草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党擁護のコメンテーターの目はキョロキョロ

2010年06月10日 | マスコミ評

 テレビに出ているコメンテーターの顔を見ていると、民主党に肩入れしている人間はすぐにわかる。目がキョロキョロしているからだ。内心では自信がないのだが、何とか国民を丸めこみたいと思っているからだろう。荒井聡国家戦略担当相、蓮舫行政刷新担当相、川端達夫文部科学相の事務所費の問題についても、悪いことをしていないかのように弁護するのも大変なことである。領収書も出さないでいるのに、数字が合っているから大丈夫というのでは、世間で通用するわけがない。菅直人新政権が誕生して、一過性の支持率アップに喜んでいた民主党は、これで冷水を浴びせられたのと同じである。荒井大臣の場合は、読売新聞の6月9日付の朝刊に載っている「荒井さとし政治活動後援会」の事務所経費の一覧表では、金額がいずれも万単位で記されており、つじつま合わせの可能性は否定できない。領収書を示してくれればいいのだが、闇雲に逃げ切ることしか考えていないようだ。それでも、弁護するしかない人たちというのは、何かしら民主党とつながりがあるからだろう。矛先が民主党に向かいように、必死に話題をそらすのも、涙ぐましいものがある。しかし、多くの国民は分かったはずだ。民主党を擁護している人間が、自分の本心を語っていないと。自分自身を欺いてまで、民主党をかばうというのは、愚かな所業ではあるが、それもまた、金のためではなかろうか。可哀想なことだが、いつか後悔するのではなかろうか。目先の利益よりも、もっと大切なことがあるわけだから。

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菅首相は国柄の破壊よりも継続を重視せよ!

2010年06月10日 | 政局

 お人よしにもほどがある。鳩山由紀夫や小沢一郎のトップ二人が、それぞれ首相や幹事長の職を辞したからといって、民主党がクリーンになったわけでもないのに、菅直人新政権に期待している国民が多いからだ。しかし、菅新政権が問題なのは、クリーンだかどうかということではない。保守派の自民党などと違って、日本の歴史や伝統に対する敬意に欠けることが大問題なのである。幕末の奇兵隊をもちあげているあたりは、保守派と変らないが、日本国民の象徴である天皇制を守るという信念が伝わってこないからだ。菅首相は、ことさら進歩派ぶって、時代に押し流されるだけの政治家ではなかろうか。オルテガ・イ・ガセトは、イギリス国王の戴冠式の記事に触れながら、君主制の重みについて、「イギリスは戴冠式という象徴的な儀式によって、革命という方法に対する継続という方法を再び対置したのである。そしてこの継続という方法こそが、人間事象が進展する際に、あの病的な面が現れるのを防ぐ」(『大衆の反逆』桑名一博訳)と述べたのである。過去というのは、オルテガ・イ・ガセトも指摘しているように、人間にとっての宝物なのである。それは失敗の繰り返しでもあるからだ。過去から学ぶということは、その失敗に学ぶことなのである。菅政権では、全共闘世代が政権の主要なポストを占めている。それだけに、過去からの遺産を破壊することばかりに血眼になっているようで、危惧の念を抱かざるを得ないのである。

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クリーン政治とはほど遠い菅政権の顔ぶれ

2010年06月09日 | 政局

 何もしないのに支持してくれる国民がいるのはありがたいことだろう。事務所経費のことでも疑惑が持たれる大臣が出てきたのに、菅直人政権も、鳩山由紀夫政権と同じで、自浄努力はまるでなし。国民の反応も、自殺するほど追い詰められた大臣がいた自民党とは、雲泥の差なのには驚く。会津っぽとしては、やはり気になるのは、玄葉光一郎公務員制度改革相のことだ。彼の義理の父は、佐藤栄佐久前福島県知事である。自民党政権下でも、選挙が強かったのは、現職知事の支援があったからだという。その佐藤前知事が2006年10月23日、収賄容疑で逮捕されたわけだから、玄葉大臣に対する福島県民の目は、冷たいものがある。建設会社からパーティ券を購入してもらっていたのは、県の仕事を餌にしていたので、という疑いが持たれているからだ。さらに、義理の息子を当選させるために、それまでの自民党色を薄めて、民主党の渡部恒三代議士と近づいたともいわれる。玄葉大臣を清潔だと思っている福島県民がどれだけいるか、アンケートをとってみればいいい。菅政権は、小沢一郎前幹事長のような利権屋との違いを強調しているが、本当にそんなことを言ってしまってよいのだろか。政治家は大体が同じ穴の狢なのである。にもかかわらず、綺麗ごとばかり口にする人間が一番危険なのである。平気で嘘をついているわけだから。

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高杉晋作のような詩心が乏しい菅首相

2010年06月09日 | 思想家

 菅直人首相が高杉晋作を引き合いに出すのは、あまり原理原則にこだわらずに、臨機応変に事に処してゆくというのを、今後の政権運営の柱にしたいからだろう。高杉は品川御殿場のイギリス公使館を焼き討ちしたかと思うと、会津と薩摩によって京都を追い出された長州が、都に攻め上ろうとする暴挙に対しては、体を張って阻止しようとした。そして、俗論党が藩を握ると、勝ち負けを度外視して決起したのである。状況に応じて変幻自在に立場を変えたのだった。しかし、尊王の志士としての詩心は一貫していた。師であった吉田松陰にならって、いつでも命を差し出す覚悟があったのだ。その心情を支えていたのは、天皇に対する恋闕の情なのである。菅首相に欠けているのは、国を愛するという切ないまでの熱情ではないか。高杉には「内憂外患吾が州に迫る/正にこれ邦家存亡の秋/将に回天回運の策を立てんとす/親を捨て子を捨つる亦何ぞ悲しまん」という思いがあった。菅首相や民主党が推し進めているのは、この国の根幹を破壊しようとする誤った政治である。菅首相が高杉の後に続きたいのであれば、その詩心からも多くのものを学ぶべきなのである。

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会津っぽとして菅直人長州内閣に異議あり

2010年06月08日 | 政局

 会津人は頑固だから、口先だけのごまかしを許さないし、不正を徹底して憎む。就任早々菅直人首相が、長州人にこだわるあたりは、片腹痛い。薩長に錦旗をでっちあげられて、会津が逆賊になったことが、ついつい思い出されてしまうからだ。長州は、裏では密貿易をしていたくせに、幕府を追いつめるために、攘夷を叫んでいたマキャべりストなのである。その末裔がまたもや、この国を動かせば、日本を滅ぼすことになりはしないか、会津人としては、はなはだ心配だ。菅首相の持論は、「最小不幸社会を目指す」というものである。ハックスリーの『すばらしい新世界』を読んで思いついたのだそうだ。菅首相はかなりピンぼけで、ユートピアなるものが、人間にとっては不幸であることを教えてくれているのに、「不幸を取り除くことの大切さ」を学んだのだという。痛烈な社会主義批判としては受けとめずに、勝手な解釈をしたのだった。さらに、長州人は口が巧いから騙されてしまうが、清潔さを売り物にしている今回の内閣にも、疑惑を持たれた人材が紛れ込んでいる。汚職で逮捕された佐藤栄佐久前福島県知事の娘婿である玄葉光一郎議員だ。菅首相は、内閣の一員に選んだだけでなく、民主党の政調会長に就任させたのだから、とんでもない勇み足である。新政権はご祝儀相場もあって、期待が高いのは確かである。だが、長州にしてやられたことのある会津人は、菅政権について懐疑的である。福島県を舞台にした汚職事件で矢面に立たされた政治家を、何もなかったかのように起用したからだ。清廉潔白を宣伝文句にしたいのならば、まずは身体検査をきちんとすることだ。

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菅首相に保守派との共闘の覚悟ありしや!

2010年06月08日 | 政局

 菅直人首相は、小沢一郎との全面戦争に突入するつもりなのだろう。小沢が菅を拒否したのか、菅が小沢を排除する意図があったのかは、あくまでも藪の中である。しかし、民主党の内部では、激しい権力闘争が繰り広げられていることは、誰の目にも明らかである。では何をめぐって争われているかといえば、小沢一郎という存在をどう考えるかだ。党内は小沢派と反小沢派で色分けされているからだ。菅の立場はセンターレフトであり、左翼のホープとして期待され続けてきた。山口県出身であることから、高杉晋作を尊敬している。座右の銘を「人生唯一度」としているのは、高杉の言葉を借用したのだった。小沢を排除することで、現在は国民の支持を得ているが、政治は一寸先が闇なのである。100人以上の小沢派が離党した場合、一体どこと提携するのか、それなりの戦略を思い描いているのだろうか。小沢は保保大連合を策してくると見られるが、菅の限界は左にしかウイングを広げられないことだ。国家国民のためという崇高な理念と無縁な政治家には、保守派は付いていけないのである。それでも、「人生唯一度」ということを念頭に置いているのであれば、権力闘争に勝ち抜くためには、あらゆる選択肢を考慮すべきだろう。まずは、民団をバックにして反撃に転じてくるだろう小沢に対抗して、保守派の「たちあがれ日本」などとも組む度量があるかどうかだ。それができないならば、小沢の軍門に下ることになるだろう。サヨク政権のままでは、孤立を余儀なくされてしまうからだ。

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民主党で恐るべきは小沢一郎ただ一人なり

2010年06月07日 | 思想家

 小沢一郎を利用していたくせに、選挙に不利というので、知らぬ顔をするのはいかがなものだろう。本当の左翼ではなく、見せかけだけのサヨクのやることは、その程度なのである。団塊の世代のファッションであった革命ごっこにうつつを抜かしながら、見事に転身した連中のすることは、そんなものである。しかし、小沢を排除してクリーンな政治とやらを宣伝しても、明日の飯にも困っている民衆にとっては、まったく縁遠い話で、もう一つピントこないはずだ。70年安保闘争でもっとも激しく戦った者たちは、市井の片隅で生きているのであって、大見得を切るような立場にはいないのである。千谷由人は、ケロちゃんの看板を盗んできたことがあるそうだが、今は亡きジャズ評論家の平岡正明のように、犯罪者同盟を結成し、「あらゆる犯罪は革命的である」と主張して本を万引きし、権力をとやりあったのとはわけが違う。悪戯気分の延長でしかないのである。悪党と呼ばれる小沢の豪腕を頼っていた民主党が、サヨクの台頭によって、気の抜けたビールになってしまった。支持率はいくらアップしようとも、元の社会党に先祖返りをするのだろうか。革命をするにはきれいごとではすまないのである。小沢はそれを熟知しているから、保守派にとって最大の敵なのである。菅直人や千谷、さらに枝野幸男あたりでは、保守派も闘争心がなえてしまうから、さっさと自滅すればいいのである。

