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八海山というと小生のような左党はすぐに酒の銘柄と思うが、実は1778m、越後三山の一つで、麓には八海山尊神社もあり、霊峰の一つである。また、ロープウェイがあり、途中までは登ることができる。
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しかし、小生は、やはり酒の方に目がいってしまう。麓に位置する八海酒造では工場の周りを『魚沼の里』として見学や食事処として解放しており、食事処としては蕎麦屋の『長森』、うどん屋の『武火文火』、社員食堂を解放している『みんなの社員食堂』。他に菓子を売っている『さとや』、菓子工房『ブラン ドゥ ブラン』、調味料や食品を売る『千年こうじや』がある。もちろん、酒蔵の第二浩和蔵、甘酒を作る黄色の建物の発酵蔵、雪を使った貯蔵施設の八海山雪室などもあるが、一部しか見学はできない。
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今回はその中で蕎麦屋の『長森』に伺った。建物は雪国の旧家を移築した立派な建物でゆったりと席が配置されている。入口が三和土になっており、中に入ると座布団に座る店が多い中でお年寄りに配慮した椅子席や足が楽な座椅子なども配置されている。また、窓の外は一面のそば畑で、今は白いそばの花が咲き乱れている。
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小生は天せいろそば(1350円)、相方は暖かいきのこそば(950円)を注文、冷たいそばは江戸風のカラ汁と田舎風のアマ汁が選択できるが、小生は江戸風をお願いする。
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しばらくしてまず、きのこそばが登場、その丼の大きさに驚き、さらに舞茸の天ぷらも付いてくる。一口お相伴にあずかるが、キノコもえのきやナメコ、まいたけ、さらにワカメなど具沢山できのこからも出汁がでるのか、香り高く、しっかりした味付けである。
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小生の天ざるも登場するが、まず、天つゆが別に付くことが嬉しい。
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天プラはモロッコ隠元、茄子、オクラ、シシトウ、エリンギ、舞茸、南瓜、サツマイモととにかく盛り沢山。揚げたてで夏野菜が美味い。特に南瓜とサツマイモはその素材のもつ甘さに驚く。お互いボリューム満点だが、さらにサービスで2人に卵焼き2切れもつく。これも青ネギ入りで美味い。
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蕎麦ももちろん美味く、カラ汁というだけあってしっかりした味で箸が進む。それでも天ぷらが余るほどの量に満腹、しかし、野菜だからか胃がもたれない。
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車でなければ八海山で一杯だが、それは我慢、ここでしか買えない『魚沼で候』をお土産に魚沼の里を後にした。
そば屋 長森
新潟県南魚沼市長森426ー1
0257753887