hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

子神社にお参りする

2019-11-23 05:00:02 | 日記

2020年の干支はネズミである。先日は3カ所のネズミの名前のついた坂道『鼠坂』を歩きに行ったが、本日は神社である。ただ、東京には鼠・子のついた神社はなく、わざわざ横浜まで足を伸ばす。

横浜には3つ『子神社』があるが、お邪魔したのは京浜急行日ノ出町駅から歩いていけるところにある神社である。

まず、なぜ子神社がいくつもあるかだが、大国主命のお使いが白ネズミのため、と考えられる。日ノ出町の子神社の創建は推古天皇の時代(600年頃)と考えられ、中世の頃より赤門の東福寺別当として管理されてきた。

ただ、何回も火事にあったため、由緒や伝記は失われてしまう。明治6年村社となり、いくつかの神社を合祀、大正時代には境内が拡張、整備された。現在は無人の神社ではあるが、御朱印は伊勢山皇大宮でいただけると注意書がある。


無人社ではあるが、立派な鳥居もあり、掃除も行き届いている。また、大国主命が縁結びの神のためか、若い女性数人が参拝に来ていた。
よく見ると境内には猿田彦命像もある。因みに猿田彦命は天照大神が天孫降臨の際に遣わした邇邇芸命(ににぎのみこと)を道案内したとされる神である。


子神社のご利益は商売繁盛、病気平癒、旅行、良縁とのことであったが、私はこの全般について来年・子年こそと祈念して神社を後にした。

なお、残念ながら狛犬はネズミではなく、普通の狛犬であった。