草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

秘密保全法案で情報隠蔽を正当化する民主党政権を嗤う!

2012年03月04日 | 政局

 もともとサヨクがオープンな政治をやるわけがないが、民主党は政権をとる前は、何かすると情報公開を求めていたのではなかったか。だからこそ、内閣官房機密費にしても、自民党政権に公開を迫ったのではなかったか。しかし、それは真っ赤な嘘であった。民主党政権になってから、平野博文、仙谷由人、枝野幸男、藤村修と4人の官房長官が誕生したが、いずれも口を拭って涼しい顔をしている。そればかりか、役人に縛りをかけるために、秘密保全法案なるものを通そうとしているのだから、呆れて物が言えない。行政が保有する重大な秘密を漏らした役人は、法律で罰するのだそうだ。しかも、対象者は役人だけでなく、野党にまで及ぶというのだから、とんでもない悪法だ。福島第一原発の事故対応で民主党政権が力を入れたのは、徹底した情報隠蔽であり、情報のコントロールであった。それをあくまでも正当化したいに違いない。国民からして許せないのは、秘密保全法案の整備を提言した政府の有識者会議の議事録が作成されていない点だ。今日の毎日新聞の朝刊が大々的に報じているが、後ろめたいので、どんな議論が行われたかについて、国民に知られたくないのだろう。それと比べると、まだ自民党政権の方がまともであった。私の知っている範囲でも、サヨクというのは、もともと人が悪くて根が陰険なのである。

 
政治 ブログランキングへ

             ←陰険なサヨクに日本の政治は任せられないと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政権餓鬼が暗躍する百鬼夜行の政界の動きを嗤う!

2012年03月04日 | 政局

 日本の政治が野合に走ることは、国民にとって迷惑この上ない。もちろん、1日も早く民主党政権を終わらせなくてはならないが、だからといって、数合わせに血眼になるべきではない。とくに、福島第一原発事故で不始末をしでかした菅直人前首相らの責任を、うやむやにしてはならない。反主流の小沢一郎のグループを排除したい現在の民主党主流派は、大連立によって局面を切り開きたいのだろうが、自民党が安易な妥協をすれば、保守政党としての理念を放棄すれば、日本丸の漂流は今後も続くのである。名利に淡く、在野の党人政治家として生涯貫いた小島一雄は、終戦後の混乱した政治を嘆いた手紙を残している。「相変わらず政権餓鬼の寄合ゆえ言行一致せず。旧態依然困ったものに候」といった文面で、「精神もなきフラフラ民族となったら大変也と杞憂する耳(のみ)」と警鐘を乱打したのである。戦前の政友会と民政党の政治から、少しも進歩していないのを批判したのだ。終戦後の幣原内閣で入閣の交渉を受けたが、それを固辞した政治家らしく、一本筋が通っている。自民党は解散総選挙に追い込めばいいのであり、民主党と下手な妥協をして、自分たちの手足を縛る必要などないのである。百鬼夜行のような政治が横行すれば、それは日本の政党政治の終わりにもつながりかねない。今谷垣禎一総裁に求められるのは、目先どうなるかよりも、将来を見据えた大局的な判断なのである。

 
政治 ブログランキングへ

              ←自民党は保守の王道を歩むべきだと思う方はクリックを          

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅らの人災を隠すため四苦八苦している民主党政権を嗤う!

