大粒の雨が、音を立てて降っている。夜半からが、河川の増水が気がかりだ。防災メ-ル配信の登録を済ませた。画像の本は、30年ほど前に読んだ。当時は、消費とお天気に関して、仕事に必要だった。最近、ペラペラとめくって読んだ。「神風」のことが。元冦の襲来。博多湾に上陸したが、夜戦をさけて船に戻ったところ、暴風雨にさらされ、逃げ帰ったこと。「文永の役」が、旧暦の閏七月一日のことだつたと。「弘安の役」も暴風雨が直撃して、侵入軍の先発隊が上陸しただけだったとか。本の中には、先の戦争の、昭和20年二月に、硫黄島を足掛かりにして、日本を爆撃して、上陸作戦を二回試みたが、冬の二月の低気圧が荒れ狂い、二回とも日本への上陸を断念したとか、書いてある。戦争中は、気象管制をして、日本近海の気象のデ-タ-は、電波にのせることをしなかつたとか。別の本には、「気象とインフレ」の項目もあり、あらためて気象のことが、興味深い。しかし、お天気はしょうがない。気象現象による、災害。それも、どうしょうもないことが起こる。絶対安全だという、原子力発電所を襲う津波や、地滑り。季節の変わり目の異常気象。今夜は、近くの河川の水位を心配しながらいることにする。