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国家の理念を否定するサヨク政治家菅直人

2010年06月07日 | 思想家

 何もしていないのに支持率がアップするというのは、泡見たいなもので、菅直人首相の政治的スタンスが明らかになってくると、すぐに愛想をつかされるのである。マスコミは真実を伝えることなく、バカ騒ぎを演出しているだけで、難問山積の現実の政治から、国民の目を遠ざけようとばかりしている。それでは日本の政治が良くなるわけがない。菅首相が師と仰いでいるのは、法政大学教授の松下圭一である。「シビルミニマム」とかいった言葉を流行らせた張本人だが、旧社会党を支えたオピニオンリーダーである。日本の統治システムとしては、国家主権型を批判し、国民主権型が理想だとして、「政府信託論」を主張している。つまり、国民の信任を得た内閣という考え方で、それであれば、与党と内閣とは一体なのである。政権交代が実現して、民主党は国会で質問しないということが、一時期衆議院であったが、内閣を国会がチェックするというのではなく、与野党の区別によって、役割も違ってくるのだ。追及するのは野党の仕事であるからだ。しかし、国家という理念は、国民の平和と安全を保障し、国際社会に開かれたものであることを追求している。その理念を実現しようとする努力が求められるのである。主権者としての国民が、時には選択を誤ることもあるわけで、選挙だけが全てではないのである。サヨクと保守派の分かれ目は、歴史や伝統を含んだ国家を尊重するかどうかなのである。そんなことを論ずることもなく、ここ数日はマスコミのバカ騒ぎが続くのではなかろうか。

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期待するだけ無理なサヨク政権の誕生を嗤う

2010年06月06日 | 政局

 まるで喉のつかえがとれたようなハシャギようだが、マスコミはなんでそこまでするのか、理解に苦しむ。鳩山由紀夫も小沢一郎も国会議員を辞めたわけではない。小沢にいたっては、民主党の第一派閥を率いており、政治生命が終わるどころではない。しかし、分が悪くて守勢に立たされていた民主党や民団関係者は、これまで息をひそめていた。それだけに、このときとばかり必死に2ちゃんねるに書き込んでいるようだが、今回の揺り戻しもそう長くは続かなさそうだ。菅首相は組閣に手間取っており、民主党内はメチャクチャだから、まともな政治ができるわけがない。しかも、時代遅れのサヨク政権のこともあって、経済の運営では、すぐにお手上げ状態になるのは、今から目に見えている。嗤ってしまうのは、何もしないうちから、期待感を煽ろうとするマスコミのえげつなさだ。国の根幹を否定する法律を次々と準備している点では、鳩山政権と何一つ変っていないのである。市民運動家あがりが、アジテーターでしかない男が、この国を引っ張っていけるはずもないのである。期待はすぐに絶望にかわるだろう。国民を敵に回すサヨク政権の行く末は、最初から決まっているわけだから。

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民団が日本の総理を選んでいいのか!

2010年06月06日 | 政局

 鳩山由紀夫から菅直人に総理大臣が替わったのが、マスコミはそんなに嬉しいのだろうか。笑ってしまうのは、内閣改造が小幅なことだ。つまり、ほとんどが今までと同じなのである。にもかかわらず、支持率アップを演出しているマスコミというのは、情けなさ過ぎる。しかし、そんなことよりも、もっと大変なことがこの国で起きているのではなかろうか。9月に民主党の代表選が行われれば、サポーターに登録した外国人の一票によって、代表が決まってしまうからだ。代表イコール総理大臣である。日本人の意向を無視して、外国人がキャスッテングボードを握りかねないのだ。それだけで、もうこの国はおしまいだ。永住外国人の地方参政権の付与法案が成立する以前に、日本という国家が破壊されようとしているのだ。今のマスコミは、そのことについてはまったく口を閉ざしているが、外国人による日本乗っ取りというのが、現実の問題になりつつあるのだ。外国人であろうとも、民主党の党員になることも可能だし、サポーターとして年間2000円を払えば、代表選挙で一票を行使できるのである。日本人である必要はないわけだから、民団が支持した方が勝つことになるだろう。そんなばかげたことが通用するのが、今の民主党なのである。それを知れば、国民の多くは民主党を応援しないと思う。権力亡者で、手段を選ばないのが民主党であり、それをヨイショしているのが、日本のマスコミなのである。

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