只見地方を旅行したならばやはり押さえなければならないのがダムである。特に奥只見ダム、田子倉ダムは日本を代表するダムであり、今回もその姿を見るのを楽しみにしていた。
旅行2日目に朝、会津若松をスタートして只見線沿いに伸びる国道252号線に車を走らすとた只見駅に午後2時の到着(途中駅にもいくつか立ち寄り、食事もしたため)、しかし、天気はどんどん悪くなり、最初は川に霧が立ち込めていい風景だなあなどと楽しむ余裕もあったが、只見ダムに到着したときはもうすっかり雨であった。まずはそのすぐ前にある只見展示館はにお邪魔してそのスケールを知る。
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只見ダムはロックフィルダムで1981年に着手し、1989年に完成した。地下には只見水力発電所もあり、世界最大容量のバルブ水車を備えている。発電量は65000kw。しかし、ダム湖は残念ながら霧がかかってあまり良くみることができなかった。
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次に田子倉ダムを目指す。これも電源開発が管理する発電用ダムで六十里越えの途中、極めて山深いところに突然姿を現す。ここはダム湖の湖上遊覧もできるが、あいにくの天気で土曜日とは言え客は我々とあと1組という寂しさ。さらに今年はレストハウスが改装中ということでやむを得ないのだが。
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田子倉ダムは1953年に着工、1960年に完成を見たが、総貯水量は4.9億立米というからすごい。またダムに附設される田子倉発電所の発電量は40万kw、これは後で述べる奥只見発電所に次ぐ日本第二の出力を持つ。これだけのものを建設したその技術に驚くばかり。
翌日は朝は雨、しかし朝食を取る頃には止み、青空がところどころ出てきた。今回の旅行の一つの目玉である奥只見に行くのだからと天気の快復を祈るが、大湯温泉を出発してすぐに奥只見シルバーラインに入る。名前は格好がいいが、これはかつて沿線に銀山があったから付けられたネーミングで今は無料解放されている。現在新潟県企業局が管理しており、その全長は22.6kmだが、なんとそのうち18.1kmは19ものトンネルという異例な道路。最長のトンネルは3.9kmもある。しかもトンネルは暗く、何回も右へ左へ曲がるため緊張感のあるドライブになる。途中、銀山平との分岐を超えてさらに10km行くと、ようやくトンネルを抜け、すぐに奥只見湖に到着する。駐車場に車を止めてダムの姿を見るが流石に大きい。本当に秘境に来たなあという実感が湧く。
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ここからスロープカーというケーブルカーのような乗り物で遊覧船乗り場まで行くがこれがなんともゆったりしていて面白い。坂の上まで登るともう遊覧船乗り場まではすぐ。なんと外輪船で2階建ての立派な船が待機する。
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それから湖上観光だが、遠くに燧岳も望むことができ、山が織り重なっている姿は素晴らしい。しかも、40分も遊覧できるほどのダム湖は驚きに値する。奥の山にはまだ雪渓も残り、別の船に乗ると尾瀬の登山口にも行く事ができる。
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そして遊覧船を終え、今度は奥只見電力館にも足を伸ばす。このダムは貯水量が6億立米で第二位の人口湖である。(ちなみに1位は揖斐川の徳山ダム6.6億立米)さらに奥只見発電所は電力需要を賄うために4号機を新たに作ったため56万kwと現在日本一の水力発電所になった。ダムカードも貰い、好天にも恵まれ最高の見学となった。
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あまり、山歩きは好きではないが、秘境好きである小生にとってはうってつけのダム観光となった。
旅行2日目に朝、会津若松をスタートして只見線沿いに伸びる国道252号線に車を走らすとた只見駅に午後2時の到着(途中駅にもいくつか立ち寄り、食事もしたため)、しかし、天気はどんどん悪くなり、最初は川に霧が立ち込めていい風景だなあなどと楽しむ余裕もあったが、只見ダムに到着したときはもうすっかり雨であった。まずはそのすぐ前にある只見展示館はにお邪魔してそのスケールを知る。
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只見ダムはロックフィルダムで1981年に着手し、1989年に完成した。地下には只見水力発電所もあり、世界最大容量のバルブ水車を備えている。発電量は65000kw。しかし、ダム湖は残念ながら霧がかかってあまり良くみることができなかった。
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次に田子倉ダムを目指す。これも電源開発が管理する発電用ダムで六十里越えの途中、極めて山深いところに突然姿を現す。ここはダム湖の湖上遊覧もできるが、あいにくの天気で土曜日とは言え客は我々とあと1組という寂しさ。さらに今年はレストハウスが改装中ということでやむを得ないのだが。
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田子倉ダムは1953年に着工、1960年に完成を見たが、総貯水量は4.9億立米というからすごい。またダムに附設される田子倉発電所の発電量は40万kw、これは後で述べる奥只見発電所に次ぐ日本第二の出力を持つ。これだけのものを建設したその技術に驚くばかり。
翌日は朝は雨、しかし朝食を取る頃には止み、青空がところどころ出てきた。今回の旅行の一つの目玉である奥只見に行くのだからと天気の快復を祈るが、大湯温泉を出発してすぐに奥只見シルバーラインに入る。名前は格好がいいが、これはかつて沿線に銀山があったから付けられたネーミングで今は無料解放されている。現在新潟県企業局が管理しており、その全長は22.6kmだが、なんとそのうち18.1kmは19ものトンネルという異例な道路。最長のトンネルは3.9kmもある。しかもトンネルは暗く、何回も右へ左へ曲がるため緊張感のあるドライブになる。途中、銀山平との分岐を超えてさらに10km行くと、ようやくトンネルを抜け、すぐに奥只見湖に到着する。駐車場に車を止めてダムの姿を見るが流石に大きい。本当に秘境に来たなあという実感が湧く。
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ここからスロープカーというケーブルカーのような乗り物で遊覧船乗り場まで行くがこれがなんともゆったりしていて面白い。坂の上まで登るともう遊覧船乗り場まではすぐ。なんと外輪船で2階建ての立派な船が待機する。
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それから湖上観光だが、遠くに燧岳も望むことができ、山が織り重なっている姿は素晴らしい。しかも、40分も遊覧できるほどのダム湖は驚きに値する。奥の山にはまだ雪渓も残り、別の船に乗ると尾瀬の登山口にも行く事ができる。
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そして遊覧船を終え、今度は奥只見電力館にも足を伸ばす。このダムは貯水量が6億立米で第二位の人口湖である。(ちなみに1位は揖斐川の徳山ダム6.6億立米)さらに奥只見発電所は電力需要を賄うために4号機を新たに作ったため56万kwと現在日本一の水力発電所になった。ダムカードも貰い、好天にも恵まれ最高の見学となった。
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あまり、山歩きは好きではないが、秘境好きである小生にとってはうってつけのダム観光となった。