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『ぶらり橋巡り』その72。中川川の駅の向かい側には中川大橋が架けられている。船堀橋の架け替えの際の迂回路として機能したもの。1975年に完成した3径間鋼製ガーター橋で旧中川に架けられ、江東区大島と江戸川区小松川を結んでいる。
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橋の中央からは東大島駅がよく見える。以前は駅に窓がなかったが、現在は太陽光を取り込めるようになっていて電車が到着する様子がよく見える。
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もう少し下流に向かうとかつて番屋があった辺りに到着。右手に小名木川が分かれるが、小名木川は運河であり、江戸時代は水運の要衝として色々な荷物が行き交った。
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小名木川に沿う道は塩の道と呼ばれている。その先には番所橋、小名木川最初の橋で長さは29mある。
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番所橋を渡り、パラマウントベッド本社の先を左に曲がるとまた旧中川に架けられているのが平成橋である。
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名前の通り1994年に作られた鋼製アーチ橋で左側には荒川ロックゲートが見える。
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欄干の意匠もかなり凝っていて、橋の中央からは先程の川の駅がよく見える。
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橋を渡り終えると左側に大島小松川公園。丘のようになっており、登ったところには旧小松川閘門がオブジェとして飾られている。閘門とは水位の異なる水面を調節して船の通行を可能にする特殊な門であり、明治時代の荒川の改修工事により水位差が出てしまった障害への対応として1930年に完成した閘門の一方である。
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草深い公園を通り、階段を降りると再び中川大橋の袂に出る。中心部から僅かな距離だがなかなかダイナミックな風景が存在する。
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ちょうどSkyDubk号がいたのでパチリ。乗ってみたいもの。