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『鉄道シリーズ』その215。東京都が音頭をとってこの夏は時差通勤を積極的に展開する私鉄がある。京王などとともに混雑度では常に上位に入る東急田園都市線でも時差Bizライナーを9日から20日までの限定で運転している。
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車両は『グッチョイモーニング』のラッピングが施された5000系5116編成が使用されていて前面には『時差Bizライナー』のヘッドマークも付けられている。
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それではどのくらい早いのだろうか。時刻表を見るとBizライナーは中央林間6:01発、長津田、あざみ野、溝の口のみに停車して渋谷に6:43に到着、所用時間は42分。これに対して中央林間5:55発の急行は長津田、青葉台、あざみ野、たまプラーザ、鷺沼、溝の口、二子玉川、三軒茶屋に停車して渋谷に6:33に到着、所用時間は38分、つまりたくさん停車はするが、ライナーより普通の急行の方が早い事になる。(中央林間発の次の急行6:09発は渋谷着6:52のため43分かかるのだが。)つまり、途中でライナーは急行を追い抜けないから所用時間は大して変わらないのである。
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しかし、私が偶然に乗った渋谷駅発6:44発ライナーはガラガラで何と渋谷から悠々座れる。これはたぶん停車駅が少ないためでもちろん田園都市線内もゆったり通勤が可能、すなわち早起きする人へとご褒美はちゃんと用意されていたのである。ただ、乗客数が少ないのがあまり知られていないからかもしれないが。
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