『井の頭線気まぐれ散歩』その17。このシリーズにしていないのは吉祥寺、渋谷、下北沢、久我山の4駅かなとは思っていたが、実は富士見ヶ丘を取り上げていないことに気づく。それなればと久我山〜富士見ヶ丘〜高井戸を気まぐれに散歩してみることにした。
まずは久我山駅南口からスタート、駅前から神田川沿いに歩き始める。神田川をみると沢山の鯉が優雅におよいでいる。
川沿いの道は周辺住民によりしっかりと管理されていて矢車草や黄色い百合など百花繚乱である。左手には京王電鉄富士見ヶ丘検車区が置かれている。
その先に京王電鉄富士見ヶ丘検車区入口がある。検車区の見学会や3000系のサヨナラ運転の際に訪れたことがあるが、その後は中々行く機会がない。
検車区の前の専用橋を渡り、坂を上っていく。かつては本州製紙の社宅やグラウンドがあったが、全て取り壊されて一部が向かいの富士見ヶ丘中学のテニスコートとして使われている。
突き当りが元NHKグラウンド、現在は杉並区が公園を造成中で一部を遊び場110番として解放されている。地域の人にとっては有名な桜の名所、地面には芝が敷き詰められていて私も20年以上毎春に行き、花見をしている。
グラウンドを出て少し行くと富士見ヶ丘のメインストリート、その昔『東京朝顔園』という京王が沿線対策でやっていた公園が近くにあったがこの道をバスが通っていたとは思えないほど狭い通りである。ただ、環八の抜け道としては有名で朝夕は結構渋滞する。
この道を左に曲がり、しばらく歩くと富士見ヶ丘駅に出る。(以下、次回)