『メトロに乗って』その87。今回は東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺を歩いてみる。中目黒駅開業は1927年東急東横線が渋谷〜丸子多摩川まで開通した際に開業、1964年7月に東京メトロ日比谷線開業に伴い、駅も2面4線の現在の姿となった。
地上にあり、階段を降りて改札口を出ると目の前には山手通りが通っている。すぐ横には三菱UFJなどが入る中目黒ゲートタワーが聳えている。
その横を縫うように道が通っており、目黒銀座児童公園となるが、これはかつて蛇崩川が流れていた後で暗渠になった後は遊歩道となっている。もともと蛇崩川は山手通りの先で目黒川に注いでいたのである。
遊歩道に沿って歩くと右に東横線のガードがあり、これをくぐり左に曲がる。中目黒駅の高架下は最近再開発がなされて面白そうな飲食店やカッコいいブティックなどに変わっている。『おばんざいソウル小町』『中目トリッパ研究所』などそそる店も多い。
その先は東横線と離れて道が左に曲がり、この辺りからは蛇崩緑道として整備されている。直ぐ出てくるのが『二三橋』の跡。道の両側に橋の親柱が草に埋もれて残されている。
その先を歩いて行くと区が設置した緑道公園の全体図があるが、この先は下馬1丁目まで3キロ続いている。
道の脇にはソメイヨシノが植えられていてさぞや花見の季節には綺麗に咲くであろう。次の橋は『諏訪山橋』、このまま川沿いを歩いて見るのも面白そうだが、この辺りで引き返す。(以下、次回)