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吉祥寺のイタリアンを新規開拓。4月のHanakoに載っていた『ヴェネリア ハーベスト』というこじんまりとしたお店に初めて訪問。場所は中道通り沿いの地下一階、マスターに聞くと開店から約1年、前はおでん屋さん、その前は居酒屋だったとのこと。
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土曜日の6時に予約、店に入るが、我々が最初の客であった。店はカウンターと4人のボックス席1つのみ。メニューは飲み物だけであとは大きな黒板を見て考える。字は大きいが上を長く見るのも結構くたびれる。
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暑い中入店したのでハートランドの小瓶を1本、まずは『セロリとミョウガの酢漬け』『パテドカンパーニュ』を注文。すぐにサーブされた。
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暑い日のビールは美味い、これにさっぱりとしたセロリとミョウガの酢漬けがよく合う。パテドカンパーニュは500円とは思えない完成度の高さ。また、添えられているクミン風味の赤キャベツも素晴らしい。
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本日のおすすめにある『酔っ払いエビ』と赤ワインを追加。グラスワインが売りのようでメニューには白赤合わせて8種類程度載っているが、面倒なので軽めの赤ワインをボトルで頂く。酔っ払いエビはイタリアの地酒に漬け込んだ『中華の酔っ払い蟹』のイタリア風、身の殻は剥いてあるが、頭を外してミソを吸うとこれが絶品、大好きです。
まあ、酒に弱い人は人間も酔っ払いになるかも。
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すると3人の予約客、2人のフリの客と立て続けに入店。マスターはフリの客には少し料理に時間がかかるかもしれないと一言。何しろマスター1人で切り盛りしているのだからやむを得ない。
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つまみも無くなったので『フォアグラと穴子のキャラメリゼ』『白魚とそら豆のオムレツ』を追加。他の人たちの料理をこなしながらもちゃんと料理は出てくる。フォアグラと穴子のキャラメリゼはフォアグラと穴子を味付けした後、ミルフィーユにしてキャラメリゼにし、冷たくしたもの。これも酒がよく効いていて珍味。
一方、白魚とそら豆のオムレツは去る春を惜しむようなメニューでアッサリ。バターの香りを楽しむ。
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さらに来店客が2組4人になり、満員となったため、『レモン、ナンプラー、カラスミパスタ』を締めにオーダー。これが驚くほどレモンのパスタ、酸っぱいわけではないが、風味はレモン、これにナンプラーとカラスミの塩分が程よく絡み実に美味い。
なお、隣に座った常連さんが最初にオーダーした前菜盛り合わせ(一人前1300円)は種類も多くお得感満載、これを頼んで置けばかなりの前菜を網羅できることに気づいた。次回は頼むことにしたい。
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7時半からはホールの女性が1人加わり、ゆったりとしたムード。ただ、手際の良いマスターの腕はなかなかのもの、4300円の赤ワインを込みで1万円はリーズナブルで充分満足できた。
ヴェネリア ハーベスト
武蔵野市吉祥寺本町2ー10ー2
0422276808