hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

吉62−1に乗って

2018-07-04 05:00:24 | 日記

吉祥寺駅から色々な方面に路線バスが出ている。その中で比較的長いと思われる路線を東西南北に向かう路線ごとにあげてみた。ます、東は宿44系統新宿駅西口行き(但し、1日2便、小田急バス)、南は吉06系統調布行き(小田急・京王バス)、西は吉64系統花小金井駅(西武バス)、他にも週末だけだが、関東バスが台場直行の急行バスを運行している。

かつては吉07系統・読売ランド行という都内では珍しい10kmを超える路線もあったが、2012年に廃止されてしまった。では、北方向はというといずれも西武バスの運行だが、吉61ー1系統・大泉学園駅南口経由新座栄行、吉63系統・保谷駅南口行、吉60系統・成増町行が長いと思われる。

5年ほど前に成増町行に乗ったが、今回は吉61ー1新座栄行で大泉学園駅南口までいくことした。
朝8時頃にバス停に到着したが、結構人が並んでいる。テロップには武蔵関駅でのトラブルのために遅れ、所要時間は大泉学園駅南口まで57分、新座栄まで69分と出ている。まあ、バスなんだからやむを得ないとのんびり構える。

すると運転手から『武蔵関駅でホームから乗客が転落した影響で踏切が開かないことが続いたため、バスが大幅に遅れています。徐々に回復はしておりますが、時間がかかる可能性があることをあらかじめご了承ください。』と説明された。どおりで吉祥寺通りを走っていると対向車線に同じ吉62系統が次々にこちらに向かってくる。

吉祥寺通り、青梅街道は特に混むこともなかったが、問題の武蔵関駅が近づくと渋滞が始まった。確かに踏切が降りている時間が長く、鉄道のトラブルがバスを遅らすことを実感。

『武蔵関駅入口』のバス停の先の踏切を越えるとバスはようやく走り出す。また、このあたりまでは降車する客ばかりであったが、富士街道を右に曲がると乗る方も増える。

『学芸大学附属中学校』でもまとめて乗客が降りてようやく大泉学園駅到着かなと思うとまた渋滞。結局、大泉学園駅南口到着は吉祥寺駅から44分、まあ、このくらいならば早い方なのかもしれない。

西武池袋線大泉学園駅は学生時代に友人が住んでいたためよく来たが、その後、南北の立体交差ができ、併せて再開発も進み、上石神井駅などと比べると立派な駅に。

近くに東映大泉撮影所があったことから駅のペデストリアンデッキにはアニメの主人公たちの銅像が並ぶ。鉄腕アトム、メーテル、ラムちゃん、明日のジョー。ちょっとしたテーマパークのようである。


せっかくだから、駅の周りをウロウロしてみるが、北口から徒歩で数分のところに立派な寺。


名前が妙延寺、日蓮宗の寺で創建は室町時代で幕末にはすでに私塾が置かれていて、これが受け継がれ、公立豊島学校第二分校となり、さらに現在の大泉小学校の元となったということである。立派な門をくぐると独特な本堂を見ることができる。