hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

永福町駅付近の坂道(1)

2018-06-13 05:00:38 | 坂道

『東京の坂、江戸の坂』その102。今回は永福町駅周辺にある坂道を歩いてみた。京王井の頭線永福町駅南口に出て、駅前通りを南に向かい、次の道を左、さらに2本目を右に向かい歩いていく。


ほとんど起伏がない中で神田川に向かい下っていく坂道を見つける。これが『法印坂』、やや『く』の字に曲がっているが、この辺りに日照寺という真言宗の寺があり、法印住職がいたためについた名前と言われている。

次に神田川に突き当たるが川沿いを左に曲がる。すると井の頭線の下をくぐり、右手に橋があるが、これを左に曲がると大きな屋敷の横を通るなだらかな坂道が出てくる。

これが『本村坂』。屋敷は元名主の梅田家のものだが、その屋号が『本村』であったためについた名前である。

元の道を戻り、神田川を越してしばらくいくとくねくね曲がりながら登っていく坂道があるが、これが『地蔵坂』。実は杉並区には地蔵坂は5カ所あるが、この地蔵坂は坂の上に地蔵堂があったことからついた名前である。

神田川まで戻り、左に歩く。井の頭通りを越えて川沿いを歩くと右側に和泉学園、日大鶴ヶ丘高のグラウンドがある。宮前橋で神田川を渡ると右前に熊野神社が見えてくる。この熊野神社は周辺の総鎮守であり、広い境内を持つ。(以下次回)