守だろう
すぐ横には自動販売機があったから・・・

ゆっくりとカメラをかまえた。

 昭和20年、終戦直後は物資が極端に少なくて、たばこなんんてものはぜいたく品だったかもしれない。
当時、私は6才になったばかり・・・妹4才、弟は生後7~8ヶ月との3人、
それに祖母と両親との6人家族で、
焼け跡に建てられた一間だけのバラック小屋に住んでいた。

ようやく落ち着き始めた昭和23~4年ごろ
父はある大きな工場に、大工として仕事をしてわずかな給料をもらい、
大家族をやしなっていた。

その頃は、父のすきなタバコが買える余裕はもちろんなかった。
器用な父は、たばこまきとりの用具を作って、やっとの思いで手にいれた
乾燥したたばこの葉を、細く刻んで薄い紙に巻いて作り上げ、
おいしそうにゆっくりふかしていたものだ。

私は、そのたばこまきを手伝って「杏子はじょうずね」と褒められるのが
うれしかった。

後には、たばこ店で自由に販売されるようになったが・・・

そのころ、おぼえているのは  ”バット”という名のたばこ。

たしか茶色の紙の箱に、蝙蝠の絵が描いてあったと思うのだが・・・
さだかではないが、ひと箱20本入りで30円ぐらいだったと思う。

インターネットで調べたら、ゴールデンバット 銘柄の箱の
オークション記事をみつけて驚いた。

なんと こんなことが行われていた。

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d151398368#enlargeimg

  こんなたばこは、いまあるのかな?
今のたばこひと箱は、いくらでしょうか?
じいやは、たばこ吸わないから価格は知りません・・・

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする