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初夏の花にタイサンボクがある。中国が原産かと思っていたが、北米南部原産のモクレン科の常緑高木で20mくらいにもなる。葉の表面は光沢があり、一枚の葉の長さも20cm位になる。剪定にも耐えるため、庭木にもよく使われる。
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我が家の周辺のタイサンボクは剪定され、それほど大きくなることは少ない。そのため、花を見ることも中々ない。
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しかし、江戸城本の丸跡を歩いた際にそれこそ10mくらいあるタイサンボクを発見。丁度、花が満開で真っ白な20cmほどの大きな花があちらこちらについている。そばによると真ん中が黄色い雄しべと雌しべがついていて、その根元は赤く。また。いい香りがする。まさに、花が咲く時にはパカッという音がしそうな感じである。(音がするかはわからないが。)
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漢字で書くと『泰山木』『大山木』と書くが、その由来は大きな葉や花を付ける大木から山に見立てたのではと言われている。
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大造りな花だが、気品がある姿は流石に江戸城に植えられているだけのことはある。