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虎ノ門周辺は新虎通りが完成後はかなり変わった気がする。それでも大通りから一本入ると昔ながらの定食屋や前にも紹介したチャンポンの店などがまだまだ頑張っている。今回、お邪魔したのは最近流行りのニューウェーブの蕎麦屋の方である。老舗の蕎麦店虎ノ門砂場からもすぐ近区の路地に面した場所にある『肉そば ごん』。後で調べてわかっのだが、ハンバーグで有名なミート矢澤と同系列のお店である。
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店はまだ新しい。間口は狭いが、カウンターとボックスが5つとこの手の店にしては広い。店に入るとすぐに券売機がお出迎え、私はこの形式は苦手で、特にメニューを決めかねていると後ろの視線が気になるため、新規の店の場合は緊張する。
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ただ、この店の基本メニューは『肉そば』『しびれまぜそば』『つけめん』の3つしかないのでまずは肉そば(1000円)にしてみる。
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入店するとすぐにカウンター席に案内され、冷たいお茶が供される。食券を渡すと店の人に無料で大盛りに増量できると言われるが丁寧にお断りをする。どれだけ入っているのかわからないまま頼んで残すのは好きではないからである。席から見上げると厨房では大きなざるで茹でた蕎麦の水を切っている。
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待つ間に食べ方を書いたものを読むが、要するにぶっかけになっているので良く混ぜて欲しいのが趣旨であった。
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すぐに肉そばが到着。大きめの丼に蕎麦が盛られ、その上に青ネギと煮た肉、ゴマと刻み海苔が掛けてある。さらに別の器に生卵が割られて1つ、これにつけるのだろうか。
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まずは卵をとき、蕎麦を混ぜる。混ぜ終わったら説明書どおり、揚げ玉と黒七味を振って準備完了。
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まずはそのままで一口、少し太めの蕎麦は弾力があり、喉越しで味わうというよりは歯ごたえを楽しむ方である。さすがに肉を得意にする店だけあり、牛ばら肉は上手く煮えていて卵を付けて食べても美味い。なるほど、すき焼きの原理である。始めは蕎麦の混ぜ方が足りなかったのか、全体にやや味が薄い気がしたが、徐々にしっかり味わうことができるようになる。普通のざるそばとは似て非なるものだが、こういう食べ方もあるなと感じた。
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食べ方も書いてある通りすると上手く食べられるが、あまり早くから揚げ玉を投入すると揚げ玉が
ツユを吸ってしまうので気をつけた方がいい。
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これから益々暑く、食欲が落ちる夏は山椒で痺れたり、ラー油で胃を刺激するのも妙案。次はメニューにあり、次々とオーダーが入った『しびれ混ぜそば』に是非挑戦してみたい。
肉そば ごん
港区西新橋2ー13ー3
0355012938