2012年03月03日 | 災害

 日本という国家は、もはや統治能力を失っているのではないか。福島第一原発事故が、菅直人首相らによる人災であることは、徐々に国民に浸透しつつある。水をかけるのではなく、砂をかけろ、とか言ったり、アメリカ軍の支援を断ったりで、官邸がメチャクチャであったことは、国民にとって不幸であった。ある時期から自衛隊も、民主党政権抜きに、アメリカ軍との連携によって、危機を乗り切ろうとしたのではないか。その失態が暴かれるのを、一番恐れているのが民主党政権ではないか。だからこそ、原発事故に関する政府機関が、議事録を作成できなかったのだろう。深刻な事態を沈静化させるには、海水をかけるしかなかったのに、それを中止させようとしたり、菅は常軌を逸していた。サヨクは脱原発を口にした菅をかばいたいようだが、必ず真実は明らかになるのだから、サッサと手落ちを認めるしかないのだ。しかも、アメリカ軍と自衛隊は、官邸内部のドタバタ劇が手に取るように分っていたし、そうした情報は丹念に記録されていたはずだ。いかに隠そうとしても、アメリカ軍まで絡んでいるのだから、いつかは表沙汰になるのは必至だ。除染が一向に進んでいないのに、福島県東部の人たちを避難させる気がないのは、民主党政権が自分たちの人災が発覚するのを恐れているからであり、あくまでも自己保身なのである。

 
政治 ブログランキングへ

              ←原発事故は民主党政権による人災だと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

混迷の時代を乗り切るオークショットの保守の思想とは!

2012年03月03日 | 思想家

 この混迷と危機の時代を乗り切るためには、真の意味での保守思想が求められているのではなかろうか。添谷育志の『現代保守思想の振幅ー離脱と帰属の間』は、ポストモダンの流れに棹差すような文章で難解だが、それを真正面から論じている。イギリスにサッチャーが登場して以来、保守主義に重大な変化がもたらされた。「市場の美徳」が重んじられ、それがアメリカの新自由主義にも受け継がれた。日本においても、それが大きな流れとなり、小泉構造改革が行われた。政権交代後の民主党も、さらには、みんなの党や大阪維新の会も、それとは無縁ではない。添谷が偏愛してやまないのはM・オークショットである。オークショットは、瀆神であるバベルの塔の建設を目指すのではなく、そうした妄想から身を遠ざける必要性を説いた。プロパガンダとしてのイデオロギーを振りかざすことではなく、バベルの塔の崩壊以降、言語的混乱が生じたことを逆手にとって、会話の多様性に保守思想の理念を重ね合わせるのである。それはまた「果てしない政治の大海」のイメージと結びつく。政治とは「船を水平に保って浮かび続けること」であり、「海は友であるときもあれば敵であることもある。船乗りの技量は、どんなに敵対的な状況からでも友を作るために、行動の伝統的なやり方のなかにある諸々の手だてを使うことにある」(阿部四郎訳「政治教育」)からだ。オークショットにならって添谷は、保守的気質として「帰属しつつ離脱する」ことを強調しているが、今の時代求められているのは、そうした自在な軽妙さではなかろうか。

 
政治 ブログランキングへ  

               ←真の意味での保守思想が求められていると思う方はクリックを

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷垣自民党に期待するのは民主党政権を倒すことだ!

2012年03月02日 | 政局

 危機的状況に際して、判断を誤まってばかりいる民主党政権には、もう任せてはおけない。自民党の世襲議員であっても、腐っても鯛だから、それよりはましなのである。しかし、谷垣禎一総裁率いるところの自民党も、もう一つ迫力に欠ける。詰めが甘過ぎで、民主党政権が絶体絶命のピンチであるのに、ここで手を差しのべたら、まるっきりお人よしではないか。外交的には売国奴、内政的には経済政策の無策と、原発事故対応のデタラメ。それで倒せない野党が、世界のどこにいるだろう。選挙で勝てばいいとか、寝言を唱えているのは、政治が力であることを知らないからだ。国会をデモ隊が取り囲むような熱気がなければ、政権は難しいのである。明治維新を実現するにあたっても、おびただしい犠牲者が出たのである。参議院の西田昌司のように、徹底的に食い下がって、民主党と暴力団、民主党と民団や朝鮮総連との関係を、国民の前に暴露する。それ位のことをしないと、政権は取り戻せないのだ。永田町の議員会館前では、保守派の市民団体が日の丸をなびかせて、連日抗議活動を続けているが、その憂国のエネルギーに学ぶべきだろう。妥協を優先させて今の機会を逃せば、サヨクの反転攻勢を許すことにもなりかねない。自民党は民主党との一切の妥協を排して、徹底的に追い詰めるべきだろう。大義名分は自民党にあるわけだから。

 
政治 ブログランキングへ

              ←自民党は民主党と一切妥協すべきでないと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島の子供を被曝させた菅直人を批判せぬテント村を嗤う!

2012年03月02日 | 災害

 昨日、霞ヶ関の経済産業相の前を歩いていたらば、テント村ができていた。どこにも「民主党政権打倒」のスローガンなく、「脱原発」「福島の子供を救え」という看板が目立った。今、福島県東部に子供たちが放置されているのは、民主党政権が、年間20ミリを超えなければ、安全だという神話を、それこそ振り撒いているからである。それを正面から批判すれば、当然、悪政を止めさせなくてはならないのに、サヨク同士の馴れ合いが、そうした中途半端なスローガンになるのだろう。同じことは、サヨクの自称ジャーナリストにもあてはまる。昨年の3月11日の事故対応が追及されるべきであるのに、それ以前のマスコミや、日本人の意識が駄目だったとか、論点のすり替えに躍起である。しかし、本当にそうだろうか。マスコミはチェルノブイリを大きく取り上げていたし、広島、長崎を絶えず口にして、放射能の恐さを説いてきた。それが3月11日以降は、ガラリと態度を変え、いかに犯罪と思われる不手際が民主党政権にあったとしても、目こぼしをしてきたのが問題なのである。最近になって、原発事故は人災であった、という見方が有力になりつつあるが、テント村の関係者は、国民を被曝させた張本人である菅直人を、法廷の場に引きずり出すことなど、露ほども考えていないだろう。自分たちのプロパガンダを広められれば、それで目的は達成されたことになり、「脱原発」をちょっと口にした菅は、自分たちの賛同者と思っているのだから。

 
政治 ブログランキングへ

              ←プロパガンダ優先では福島の子供は救えないと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今後の政界再編は保守派とリベラル派の陣取り合戦だ!

2012年03月01日 | 政局

 今野田佳彦首相の頭にあることは、消費税増税への不退転の決意だといわれるが、本心は民主党内の小沢グループを切り捨てることで、一挙に民自連立政権を実現し、政局の主導権を回復したいのではなかろうか。これは大変なウルトラCではあるが、彼にはそれしか選択肢が残されてはいないのである。それをしなければ、野田政権は近いうちに行き詰まり、お手上げ状態になるだろう。自民党内も一枚岩ではない。谷垣禎一自民党総裁のバックには、加藤紘一がいる。リベラル派のオピニオンリーダーである加藤は、民主党の野田首相や千谷由人らと組むことも難しくはない。さらに加藤からすれば、長年のライバルである小沢を政界から葬る願ってもないチャンスなのである。しかし、リベラル派が主導権を握れば、天皇陛下を元首とすることや、自衛隊の国軍化はまたまた政治的スケジュールから排除されることになり、私たち保守民族派にとっては由々しき事態となる。それだけに、自民党の動きにも目を離せないのである。まだ今の段階では、保守政党として政権を担えるのは自民党だけである。しかし、党内のリベラル派が民主党の反小沢派との合流を策すれば、流れはおのずとできてしまう。ここで問われるのは、党内の保守派がどこまで持ちこたえられるかである。それができなければ、自主憲法制定などは、夢のまた夢に終わってしまいかねない。ここが踏ん張りどころなのである。

  
政治 ブログランキングへ

              ←自民党は保守政党たれと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村  

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池袋の闇に向かいて 5首

2012年03月01日 | 短歌

客をとる声たどだどし日本語でパントマイムで近づいてくる

有象無象徘徊すれどどの顔も不安におびえ背中丸める

かのときは椎名町まで歩きたるスナックの灯に心なごみて 

日の丸の攘夷ならずば池袋闇の支配に頭たれしか

内部より食い破られし日本の断末魔となる攘夷の声は  


政治 ブログランキングへ

              ←日本は国家として身構えるべきだと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする